腕時計ブランド TAG HEUER(タグ・ホイヤー)とは

TAG HEUER(タグ・ホイヤー)は1860年、「エドワード・ホイヤー・ウォッチ」としてエドワード・ホイヤー氏によって設立されたスイス・サンティエミに拠点を置く時計ブランドです。

機械式クロノグラフのための振動ピニオンを発明し特許を取得すると、1916年には100分の1秒単位の計測賀可能な世界初となる機械式ストップウォッチである「マイクログラフ」を発表しました。

1920年のアントワープオリンピックからは3大会連続で公式ストップウォッチに採用されたことで技術力が向上し、時代が求める利便性を備えたさまざまな腕時計や、計時機器を生み出すにいたりました。

1985年には「TAG Heuer」に社名を変更し、F1グランプリの公式時計を担当していたこともあり、スポーツウォッチの名門としての地位を確立し、モータースポーツシーンでは絶大な支持を誇っています。

2003年以降は、インディ500の公式計時を任されていて、2014年にはウブロを世界的ブランドへと成長させた、ジャン・クロード・ビバー氏がCEOに就任しました。

TAG HEUERは特にオリジナリティの強い、スポーティかつ個性的なデザインを展開しているのが特徴で、数々のトップレーサーや有名俳優も愛用されています。

かつては高級感を与えることがあまり得意ではなかったTAG HEUERの時計ですが、現在では高級感を纏った質感を持っています。モータースポーツに求められるタフさとエレガンスを兼ね備えたデザインは、多くのファンに人気を得ています。

TAG HEUER(タグ・ホイヤー)のつくる時計の特徴

スポーツシーンにおける高い精度と実用性ばかりでなく、ビジネスシーンにおいても愛用される美しいデザインがTAG Heuerの特徴です。

中でも特に根強い人気を誇るのはフラッグシップモデルである「カレラ」です。このモデルは伝説のカーレースである「カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ・ロードレース」に触発されて誕生したもので、発表当時から非の打ち所がないタイムピースのデザインが人気を博しました。

また、F1における数々のワールドチャンピオン経験者が愛用したコレクションが「フォーミュラ1」で、モータースポーツを連想させるタキメーターベゼルや文字盤デザインなど名作といわれています。

このほか、TAG Heuerでダイバーズコレクションといえば「アクアレーサー」です。実用性が高く、文字盤にはグリーンとブルーの夜光塗料が施され、セラミックベゼルは耐久性抜群です。

さらに、「リンク」はケースやブレスの形状が特徴的で、設計は人間工学に基いており、デザインはビジネスからオフまで幅広いシーンにマッチします。

TAG HEUER(タグ・ホイヤー)の腕時計のおおまかな価格帯

TAG HEUER(タグ・ホイヤー)の腕時計 価格帯

\100,000~700,000

TAG HEUERはスポーツウォッチのイメージが強く、比較的リーズナブルな10万円~30万円代が主な価格帯ですが、70万近くする高級モデルも取り揃えられています。

日付表示機能など、実用性重視の「カレラ」なら、価格は20万円代からとなります。ダイアルデザインがレーシングカーのインテリアをイメージした「フォーミュラ1」は価格が10万円台からと高級時計としては比較的購入しやすい価格となっています。

最新モデルは2017年モデルの「アクアレーサー 300M 43mm」などです。過酷な状況下にも耐えうるスポーティで機能的かつ頑丈なのが特徴で、価格は20万円程度となり、高品質の仕上げと高い機能性は維持したまま、旧モデルよりさらにリーズナブルになっています。

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