BULOVA(ブローバ)はアメリカの腕時計メーカーで、正式名称は「ブローバ・コーポレーション」と言います。

広く知られる腕時計メーカーはスイスが発祥であることが多いですが、BULOVAはアメリカで創業しました。アメリカには他にもHAMILTONやハリー・ウィンストンなどの時計メーカーが多く、スイス・日本と並ぶ時計産業が盛んな地域になります。

BULOVA(ブローバ)とは

BULOVAの創業は1875年にさかのぼり、当時は宝飾店としての稼業を営んでいました。その後、時代の流れもあり懐中時計や腕時計の分野に手を広げることになります。

「Quality before Quantity」という企業理念を掲げており、日本語に意訳すると「量より質」という意味で、数多く作れなくても質にこだわる時計作りを信条としているのが分かります。

日本ではそれほど有名ではないBULOVAですが、アメリカ国内では絶大な信頼を勝ち得ています。アポロ計画に採用する時計を決める試験において、最終的に採用されたオメガ社の「スピードマスター」と最後まで席を争ったのが、その証拠です。

また、初めて月面に降り立ったのはオメガ社の腕時計ですが、実はBULOVAの腕時計も月に降り立っています。さらに言いますと、月面着陸に成功したアポロ11号の船内に取り付けられた時計は、オメガ製ではなくBULOVA製です。

BULOVAの時計は、アメリカ大統領専用機である「エアフォースワン」にも採用されています。これはアメリカという国に根付いたBULOVAの信頼の証と言えるでしょう。

BULOVA(ブローバ)のつくる時計の特徴

BULOVAを代表する腕時計であるアキュトロンの後継機である「アキュトロンⅡ」は、オメガ社のスピードマスターと、ムーンウォッチの座を争ったアキュトロンの現代版として発売されました。

また、自分で時計の調整を行うという、時計愛好家の夢を叶えたアキュトロンの派生モデル「アキュトロン キャリブレーター」も忘れてはいけません。この2つの腕時計についてさらに詳しく解説します。

アキュトロンⅡ
アキュトロンⅡの特徴は「スイープ運針」と呼ばれる、スムーズな針の動きにあります。アキュトロンⅡは初代アキュトロンの音叉式ではなく、クオーツ式を採用しています。クオーツ式は一秒ごと一回「チックタック」というリズムで動くのが一般的ですが、アキュトロンⅡは特殊な技術で一秒に16回動く仕組みになっています。
アキュトロン キャリブレーター
アキュトロン キャリブレーターは付属の六角ドライバーを使って、自分で日差補正を行うことができます。日差補正補正とは毎日微妙にズレてしまう時刻の精度を調整することで、本来は専門技術を持った時計技師しか行えません。アキュトロン キャリブレーターは、まるで時計技師になったかのような体験を提供してくれる、夢のような時計です。

BULOVA(ブローバ)の腕時計のおおまかな価格帯

BULOVA(ブローバ)の腕時計 価格帯

\25,000~\300,000

ブローバの腕時計の価格帯は約2万5千円から約30万円と幅広いラインナップ展開になっています。100年以上の歴史を誇る老舗時計メーカーとしては、かなり割安な価格設定と言えるでしょう。

アキュトロンⅡは4万7千円から8万8千円前後となります。ベルトの選択肢は革製と金属製の2つから選べ、盤面の色は白・黒・青・赤など沢山のバリエーションから選ぶことができます。自分のスタイルに合ったものを探してみてください。

アキュトロン キャリブレーターは約13万円から約20万円前後となります。盤面左端に配置された調整目盛りを見ながら自分の生活パターンに合わせて微調整が可能です。他の高級腕時計では絶対に味わえない、日差補正に触れて奥深い時計の世界に飛び込んでみませんか。

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