この記事では、エアコンの買い替えを検討されている方や、引越しなどで新たにエアコンの購入を検討されている方などに、省エネエアコンの概要・基準や選び方、おすすめの省エネエアコンを紹介していきます。

省エネ基準達成率とは?

省エネエアコンは、「省エネ基準達成率」よってそのエアコンが省エネであるかどうかが定められています。

「省エネ基準達成率」とは、定められた「省エネ基準(目標値)」を、どのくらいクリアしているかを%(パーセンテージ)で表したものであり、エアコンだけに限らずこの数値が大きければ大きいほど、省エネの機種と言えます。

現在家電量販店で販売されているエアコン全てが、省エネ基準達成率が表記されているので、現在家電量販店で販売されているエアコンは全て、省エネエアコンということになります。

エアコンの買い替えサイクル

エアコンを買い換えるまでの平均使用年数は13.6年とされており、そのうちの65%ほどが故障による買い替えと言われています。

しかし近年では、省エネ性能の高いエアコンが毎年のように発売されているため、10年間の電気料金の差などを比較し、電気料金のコスト削減と、ほとんどのメーカーが定めた最低保有期間である10年を目安に、エアコンを買い換えられるケースも多いです。

エアコンの電気代

一般家庭で使用する電気料金の凡そ60%がエアコンによるものと言われています。

しかしそんな消費電力の多いエアコンですが、エアコンにかかる電気料金は年々下がっています。

資源エネルギー庁によると「10年間で約11%の節電」と発表されていて、エアコンに限らず家電の省エネ化は年々進んでいると言え、今後もさらに電気料金が安くなると予想されます。

特に家電の中でも消費電力の高いエアコンの省エネ技術は年々進化しており、人がいる場所を検知してムダなく空調するための「人感センサー」や、面倒なフィルターの清浄を自動で行う「フィルター自動洗浄機能」は、省エネエアコンの代表的な技術です。

エアコンの買い替え時期は10年がベスト

エアコンの場合、使い続けることによって経年劣化し、消費電力量が毎年数%ずつ増加していきます。

同じエアコンを10年使い続けた時、消費電力量が5割ほどアップするといわれており、さらにそれから数年使い続けると増加率がさらに増します。よって、最低保有期間である10年を目安に、エアコンを買い換えるのが、ベストなタイミングと言えます。

省エネエアコン選び方

ここからは、省エネエアコンの選び方を、項目別に解説していきます。

対応畳数

省エネエアコンを選ぶ際、最も重要になるのが、設置する部屋の面積です。

冷房機能だけを使うのであれば、部屋の広さに合わせた対応畳数のエアコンでも問題はありませんが、暖房性能は冷房性能よりも適応畳数が少ないため、暖房機能も快適に使いたい場合は、少し大きめの対応畳数のエアコンを選ぶ必要があります。

冷房・暖房を共に快適に使いたい場合は、暖房の対応畳数を目安にして、省エネエアコンを選びましょう。

性能

対応畳数と似た考え方ですが、対応畳数の数値が高ければ高いほど、エアコンは高い性能を発揮し、それだけ冷暖房能力は高くなります。

南向きや日当たりの良い部屋など、部屋の通常温度によってエアコンが発揮する性能に差が出てくるため、エアコンを選ぶ際は使用する部屋の面積よりも2畳ほど大きいエアコンを選べば、快適に過ごすことができます。

省エネ(省エネ性多段階評価)

現在販売されている全てのエアコンは、省エネ仕様のエアコンですが、省エネ性多段階評価によって省エネ性能は異なります。

多段階評価の基準は、室内機の形態、冷房能力、室内機の寸法など区分ごとに省エネの目標基準値が設定されており、省エネ評価は1~5まで設けられています。

この評価の数字が高い方が省エネ基準達成率が高くなり、その分省エネ性能も高くなります。

本体価格の他に取付工事費も把握する

エアコンを購入する際は、本体価格と消費税に加え、「標準取付工事費」が必要になります。これはエアコンを部屋に取り付けるための費用であり、専門的な知識が必要となるので、「標準取付工事費」を支払って、専門の業者に取り付けてもらうのが一般的です。

