IWC ダ・ヴィンチの歴史と概要

IWCを代表する高級ブランド時計モデル「ダ・ヴィンチ」が初めて登場したのは「1985年」となります。

永久カレンダーと呼ばれる4年に一度訪れるうるう年の調整を自動で行うカレンダーが、当時では破格の200万円で販売がなされた業界に激震をもたらした革命児的なモデルでもあるのです。

付属のディスクを付け替えることで「2499年2月末日」まで日付を表示できるダ・ヴィンチは、当時の時計愛好家たちに注目を浴び、機械時計コレクションの中には必ずダ・ヴィンチがあると言わしめたほどの人気を誇りました。

2000年に入るころにダ・ヴィンチシリーズはいったんの収束を向かえます。

理由としてはスポーツウォッチや他ブランドのコンプリケーションモデルの発売によりダ・ヴィンチのの知名度は落ちていき、方向性を決めなければならない模索する時期へと突入します。

そして2007年にダ・ウィンチの転機となるモデルが販売されます。

「ダ・ヴィンチクロノグラフ」と呼ばれる今モデルは流行に乗っ取ったスポーツウォッチとしてフルモデルチェンジを果たすのです。

自社製クロノグラフムーブメント「キャリバー89000シリーズ」を搭載しており、60分積算計と12時間積算計を一つのダイアルにまとめているので時刻を確認するのと同じ感覚でクロノグラフの経過時間を見る事が可能です。

今商品に発売により、ダ・ヴィンチモデルの方向性を決定したといっても過言ではなく、スポーツウォッチとして現在でも改良を重ねた新モデルが販売されています。

IWC ダ・ヴィンチの特徴

ダ・ヴィンチの特徴として、「永久カレンダークロノグラフの低価格販売」が挙げられ、1985年当時永久カレンダー搭載のモデルは300万円以上することが一つの常識として存在していました。

今モデルはそれを「200万円前後」で販売し注目を集めたことで有名です。

また、ダ・ヴィンチの特徴として、時代ごとにパッケージの形が変わってくる事も挙げられます。

1895~2007年のモデルはラウンド型のケースでしたが、それ以降はトノー型へと変更。ところが、2017年からは再びラウンド型へと変更されました。

時代とともにこのような変化が著しい部分もダ・ヴィンチの特徴となります。

そのためパッケージの形でどのモデルがどの時代に製造され販売されたのかが比較的簡単にわかってしまいます。そしてダ・ヴィンチはすべてのモデルに永久カレンダーが搭載されていることも特徴的です。

モデルビジュアルの観点から言えば「レトロ感」を重視しているという特徴を持っており、デザインをこのように最新式のスタイリッシュな方向性へとするのではありません。

レトロに統一することによりどの時代においてもそのモデルの特徴を損なわない、一つの画一したジャンルへと継続し昇華させていることもダ・ヴィンチの特徴といえます。

そして永久クロノグラフ以外にも「3針」「クロノグラフ」を搭載しており、より正確な時刻を刻むためのさまざまな機能を小さなモデルに詰め込んだ技術の粋を集めた機能的なモデルと言えます。

IWC ダ・ヴィンチの価格帯

価格帯
IWC ダ・ヴィンチ
¥450000~¥1300000

以下は種類別の価格帯となっております。

・ダ・ヴィンチ オートマティック IW356601
価格は「450000~600000万円」から購入が可能であり、トノー型のパッケージに、自動巻き、パワーリサーブが42時間稼働するなど高機能モデルとして人気を博しています。
・ダ・ヴィンチ クロノグラフ ローレウス・スポーツ・フォー・グッド IW393402
価格は「1100000~1300000円」となっており、パワーリサーブ68時間、自動巻き、ケースサイズが42mmで3気圧防水に対応している運動時の装着に適しているモデルです。
・ダ・ヴィンチ オートマティック 36 IW458307
価格は「550000~600000万円」となり、パワーリサーブ48時間、画面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラスが施されたモデルです。
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