こちらの記事は2021年4月30日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・そもそもコンシーラーってなに?
・コンシーラーの種類とそれぞれの特徴
・コンシーラーの基本的な使い方
・コンシーラーが浮く際の対処法
・目的別コンシーラーのおすすめ
そもそもコンシーラーってなに?
コンシーラーとは、ファンデーションだけでは隠しきれない、シミやニキビ跡、クマなどを部分的に集中して隠してくれる化粧品です。気になる肌の色ムラなどをカバーしたり、気になる部分にポイントで使うことが多いです。
部分用ファンデーションとも呼ばれています。
コンシーラーの種類とそれぞれの特徴

コンシーラーの種類 コンシーラーの使い方
リキッドタイプ シミを隠す
スティックタイプ そばかすを隠す
クリームタイプ クマを隠す
ペンタイプ ニキビを隠す
パレットタイプ ニキビ跡を隠す
コンシーラーの種類①:リキッドタイプ
リキッドタイプのコンシーラーは、テクスチャーはやわらかく、液状であることが特徴です。
薄づきであるため、ファンデーションとの差が出にくく、初心者の方でも使いやすいコンシーラーです。
目元や口元のシミやくすみを消すのに向いており、筆タイプ、チューブタイプなどがあります。
コンシーラーの種類②:スティックタイプ
スティックタイプのコンシーラーは、テクスチャーは硬く、カバー力は高めですが、伸びが悪いという特徴があります。
部分的に使用するのに向いており、動きが多い部分に塗ると化粧崩れを起こしやすくなります。
厚塗り感が出てしまうことにも注意が必要です。
口紅やグロスのような形状をしているものが多いため、持ち運びにも便利でしょう。
コンシーラーの種類③:クリームタイプ
クリームタイプのコンシーラーは、リキッドとスティックの中間のコンシーラーです。
パレットや、チューブ、筆などいろいろな形状をしています。
パレットタイプに関しては、数色入っているものもあるため肌別の症状ごとに使うことができます。
コンシーラーの中でも一番カラーバリエーションが多いタイプです。
コンシーラーの種類④:ペンタイプ
ペンタイプのコンシーラーは、テクスチャーとしては1番硬いものです。
ペンシル型になっており、細かな部分にも使うことが出来ます。
最後の手直しの際に使用する事が多いでしょう。
コンシーラーの種類⑤:パレットタイプ
パレットなら安定の使いやすさ。
何本も使い分ける面倒とはお別れです。
何か所も隠したい部分がある人はコンシーラーパレットがおすすめ。
コンシーラーの基本的な使い方

コンシーラー全体にいえますが、塗ってすぐにぼかしたり、伸ばしたりしないように注意する必要があります。
少し時間を置いて乾かすと、よりカバー力を増すことができます。
シミ・そばかすを隠すコンシーラーの使い方
シミ・そばかすを隠す場合は、しっかりとカバーができるスティックタイプ、クリームタイプ、または部分的に使用するペンシルタイプが向いています。
顔の全体に使用することもあるため、厚塗りにならないよう、薄い膜を作るイメージで塗る必要があります。
自分の肌と同じか、少し暗めの色を選ぶとよいでしょう。
クマを隠すコンシーラーの使い方
目元はとても皮膚が薄く、繊細な場所です。動きやシワも多いため伸びが良く、保湿効果もあるリキッドタイプのコンシーラーがおすすめです。
肌と同じ色を選ぶのがよいでしょう。
全体にコンシーラーを塗るのではなく線を引くように塗った後、ポンポンとぼかしていく事が大切です。
青クマ:血管が透けて見える場合や、血行不良など(おすすめの色:オレンジ・ピンク)
茶クマ:刺激によるくすみや色素沈着したもの(おすすめの色:ベージュ・イエロー)
黒クマ:加齢によるものや、皮膚の影になっている部分(色:パールが入っているもの・グリーン・ベージュ・ピンク)
ニキビとニキビ跡を隠す使い方
ニキビとニキビ跡を隠す際には、肌よりも暗い色のコンシーラーを選ぶとよいでしょう。
しっかりカバーできる、少し硬めのコンシーラーが良いです。
周りの肌と差が出過ぎないように色のバリエーションも必要になるため、パレットタイプがおすすめです。
何色か重ね塗りをする事でニキビによる凹凸を隠すこともできます。