エアコンを購入したところで取り付け工事までを行ってもらうのが一般的ですが、最近ではネットショップでも取り付け工事に対応しているので、ネットショップでも安心してエアコンを購入できます。

標準取付工事費の目安(数値kw(キロワット))

  • ~2.2kw 9,515~13,176円
  • 2.2~4.0kw 9,515~17,143円
  • 4.0kw~ 14,515~24,000円

本体価格とこれら取り付け工事費を目安に、予算を設定してエアコンを選びましょう。

小さめ省エネエアコンのおすすめ

ここからは、小さめ省エネエアコンのおすすめ商品をいくつか紹介します。

パナソニック エオリア Fシリーズ 6畳用冷暖房除湿エアコン CS-227CF-W

0.5度刻みで温度調整ができ、快適な室温を保つことができる省エネエアコンです。

スタンダードな省エネ基準クリアモデルで、天井シャワー気流としずかモードで、優しく快適な冷房を実現し、独自技術である「エオリア」は吹き出す風を自動で綺麗にしてくれます。

別売りの専用部品を使えば、スマートフォンをリモコン代わりに使用することができます。

霧ヶ峰 MSZ-GV2217(W) ピュアホワイト(2.2kW)

冬場のエアコン使用で最も困る霜取りを、霜取り運転をあらかじめ予測して室温を上げるようにし、部屋の温度を保つことができる、三菱エアコンの看板商品「霧ケ峰」です。

霜取り運転をあらかじめ予測して温度を上げるため、霜取りのためにエアコンを停止する必要がなく、電気料金を節約しつつ室温をキープしてくれます。

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ビーバーエアコンTVシリーズ(冷暖房時おもに6畳) SRK22TV-W

ジェットエンジンの翼形状設計に使われるCFD(数値流体力学)を応用した風路システムが特徴的な省エネエアコンで、それによって送り出される大風量で、あっという間に部屋を快適にします。

「おまかせ気流運転機能」は、風量、風向を自動的にコントロールし、部屋全体をムラなく空調するので、子供部屋などにも最適です。

大きめ省エネエアコンのおすすめ

ここからは、大きめサイズの省エネエアコンのおすすめ商品をいくつか紹介します。

富士通ゼネラル 【エアコン】FUJITSU GENERAL

10畳用のリビングサイズのエアコンで、部屋の温度を見守る機能で、高温状態と低温状態を見極めて自動で運転のオン・オフを行ってくれます。

大きいサイズながらも、年間の電気料金の目安は26,100円と安く、コストパフォーマンスにも優れた省エネエアコンです。

ダイキン DAIKIN AN40WRP-W エアコン うるさら7 Rシリーズ

加湿機能まで備えた多機能と、冷房11~17畳、暖房11~14畳にまで対応した大型の省エネエアコンで、多くあるエアコンの中でも、無給水加湿ができるエアコンはダイキンの「うるさら7シリーズ」だけです。

湿度を学習してその環境を作り出す「AI快適運転機能」は、自動で居心地の良い環境を作り、また除湿性能も高いため、寒い時期でもしっかりと除湿してくれます。

省エネエアコン まとめ 

  • 省エネエアコンを選ぶ際の一番のポイントは、どの部屋の大きさに適した畳数のエアコンを選び、使用する部屋の広さより2畳ほど大きいものがベストサイズです。
  • 省エネ性多段階評価が高ければ高いほど、省エネ性能が優れており、これを基準に選ぶのもポイントの一つです。
  • 本体価格や省エネ性能、必要となる電気料金など、バランスのよい省エネエアコンを選んで、快適に過ごしましょう。