7月は夏バテ対策をしっかり!
夏の高温多湿な環境は、自律神経の働きに変調を生こしやすいです。
「夏バテ」とは、夏のそうした環境が原因で、全身の倦怠感や疲労感、意欲の低下や、食欲低下などの体調不良になってしまうことを指します。
夏バテ対策のポイントは以下の通りです。
飲食に気をつかって
夏は、汗で水分やミネラルが不足してしまいます。耳にタコができるくらいききますが、やはり水分補給を怠らないようにしましょう。
栄養価が高く、特にビタミンを多く含むものを選ぶことも大切です。
多様な栄養摂取が身体によいのはもちろんですが、ビタミンは身体の代謝を促進し、夏バテ特有の疲労感、倦怠感の予防に繋がります。
夏バテの対策には運動も大切
夏バテの対策には、軽い運動も有効です。
暑い外気と冷房環境の温度差は大きいため、体温の調整に関係する交感・副交感神経系のバランスが崩れやすくなってしまいます。
休日は室内でゆっくりと過ごす人も少なくありませんが、身体は温度変化に適応するために、体力を消費しています。
夏バテを避けるためにも軽い運動をし、体力を低下させないことが大切です。
睡眠の質も夏バテに影響する
夏の乱れやすい自律神経を整えるために、睡眠の質をよくする工夫は欠かせません。
夏の寝具選びでは、接触冷感や吸湿性で選ぶ人も多いでしょう、しかし、素材の柔らかさや、枕の形や高さが自分に合っていないとうまく眠ることが出来ない事に注意が必要です。
また、部屋着で寝ると、脳は活動的な状態を維持したままになりがちです。
パジャマは、眠るのに快適な吸湿・吸汗の機能を備えており、パジャマで横になると、寝つき時間や、夜中目が覚める回数が減るという研究結果もあります。
快適な睡眠のために、自分好みのパジャマを持っておくのもよいでしょう。
睡眠で大切なのは入眠時の状態だといわれています。
スマートフォンやライトなどが放つブルーライトも脳を興奮状態にするため、光を放つ機械は夜の使用を控えるか、ブルーライトカットをできる機器を選ぶとよいでしょう。
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紫外線対策も忘れずに
夏は暑い日差しで、気を抜けば簡単に日焼けをしてしまいます。
紫外線は日やけやシミを招くだけでなく、肌の老化を加速させるため、外出時には何らかの対策が必要です。
日傘を差していても、紫外線は地面からの照り返しで肌を焼くため、日やけ止めを持っておくとよいでしょう。
プールや海などの水場や、スキー場の雪は照り返しが強いため、万全の準備が必要です。
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海開き
海には意外と必要な物が多いので、忘れ物がないようにチェックしておく必要があります。
水着は用意しておかないと高くつく
ビーチによって、水着を忘れても近くで購入できる事もあります。
しかし、現地では値段が高いことが多いため、必ず前日に確認しておきましょう。
タオル類は必ず必要
タオル類は、海に入る場合は必ず用意する必要があります。
荷物を減らしたい場合は小さなタオルでも構いません。カップルで1枚のバスタオルをシェアするのもよいでしょう。
海から上がった時のタオルと、シャワーを浴びる用の2枚を持っていくと万全です。
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着替えと下着も忘れずに
下着や着替えを忘れると、寒い思いをして帰ることになるため気をつけましょう。
家から水着を着ていく場合は、下着を忘れる危険もあります。
着替える場所がトイレしかない場合や、車の中で着替えるなど、広い場所で着替えらづらい場合は、簡単に着れるワンピースなどが楽でしょう。
ラッシュガードなどの羽織り物もあると便利
海からあがると、寒いこともあります。
日焼けが気になる場合にも羽織り物は重宝するでしょう。
海から出て、近くのコンビニに行く時など、水着1枚だと気が引けることもあります。1枚持っていれば便利であるため持って行きましょう。
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ビーチサンダルがあれば気軽に散策できる
