多くの家庭では、液晶テレビはめったに買い替えることはないでしょう。だからこそ、掃除の時に液晶テレビの画面に傷を見つけたり、子供が傷つけたりした時には、ショックを受けてしまいます。液晶テレビの画面の傷を直すには、業者に頼むべきか自分でやるべきか迷うところでしょう。

ここでは、液晶テレビの画面の傷の修理費用、液晶テレビの傷を自分でなおす3つの方法をご紹介します。思わずテレビの傷をなおすことができます。

液晶テレビの画面の傷の修理費用

液晶テレビでは、液晶が割れるほどの壊れ方をすれば、液晶パネルを交換しなければいけないのは諦めがつくでしょう。しかし、液晶テレビの画面の傷でも、大小にかかわらず完璧に直したいなら、基本は液晶パネルを交換するしかありません。

よく電化製品を壊した場合には、修理するよりも新品を買う方が安いといわれますが、液晶テレビの画面交換でも同じことが言えます。液晶テレビの液晶パネル(画面)の交換には、おおむね5~10万円はかかることが多いでしょう。金額の差は、テレビ画面の大きさ、流離工賃、出張料金などで変わります。傷の修理としては高額と言える金額なので、本当に液晶画面の交換を考えるなら、まずは見積もりをとるのがおすすめです。

ちなみに、液晶テレビに保証をつけいて、その保証を使っての修理を期待する人も多いでしょう。しかし、その保証でも一般的には、外的要因が原因の傷や取扱説明書に沿っていない使いをしていた時にできた傷は保証対象外になります。現実的には、傷が自然につくことはほとんどないので、保証を受けるのは難しいことでしょう。

液晶テレビの傷を自分でなおす3つの方法

液晶テレビの傷は新しい液晶テレビを買ったり、液晶パネルを交換したりするほどの傷ではないことも多いでしょう。軽い傷なら、自己責任で自分でなおす方法もあります。軽い傷とは、爪に引っ掛かるほどの深さでない傷という意味合いです。

メーカーでは自分で傷をなおすことは勧めていませんし、最悪の場合には傷を余計大きくしてしまったり、液晶パネルにも影響を与えてしまったりする可能性もあります。自分でなおすのは、あくまでも自己責任の行為を覚悟しておきましょう。

液晶テレビの軽い傷を自分でなおすには、主に3つの手軽な方法があります。

消しゴムを液晶テレビで

3つの方法の中で、もっとも身近なもので簡単に試せる方法が消しゴムです。普通の消しゴムで、傷の部分を優しくこするだけで、浅い傷はだいぶ目立たなくなります。ポイントは、優しく力を入れずにこすることです。力を入れてしまうと、液晶に影響を与えてしまうことがあります。

液晶テレビの白い傷を優しく優しくなでて、それでも傷が消えない時には他の方法をためしてみましょう。深い傷には、あまり効果がないのは初めから覚えておいて、余計な力をいれてないようにしましょう。

研磨剤入り歯磨き粉

手軽で試しやすい液晶テレビの傷を消す方法は、研磨剤入りの歯磨き粉を使って、研磨剤で傷を消していく方法です。消しゴムで消せなかった傷にも、効果が期待できます。歯磨き粉を小皿などにとり、少量の水で薄め溶かします。それを指で傷に優しく塗り込み、その後に柔らかい布でふき取るだけです。歯磨き粉をすり込む時もその後にふき取る時も、液晶テレビの画面を強く押さないように気をつけましょう。
この方法で液晶テレビの傷が消えないなら、もう一度歯磨き粉の成分をみて研磨剤が入っていることを確認しましょう。傷を消すといっても、正確に言えば、研磨剤は傷と周りの面を同じ高さにゆるやかに削り傷をごまかす方法です。こすりすぎると、さらに周りにも傷がつくことも考えられるので、注意しましょう。
研磨剤入り歯磨き粉を使うのに抵抗があるなら、次の方法を試してください。

鏡面仕上げ用液体コンパウンド剤

3つめの方法は、傷を消すために鏡面仕上げ用液体コンパウンド剤を使う方法です。コンパウンド剤もさまざまな種類がありますが、もっとも粒子が細かい鏡面仕上げ用がベストでしょう。歯磨き粉の研磨剤よりも細かい粒子なので、安心して使えます。

コンパウンド剤は、歯磨き粉と同様、液晶テレビの傷の穴に入りこんで消すのではなく、細かい粒子で周りの面を削り取り平坦にするイメージです。液晶テレビの表面は、コーティングされているので、その部分を傷にあわせるということになります。

使い方は、液体のコンパウンド剤を液晶テレビの傷に塗って、柔らかい布で磨くだけです。なるべく傷のまわりだけを優しく磨くようにしましょう。その後に、布の綺麗な部分で拭き上げればいいでしょう。

最後の仕上げの拭き上げをティッシュペーパーでしてしまいがちですが、ティッシュペーパーは目が粗いので細かな傷の原因になります。柔らかい布や液晶画面用の布を使うようにしましょう。

あらかじめ保護シートを使う

子供がいる家庭では、子供がテレビに触ったりして傷をつけてしまう可能性が高いのは初めから予想がつくでしょう。

液晶テレビの画面用にも、スマホやタブレットと同じように画面を保護するフィルムが売っています。また、さらにしっかりした保護パネルも売られています。

保護フィルムもパネルもだいたい10,000円以下で買えるので、新品の液晶テレビを買ったときに揃えるのもいいでしょう。

液晶テレビの傷のまとめ

  • 液晶テレビの画面は、割れたとしても小さな傷としても、完璧になおすには液晶パネルの交換しか方法がありません。交換には、おおむね5~10万円はかかることが多いでしょう。
  • 自己責任で液晶テレビの軽い小さな傷を自分でなおすには、3つの方法があります。消しゴムで傷を優しくこする、研磨剤入り歯磨き粉で軽く磨く、鏡面仕上げ用液体コンパウンド剤を使って磨くという3つの比較的手軽な方法です。
  • 液晶テレビを買った時に保護フィルムかパネルも購入して、あらかじめ画面を保護するのもいいでしょう。