総合評価
J-POPやアニソン系を聴く筆者であると、高音域の再現性の高さに感動すると同時に、サ音の刺さり具合がどうしても耳に残りました。
試しにプレイヤーに入っていた「津軽海峡・冬景色 (石川さゆり)」を流してみたところ、ボーカルの息遣いや細かな音の揺れまでもが聴こえてきました。
聴くジャンルによって好みがわかれますが、非常にクリアな高音域を求めるユーザーにはおすすめです。
簡易ステータス
高音
聴いていて大変伸びのある高音が鳴ります。
曲によってはやや刺さるように聴こえることもあります。
低音
BA型だからなのか、低音はやや抜けているように感じます。
ここは好みが別れるところです。
はっきり感
audio-technicaのイヤホンは、どれも中~高音のクリアさと解像度の高さが魅力的です。
臨場感
突出しているわけではないですが、ないわけでもありません。
遮音性
装着感が軽いせいなのか、遮音性が高いとはいいがたいです。
とはいえ、問題あるレベルではありません。
フィット感
好みがわかれるところですが、軽いつけ心地は長時間聴いていても耳が痛くなりにくいです。
レビュー
おすすめ使用方法は透き通る高い歌声や、解像度の高い高音を求めるかたにぜひ手にとって欲しいのがATH-LS200です。
日本のメーカーだけあって、演歌との相性は意外とよかったです。
良い点は遮音性もよくタッチノイズも少ないく、低音~高音までの音のバランスです。
解像度が高いイヤホンです。特に高音域の解像度が良いです。
悪い点はクラシックとかのジャンルだと、若干高音が不足気味のように感じました。
低音がやや足りないとはいえ、ジャンルによっては気にするレベルでもなく可もなく不可もなくといった具合です。
まとめ
中~高音域までの音の粒感や解像度に関しては、高い評価を与えます。
装着もしやすく、遮音性も高いイヤホンですので全体の評価は概ね良好といえます。
とはいえ、ジャンルを選ぶイヤホンでもあるため、リスナーによっては好みが分かれるところです。
スペック
型式 | バランスド・アーマチュア型 |
ドライバー | ドライバー2基 |
出力音圧レベル | 110dB /mW |
再生周波数帯域 | 20~16,000Hz |
最大入力 | 3mW |
インピーダンス | 47Ω |
入力端子 | A2DCコネクタージャック |
プラグ | φ3.5mm (金メッキステレオミニプラグ L型) |
コード | 約6g (コードを除く) |
付属品
着脱式コード 1.2m
ケース
イヤピース(XS,S,M,L)