Acerの概要と歴史

Acer(エイサー)は台湾に本社を構えるパソコンメーカーです。

Acerの始まりは1976年に遡ります。施振栄(スタン・シー)夫妻が創業した電子計算機の工場がAcerの始まりです。創業当初はマイクロコンピュータ関連が中心事業で、海外メーカーのOEM生産が主な収益の柱でした。

1981年になるとAcerは自社初のコンピューターの製造を始めます。翌年には輸出を開始します。1983年にはApple社製コンピュータの互換機を英国で販売し、世界的な知名度を獲得していきます。

21世紀に入ると急速に規模の拡大に勤め、グループ会社を含む従業員数は4万人を超えました。

さらに、2007年には米国のパソコンメーカー、ゲートウェイとパッカードベルを買収し、北米を含む世界市場における一大プレイヤーとしての地位を手に入れます。

また、日本国内では1998年より日本エイサーが営業活動を展開しており、NECや日立製作所、富士通製パソコンへのマザーボード等パーツ類の提供およびにOEM生産による完成品の提供を行っています。

Acerは2017年時点で世界第6位のパソコン出荷台数を記録しており、台湾を代表する世界企業となっています。

Acerの特徴

Acerの製品ラインナップは幅広い点に特徴があります。

個人向けノート型PCやビジネス向けデスクトップPCに留まらず公的機関向けのPCやサーバー、タブレット、スマートフォンやモニターなど、その製品ラインナップは世界屈指の水準に達しています。

また、Googleと提携してChromebookの開発、製造に乗り出すなど、次世代に向けた新たな取り組みも開始しています。

Acerは世界的なトップメーカーだけあって、商品ラインナップが豊富です。パソコン初心者のエントリーモデルから、玄人のプロフェッショナルモデルまで揃えており、ノート型、デスクトップ型を問わず選択することが可能です。

また、汎用性が高い点にも特徴があり、パーツ増設によってパソコン機能の拡張が図りやすいモデルが多くなっています。

さらに、ディスプレイも提供されているため、Acerブランドでパソコン一式を揃えることも可能です。

Acerの主なシリーズと価格帯

Acerの主なシリーズと価格帯については以下の通りとなります。

Aspireシリーズ

Acerが提供する個人向けのシリーズで、Acer製パソコンを代表するモデルです。

ノートブック型とデスクトップ型に分かれており、学生向けのエントリーモデルから、プロ向けのハイエンドモデルまで幅広いモデルが販売されています。

ノート型については15.6インチの大きなディスプレイが設置されているものもあり、綺麗な発色で動画閲覧を楽しめるよう配慮されています。

デスクトップ型については高スペックなCPUとグラフィックボードを搭載しているモデルが中心で、PCゲームや動画編集などの高い負荷がかかる作業に向いたパソコンとなっています。

拡張スロット数も多く、マザーボードへのアクセスがしやすいのも特徴で、パーツ増設による機能拡張に向いているのも大きな特徴です。

Acer Chromebookシリーズ

AcerがGoogleと共に共同開発したノートパソコンです。

Windowsではなく、Android OSが搭載されている点が最大の特徴です。

軽快なAndroid OSで作動するのがセールスポイントで、電源ボタンを押して数秒でパソコンが起動でき、バッテリーの持続時間がWindows型よりも長くなっています。

Chromebookはインターネット接続を前提にしており、クラウドストレージにデータ保存するシステムを採用しています。それによりハードディスクを簡略化が実現されていて、Aspireシリーズより安価な価格帯を実現しています。

Acerは様々なタイプのパソコンを提供しているので、使用するシーン、利用目的によって選択する必要があります。

スタンダードなAspire ES

自宅でのインターネット閲覧や文章作成といったライトな使用法であれば、ノート型最新モデルのAspire ESシリーズで十分です。

Aspire ESの価格帯は5万円台が中心で、学生にも手が届くお手頃なものとなっています。

本格用途向けのPredator Gシリーズ

解像度の高い本格的なゲームをしたり、動画編集を日常的にするのであれば処理能力が高いモデルが必要となります。そのような本格用途向けモデルがデスクトップ型のPredator Gシリーズです。

G1からG6まで搭載されるCPUのグレード別に分かれており、10万円から25万円の価格となっています。

内部スペースが大きなゲーミングパソコンで、拡張性に特に優れたモデルです。

外出先での使用ならChromebook 11

外出先での文章作成といった用途であれば、Chromebook 11が最適です。

モニターが11.6インチで持ち運びできるサイズに留まっており、バッテリーの持続時間が長く、バッテリーの心配を背ずに済みます。

Chromebook 11の価格帯は3万円台で、ノート型パソコンの中でも最安値の部類に属しています。