こちらの記事は2024年2月10日に加筆修正いたしました。

PC・タブレット・スマートフォンなど画面操作を行う電子機器は多くあります。
日常において使う機会が多いこれらの機器ですが、長く使用していると画面焼けという現象が起こることはありませんか?
この記事ではこの現象はどのようにして起こるのか、その対処法も合わせてご紹介していきます。
もし画面焼けしてしまった場合、対処法を試せば改善するかもしれません。

目次

そもそも画面焼けとはなにか?

画面焼けとは一体どのような症状なのか?具体的にお話すると、以下のように解説できます。
ブラウン管やディスプレイを長時間点灯させていると表示機能が低下してしまう現象、ということです。

画面焼けとは、画面表示の際に強い電磁波が出ており、ブラウン管へ長時間照射されることにより機能しなくなってしまうことを言います。

言われれば納得できるような、ということですが簡単にお話するとものには耐久力というものがありますが、耐久力を上回ってしまった状態ということです。

画面焼けの確認方法は画面を白くして行う

画面焼けを確認するには以下のような方法がありますので、まずはスマートフォンから見ていきましょう。

画面焼けの確認スマートフォンで画面焼けを確認するためには、画面を白くしてみる必要があります。
画像などで白い画像を表示させるといいです。画面焼けがあれば、残像が残っています。
次にPCなどの画面ですが、こちらも同様の方法で確認できますので試してみてください。
確認方法は以上ですが、もし画面焼けが見られた場合どのような対処をしていけばいいのかは以下の通りです。

画面焼けの修理方法

画面焼けの修理方法
iPhoneの画面焼け
Androidの画面焼け
液晶ディスプレイの画面焼け
デスクトップの壁紙を白にして対処
画面焼けの対策

画面焼けの修理方法は、残念ながら修理に出す以外に方法はありません。
しかし、液晶ディスプレイでは画面焼けというより、残像が残ってしまっているだけの場合が多いです。

可能なら長時間稼働させずに休ませれば大抵直りますが、日常的使っているスマホやPCを使わないということは難しいでしょう。
ではどのような対処法があるか、スマホと液晶ディスプレイを個別に見ていきます。
これはあくまでも軽度の場合直る可能性がありますということです。重度になると画面交換などしなければなりませんのでご了承ください。

スマホの画面焼けの対処方法

ではまず、スマートフォンの画面焼け対処法を見ていきます。
一番いい対処法は長時間使わないでおくことですが、スマホを長時間使わないことはありえないことです。
現代社会でスマホなしの生活は考えられないほどに、スマホは生活の中に溶け込んでいます。
長時間の使用が画面焼けの原因となるわけですが、どのような方法があるのか見ていきましょう。

スマホはiPhoneとAndroidの2種類ですが、それぞれ対処法は異なります。

iPhoneの画面焼けの対処方法

iPhoneの場合の対処方は、OSのアップデート・輝度を下げる・明るさの自動調整on・自動ロックを短めに設定・明るい画像を表示しない・設定でスリープ解除などがあります。

iPhoneは新しいモデルになると、画面焼けの対策が最初からされているようなのでほぼ問題ないでしょう。OSで画面焼け防止の対策が取られています。
とは言っても安心できないところがあり、対策がされていてもやはり画面焼けの報告が聞かれているので注意してください。
もし怪しいと感じたなら、上記の方法を試してみましょう。

Androidの画面焼けの対処方法

Androidは有機ELを使用していますが、この有機ELは画面焼けが出やすいです。
iPhoneでも使われていますが、AndroidではiPhoneのように対策がされているとは言えません。

Androidで画面焼けの対処法として、アプリ「液晶焼き付きクリーナー」を使うことをおすすめします。
iPhoneで行った対処法はAndroidでも有効ですが、アプリを使うと改善される可能性があるでしょう。
アプリはその名の通り液晶焼き付きクリーナーです。
真っ白な画面を表示し続けることで、画面焼けの軽減を図ります。
時間指定ができ、30分・1時間・2時間・5時間・10時間・1日と白い画面を表示しておく時間を決められますが1日は使うことがないでしょう。

液晶ディスプレイの画面焼けの対処法

液晶ディスプレイの画面焼けを直す場合はどのような方法があるのでしょう?
前述の白い画面を表示し続けるという方法もありますが、専用の動画を活用することも可能です。

画面焼けを直す動画は色の違う画面を繰り返して表示していき、長さは15分ほどです。1時間くらいは表示させたいので連続再生をおすすめします。

スクリーンセイバーを活用する方法もありますが、ブラウン管の場合とは違いひどい画面焼けにはなりにくいです。
スマホと同様に、残像をどうやって消すのかが重要となってきます。
そのほかの方法として以下に挙げてみますので、画面焼けがある場合試してみましょう。

デスクトップの壁紙を白にして対処する

白い画面を表示し続ける方法を取るより、常に壁紙として表示しておけば長期的に見ると効果が高いと考えられます。

時折画面を白くするという手間も省けますので、こちらの方がおすすめの方法です。

電源を切って画面焼けに対処する

電源を付けて、モニターを常に表示させておく状態は画面焼けに繋がりやすい状況を自ら作り出しているようなものと言えます。

電源はこまめに切り、画面を長時間つけないでおくことが画面焼けへの対処であり予防法です。
電源を都度切るということは節電にもなります。

画面焼けの予防方法

画面焼けの予防方法
同じ画面を長時間表示しない
使用しないときは電源を切る

ここまで対処法について見てきましたが、画面焼けを避けるために予防を普段からしておけば手間もかかりません。
常に使ってしまうスマホも、長時間の使用は健康的にもよろしくないです。
画面だけではなく、液晶から発するブルーライトは目の以上や睡眠障害・肥満・癌・精神状態にも影響が出ます。
身体のためにも、休みながら使用していきましょう。では、予防法にはどのようなものがあるのか見ていきます。

画面焼けの予防方法:同じ画面を長時間表示しない

上記までで見てきた対処法と変わらないことですが、画面焼けの原因は長時間の表示です。

長時間同じ画面を表示することで、画面に残像が残ってしまいます。
たとえばPCを使っている場合、ネットを開くとタブが表示されます。
1つでも長時間同じ場所に表示されているなら残像として残ってしまいます。
画面焼けを避けるためには、ネットを開く際全画面表示にはせず縮小させて開くという方法もあります。

画面焼けの予防方法:使用しないときは電源を切る

これも上記の対処法としてお話しましたが、予防法にもなります。詳しくは上記で触れているため、詳細は上記を確認ください。

画面焼けについてのまとめ

  • 画面焼けは長時間の使用で液晶などのディスプレイ表示機能が低下してしまう現象
  • スマホと液晶ディスプレイは画面が異なるが対処方法としては被る部分がある
  • iPhoneはOSによる画面焼け防止、設定によって画面焼けを防止でき、Androidはアプリを利用して画面焼けを直す
  • 液晶ディスプレイの画面焼け対策として、動画を活用する
  • 待ち受け・壁紙を白くする
  • 長時間使わないなら電源は切る