最近では携帯電話の普及から普段時計を持たない人も増えてきました。時計はもはや実用品ではなく、ファッションに合わせて楽しむオシャレな小物として認識されています。

スマートフォンなどの携帯電話ですべて事たりてしまうので合理的ではありますが、面接の際にはどうでしょう。実は面接では時計のあるなしや、デザインに関して採用に関わるような明確な判断基準は存在しません。

しかし、面接の際に時間を確認することは必須です。面接会場には時計がないということも想定できます。いつも携帯を取り出して見ていたらマナー違反とされてしまうかもしれません。

また、会社によっては面接官が高齢の場合もあったり、スーツに腕時計をつけていない人に対してマイナスな印象を持つ人も少なからずいます。

これらを避けるために先回りして手を打つ必要があります。つまり上手な時計選びは、面接の際のリスク回避に繋がります。

面接での腕時計の選び方のポイント

面接の際の時計は、あくまで面接官に良い印象を与えるためというよりは、悪影響を与えないためであるべきです。面接官にチェックされるのは、面接にあたってあなたが何を準備してきたかということです。

面接官の興味や意識をそこから逸らすことなく、あなたのアピールするポイントを十分に伝えられる態度が一番重要です。ですので、身だしなみはその邪魔になってはいけません。また、変な印象を残させない配慮をしておく事も大切です。

まずシンプルで派手でないことを第一に考え、実際にどのような腕時計を選べばいいのか見ていきましょう。

面接の際に印象のよい文字盤の選び方

文字盤の色についてですが、就活用の腕時計には、華美さも派手さも必要ないため、白か黒、または青のものを選びましょう。

この3色はスーツの色にも合わせやすいのでトータルコーディネートの邪魔をすることもありません。3色で迷っている方には、清潔感があり好まれる傾向にある、白をお勧めします。

文字盤のデザインでは、三振またはクロノグラフのものがお勧めです。

三針は、秒針、長針、短針の三つの時計で形成された腕時計です。流行り廃りのない定番の腕時計のデザインです。対して、腕時計にストップウォッチ機能を付けたものをクロノグラフといい、一つの文字盤に小さな円がいくつかあり、その中に複数の針がついたデザインの時計のことです。文字盤のデザイン性が高い、比較的大きなものが多いです。

面接の腕時計では薄いケースのものを選ぶ

腕時計を選ぶ時に気をつけたいポイントがケース部分。つまり時計本体の大きさと厚みです。多機能なものや、耐久性が高いもの、逆に安すぎる時計などもケース部分が分厚くなっている傾向があります。

厚いケースを避けた方がよいのは、単純に時計自体が目立つという理由だけのことではありません。

スーツのポケットが膨らむのをファッションマナー違反とする向きがあるのと同じように、Yシャツやジャケットの袖口のラインが崩れるというのも避けた方がよいとされます。ごついデザインの時計や大きすぎるものは、スーツのデザインを崩しがちになりますので気をつけてみてください。

面接ではアナログ時計がおすすめ

上記の2点を考慮すると、デジタルではなく、アナログの腕時計の方が面接時には向いていると言えます。

デジタル時計とは、画面に数字を表示するような時計のことです。デジタル腕時計は子供っぽい印象を与えてしまう恐れがあるのでできれば避けておくのが無難です。

アナログの中では、実用性の観点から考えると、文字盤の視認性の高いものを選ぶといいでしょう。デザインに凝っているものは文字盤が見にくく数字も読みにくいものが多いです。

パッと見て正確な時間がわかるような、文字盤が読み取りやすいデザインのものを選んでおけば、筆記試験などの際にも役立って便利ですよ。

面接の際の腕時計のバンドは革製かメタル製がよい

メタルバンドは、チタンやステンレスなどの素材で作られたバンドのことを言います。

革製ですと、一般常識的に黒革はフォーマル、茶色の革はカジュアルとする向きがあります。また、スーツ着用時は革製品の色を統一するのがルールです。黒の革製、もしくはメタル製のものを選んでおけば間違いないと言えるでしょう。

靴とベルト、そして時計の革ベルトの色と質感を合わせることで、面接官にスマートな印象を与えることもできます。

バンド選びで注意したいのが、シンプルといってもゴム製のベルトはビジネスに向きません。また、布製のベルトはカジュアルになりすぎてしまうので避けてください。

以上のことを踏まえますと、実用性も考えるなら、筆記試験の際に机においた時に安定するメタル製のベルトがおすすめです。

ワンポイントアドバイス
黒の革製ベルトで文字盤が白の時計、クロノグラフを選ぶならできるだけケースの薄いものを!