油分が多すぎるコンシーラーは炎症の起きた肌にはあまり向いていません。
ニキビはすでに炎症が起きている状態であるため、強く塗らず優しく塗るとよいでしょう。
コンシーラーが浮く際の対処法
コンシーラーを塗った後、厚塗りに見えてしまう、ヨレてしまう。そういった時の対処法は以下の通りです。
まず塗る順番として、下地→コンシーラー→ファンデーションの順に塗るのが大切です。
ファンデーションの後にコンシーラーを塗る場合もありますが、メイクが完成した時点でカバーが足りなかった場合や、唇や眉の形を整える場合でしょう。
消したいニキビ跡やシミがある場合は、先にコンシーラーでカバーし、顔の土台を整えてからファンデーションを塗るのがおすすめです。
・ファンデーションとコンシーラーを塗る部分を分ける。
・全体にべったりとコンシーラーを塗らない。
・自分が持っているファンデーションよりも少し暗いか、同じくらいの色を選ぶ。
・悩み別に合わせたコンシーラーを使用する。
それでも浮いてしまった場合は、明るめのパウダーをコンシーラーの上から叩くように乗せるとよいでしょう。
細かい粒子の多い、明るめのパウダーを使用するのがおすすめです。
目的別コンシーラーのおすすめ
くま&くすみ用のおすすめコンシーラー
ORBIS(オルビス) カバーリキッドクリエイター
クマやくすみ(*)、年齢肌の抱えるお悩みを、光で飛ばしてカバーするコンシーラーです。
黄ぐすみをカバーする赤色の粉体を配合。光を拡散してアラを見せず、自然に肌悩みをカバー。
ETUDE (エチュード) ビッグカバー スティックコンシーラー SAND [コンシーラー、クマ、ニキビ跡、傷跡、毛穴カバー]
皮脂吸着パウダーで美しいお肌を長時間キープ
皮脂吸着パウダー*配合で、ヨレのないなめらかなカバー効果が長時間続く。
シミ・そばかす用のおすすめコンシーラー
資生堂 スポッツカバー ファウンデイション H100
資生堂 スポッツカバー ファウンデイション H100は、 あざやシミ、傷あとなど、普通のメイクでは対応しづらい部分を隠すのにおすすめの品です。
肌の濃い部分の色を、自然な肌色へと近づけることが出来ます。
ザ セム カバーパーフェクション チップコンシーラー
ザ セム カバーパーフェクション チップコンシーラーは、肌の屈折率と似た「Soft Focus Poweder」により、肌の欠点を自然な形でカバーしてくれるコンシーラーです。
長時間きれいな肌を維持できるのも特徴で、保湿感ある透明な肌にすることが出来ます。
ニキビ・ニキビ用のおすすめコンシーラー
キャンメイク カラーミキシングコンシーラー02
キャンメイク カラーミキシングコンシーラー02は、3色入りパレットが特徴です。
ライトカラー、ナチュラルカラー、ダークカラーの3種類を使い分けることが出来ます。
3色を混ぜることで、自分の肌の状況に合った色を作ることが出来ます。
エテュセ 薬用アクネ リアルフィットコンシーラー 20
エテュセ 薬用アクネ リアルフィットコンシーラー 20は、ニキビやニキビ跡だけでなく、目の下のクマやシミ・ソバカスに使うことが出来ます。
肌にぴったりフィットして、肌色が長時間持続するコンシーラーです。
d プログラム 薬用 スキンケアファンデーション オークル20
d プログラム 薬用 スキンケアファンデーション オークル20は、ニキビ・肌あれを防ぎなめらかな肌にすることができる薬用パウダリーファンデーションです。
敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済みなことも特徴です。
コンシーラーについてのまとめ
- コンシーラーは薬局、デパートのコスメカウンターでもたくさんの種類を見かけることができます。
- 保湿成分があるもの、カバー力があるもの、ニキビ専用のコンシーラーなどそれぞれ得意分野があります。どのような肌を目指したいのかによって選ぶ化粧品は変わるでしょう。
- その中で選んだファンデーション、または現在お使いのファンデーションに合ったコンシーラーを選ぶのがおすすめです。
- ファンデーションと同じブランドのコンシーラーを使うと、より違和感なく使う事ができます。