「ヒートポンプ乾燥」をご存知ない人も多いでしょう。
エアコンの除湿で、洗濯物を乾燥させるイメージです。なんと、水道代も電気代もおトクです。

洗濯から乾燥までしてくれる乾燥機付き洗濯機は、忙しい現代人にとって本当にありがたい存在です。仕事をしながら、家事もしなくてはならない主婦なら尚更のことでしょう。
また、洗濯物を干さなくていい乾燥機付き洗濯機は、毎年やってくる花粉のシーズンに悩まされている花粉症の人にとっても必需品です。

この記事では、「ヒートポンプ」とはどのようなものか、解説とおすすめの製品をご紹介いたします。

ヒートポンプ乾燥とは

ヒートポンプの特徴・メリットは、なんといっても省エネ&節水効果に優れていて、衣類を傷めずに乾かせるということです。

洗濯乾燥機の乾燥方式は、大きく記の2つに分かれます。

・ヒーター式(水冷式)
・ヒートポンプ式

ヒートポンプの仕組み

洗濯後の衣類は水分を多量に含んでいるため、洗濯槽内の空気も湿気を含んだ状態になっています。

ヒートポンプの”ユニット”には,洗濯槽内の空気に含まれた湿気を除湿することのできる「冷却器」と、除湿後の空気を温める「過熱器」とがあります。

・湿気の含まれた空気は冷却器によって冷やされ、水分を取り除き除湿されます。
・湿気のなくなった空気が、今度は放熱器を通ってカラカラに乾いたドライな温風にかわります。
温風がドラム内部に戻って衣類を乾燥させます。

乾燥させる際に、水分を吸収して湿った空気が冷却器に運ばれて除湿、という一連の空気の流れになります。

この乾燥を行う仕組みが「ヒートポンプ式」です。

ヒートポンプのメリット

ヒートポンプ式のメリットを「ヒーター式」のものと比較して解説します。

ヒーター式
洗濯物を洗濯機内でヒーターにより温めて乾燥させます。発生する水蒸気を水で冷やしながら排水するため、乾燥時にも冷却水を必要とします。
しかし、乾燥時に高温になるため、衣類を傷めてしまうというデメリットがあります。
ヒートポンプ式
ヒーターは水も使用しなくていいため、大幅な省エネ&節水効果ができるのが最大のメリットです。
それに加え、乾燥する時の温度が65℃〜70℃と低めなので、大切な衣類を傷めにくいのが嬉しいポイントです。

ヒートポンプで乾燥させた際の電気代

ヒートポンプ乾燥は水が不要なため、高い節水効果があります。そのため、ヒーター式と比較して電気代も低いのもメリットです。

某メーカー比較では、6kg容量の洗濯・乾燥1回にかかる電気代として以下のような結果が出ています。

ヒートポンプ式(ドラム)・・・17.8円
ーター式(水冷除湿タイプ)(ドラム)・・・50.8円
ヒーター式(排気タイプ)(縦型)・・・59.4円

ヒートポンプ式の電気代が、ヒーター式の半分以下なのがわかります。

ドラム式ヒートポンプ乾燥つきの洗濯機のおすすめ

シャープ ES-U111-TL (左開き) ES-U111-TR (右開き)

・マイクロ高圧洗浄
洗いもすすぎも衣類にやさしく、けれど繊維の奥の汚れはしっかり落とします。細かい水滴が布地の目を広げずに、繊維の奥まで入り込んで一気に汚れを弾きだします。

・超音波ウォッシャーで、衣類の傷みを抑えらるのもポイントです。
・コードレスで、持ち運びも楽にできるだけでなく、洗濯機に置くだけのシンプル充電になっています。

・軽い汚れに便利な時短コース
約10分でお洗濯が可能になりました。すすぎも1回なので、節水もできて経済的です。

・温水極め洗いコース
温水により洗剤の酵素パワーを活性化。衣類の温度を35℃前後にすることで、洗剤の効果を効率よく発揮します。

・約50℃の低温風
乾きムラや衣類の縮みを抑え、心地よい肌触りを実現しました。省エネで、かつ大切な衣類をやさしく乾燥できます。

・シワ抑え乾燥コース
面倒なアイロンがけが楽になりました。大風量の温風を衣類に吹きかけることでシワを伸ばしながら乾燥させます。

TOSHIBA TW-117X5L(左開きタイプ)・ TW-117X5L(右開きタイプ)

高機能で美しいフォルムの代表的なモデルです。

・Bigマジックドラムは汚れがつかない洗濯槽で、いつでも清潔お洗濯が可能。
・温水ザブーン洗浄で、汚れや衣類に合わせて5段階の温度が選択可能。
・大流量シャワーとビッグな洗濯槽で、頑固な汚れもスッキリ落とせます。

パナソニックVXシリーズ VX9800

除湿機のように低温風で乾かすため、衣類を傷める心配のないモデルです。

・ふんわりジェット乾燥
衣類を大きく揺らしながら、風量でシワを抑え、スピーディに乾燥します。約4.6 m³/分の大風量により、衣類内の水分を抜けやすくするため、ヒートポンプで効率的に乾燥が可能です。

・「ダニバスターコース」搭載(容量3 kgまで)
プレ乾燥によりダニを高温加熱して、アレルゲン物質を洗い流します。
洗濯前の約65 ℃のプレ乾燥により、通常のお洗濯では落ちずらいダニを繊維から引きはがして洗い流すことができます。ダニの繁殖しやすい布団シーツや毛布の寝具類や、厚手のものからもアレルゲン物質の除去が可能です。

お洗濯の豆知識

シワになりやすい衣類の洗濯には困っている方も多いでしょう。

この項目では、ヒートポンプ乾燥機を使った、シワになりやすい衣類のお洗濯・乾燥の仕方をご紹介します。

・洗濯容量を少なめにして、運転時間は短めに設定します。
・生乾きの状態で吊り干しすることにより、水分を含んだ洗濯物の重さでシワを軽減して乾かせます。
・乾きずらい厚手の衣類で、外干しで乾ききらなかったものだけ、乾燥機に入れて最後の仕上げをします。


干すのが大変な大型の洗濯物や、日焼けによる色褪せが心配な厚手の衣類は、このようにしてヒートポンプ乾燥機を活用させるのがおすすめです。

ヒートポンプ乾燥のまとめ

  • ランニングコストをできるだけ下げたい日々のお洗濯には、ヒートポンプ乾燥機つき洗濯機がオススメです。
  • 節電・節水面だけでなく、ヒートポンプによる乾燥方式で衣類にも優しい洗濯機です。

ヒートポンプ乾燥の特徴とメリット

  • 水を使用しなくていいため、大幅な節水効果がある
  • ヒーター式と比較して電気代が半分以下で節電できる
  • 温度が65℃〜70℃と低めなので、衣類を傷めにくい
  • ダニの死滅・アレルゲン物質除去機能がある製品も出ている

コストパフォーマンスにおいても実力を発揮してくれる便利なヒートポンプ乾燥機つき洗濯機は、忙しい毎日の家事の時短にもつながるでしょう。