 

国内ブランドが無難でおすすめ

いくらデザイン面で条件を満たしていても、面接に海外のハイブランド製品など高価な時計をしていくのは、避けた方がいいでしょう。ハイブランドの時計はいい印象を持たれない可能性が高いため、価格が高くなく、品質の良いとされている国内ブランドのものがお勧めです。

日本はクォーツ腕時計の歴史を切り開いたパイオニアでもあるため、国内製品は品質についても保証されています。また、真面目さがにじみ出ているようなクラシカルなモデルが多く存在します。

価格も手ごろなものから高精度な高級なものまでと幅広くラインナップされているので、予算に応じて選ぶことができます。また、実際に愛用しているビジネスマンも多く、つけていても嫌味じゃないのがオススメできる最大のポイントです。

セイコー 20代におすすめ

オススメできる国内時計ブランドはまずなんといってもセイコーです。世界初のクォーツ腕時計を生んだ時計メーカーであるセイコーは、値段以上の質とデザインのよさが高評価を得ている国内ブランドです。

セイコーは、他の腕時計ブランドと比べて、種類が豊富ですので価格帯にはかなりばらつきがあります。ビジネス向き腕時計の平均的な価格帯は、1万円~50万円ほどとなっています。

そんなセイコーから、1万5千円~3万円の間で面接向けの時計を選ぶなら、セイコーセレクションがお勧めです。時計の基本機能とデザイン性を追求。機能・品質・デザインのトータルバランスを重視した20代のビジネスマンにも似合うモデルです。

シチズン 就活性にもおすすめ

セイコーと並んで控え目な価格のわりに品質の良いブランドとして知られているのがシチズンです。

シチズン レグノスタンダードモデル
低価格帯で購入できるレギュラータイプの腕時計です。手ごろな値段ですが、日付表示だけでなく曜日表示や、光発電で動くソーラーテックなどの便利な機能がたくさん付いています。ベルトのサイズ調節も工具なしでできるなど、普段簡単に使うために作られた時計と言えます。
シチズン Q&Q シリーズ
Q&Qは、Quality(品質の良いものを)&Quantity(より多くの人へ)ののコンセプトの下、環境にやさしいソーラー電源時計と時刻合わせ不要の電波時計を中心とし、面接向けのシンプルなものからキャラモノの時計まで幅広いラインナップを取り得揃えています。最低限の機能だけしか必要ないという人は、このシリーズの中からシンプルなデザインで好感度が高い一品を選んでみてください。

以上のアイテムは国内ブランドの商品ですが、なにかとお金のかかる就活生には痛い出費ですよね。そこで、海外逆輸入品などを狙えば人気のアイテムを安く購入することもできます。部品は日本国内で製造し、海外で組み上げているため品質についても保証されているので安心です。

ワンポイントアドバイス
価格が1万円~3万円のセイコーかシチズンがお勧め
安く買うためには逆輸入モデルもチェック!

社会人になってからも使える腕時計

一般的にビジネスマンの時計の相場は、スーツの価格とバランスを取ることが多いです。就活用のリクルートスーツとのバランスを考えると、適正価格は1万円~1万5千円程度ということになります。

面接用と割り切って腕時計を購入するのであれば1万円未満のものでも十分事足ります。しかし、せっかく買うので入社後も1~2年使用したいという方が多いのではないでしょうか。そういう場合、2~5万程度の腕時計を選んでみるといいでしょう。

セイコー プレサージュ 味わいとファッション性が魅力の腕時計

日本製の自動巻(手巻つき)ムーブメントを搭載した、本格的な機械式時計です。サファイアガラス、耐磁性能、10 気圧防水を標準装備する高い実用性、また、機械式ならではの味わいとファッション性が、20~40代のビジネスマンから高い評価を得ています。

時計の基本機能とデザイン性を追求し、機能・品質・デザインのトータルバランスを重視したプレサージュの価格は、3万~数10万円と幅広いため、キャリアのステージに合わせてグレードアップしながら愛用できる逸品でもあります。

シチズン アテッサ エコドライブ 高機能でシンプルな腕時計

シチズンの主力ブランド「アテッサ」エコドライブは、シンプルなデザインと充実した機能にこだわって製作されています。シャープなデザインでケースが薄く、付け心地も良いのが特徴のモデルです。

就職活動をスタートする学生からビシネスシーンまで幅広く着用可能な、高機能でシンプルな腕時計になっています。

ワンポイントアドバイス
価格は2万円~5万円
社会人になってからも使える時計選びでも「シンプルで派手でない」ことを忘れずに!

面接でつかえる腕時計のまとめ

  • 腕時計のブランドや値段については、面接では実は評価されることはありません、皆さんの就活予算に合わせて購入するとよいでしょう。
  • しかし、変に目立ち過ぎたりその場にふさわしくないものですと、マイナス評価につながる可能性は否めません。時計ひとつで余計なマイナス評価を避けることができるのなら安い投資とも言えますので、ぜひとも面接の際にはぴったりの時計を選んでみてください

ワンポイントアドバイス

シンプルで派手すぎない、控え目な価格のものを選ぶ!