晴れている日の砂浜は熱いですが、ビーチサンダルがあれば、ビーチの周りを散歩したり、気軽に昼食を食べに行ったりすることもできます。
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富士山山開き
一般的な富士登山の期間は約2ヶ月ほどです。
7/1に山梨側、7/10に静岡側の登山道が開通します。両方とも9/10までが登山期間であることが一般的です。
山登りに必要な品はたくさんありますが、全てが必要なわけではありません。
しかし、山には危険が多く潜んでいるため、最低限の準備はしていくことが必要です。
以下では、登山の「三種の神器」と呼ばれる登山道具をそれぞれ解説します。
山ごとのレベルに合った登山靴が必要
登山では、舗装されていない山道を長く歩くことになるため、山ごとのレベルに合った靴が必要です。
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レインウェアは体温低下を防ぐ
雨に濡れると体温の低下につながります。
レインウェアは、登山において、とても大切なアイテムです。晴れの日でも突然天気が変わる事もあるため、しっかり準備しましょう。
ザックは普通のリュックとは違う
普段売られているリュックと、登山用リュックの違いは、歩いている時の快適さです。
重さや機能の他に、身体へのフィット感も大きく異なります。登山を長く楽しむためにも、登山用リュックの購入がおすすめです。
その他の備品
七夕(7月7日)
七夕は、中国から日本に伝わった星祭りです。
彦星と、織り姫という男女の星が、天の川を挟んで向かい合っており、この2つが、1年に1度だけ、7月7日に会えるという伝承から祭りが始まりました。
願いごとを書いた短冊や、飾りを笹の葉に下げ、星にお祈りをする行事が現代の七夕です。
家族でたくさんの短冊をつるし、彦星と織り姫にお願いごとをするのもよいですね。
七夕笹は欠かせない
七夕には欠かせない笹は、70cmの笹スプレーから、2m以上あるスタンド付の笹立木まで様々あります。
笹の葉と七夕飾りのセットは、組立ても難しくないため、イベントなどで笹と飾りを展開し、願い事を書いた短冊などを飾れるようにするのもよいでしょう。
飾りがあると空間が華やぐ
プリーツハンガーは、天井から吊るせば、モチーフの金銀のメッキが光に反射して目を引きます。
七夕イベントに欠かせない大きな吹流しもあると華やぐでしょう。
笹に飾れるミニセットなども売られています。
花火大会
日本の夏の風物詩である花火大会は、夏に様々な場所で開催されます。
都内では、1万発以上の打ち上げる、大規模な花火大会や、音楽と共に花火を打ち上げるロマンチックな花火大会などもあります。
お友達や恋人を誘って見に行けば、情緒溢れる思い出になるでしょう。
浴衣や帯を選んだら、浴衣を着て出かけるのにあると良いものをそろえましょう。
浴衣や下駄などのファッション
扇子があると趣深い
全身を覆う浴衣は暑いと感じることも少なくありません。あおいで涼をとるのも趣があります。
絆創膏もあると便利
慣れない下駄などを吐く場合、鼻緒が足に合わず、足の皮がむけ血が出ることもあります。
もしもの時のために絆創膏があると便利です。
手ぬぐい・ハンカチは一つ持っておくとよい
花火が始まるのは夜ですが、暑い時期であるため、汗を押さえるためにハンカチが必要です。
せっかくなので素敵な和柄もおすすめです。
オールスターゲーム
双眼鏡で選手に注目できる
テレビでは選手の姿を大きく見ることが出来ますが、球場では、観客席とグラウンドとの距離があります。
選手の表情や、ベンチのチームメイトたち肉眼で見ることはできません。
双眼鏡があるとより観戦を楽しむことが出来ます。
双眼鏡の選び方とコンサートに適した双眼鏡の選び方 おすすめの品
折りたたみ座布団があると長く観戦を楽しめる
一般的な野球場の座席は、プラスチック製の硬いものである事が一般的です。
プロ野球の試合は3時間以上に及ぶことが多く、椅子の下に何か引かなければお尻が痛くなってしまいます。
座布団を持っておくことで、長時間の観戦を楽しむことが出来ます。
ドーム球場以外ではポンチョ(雨具)が必要
野球場の座席は広くないため、傘をさすと周りに迷惑になってしまいます。
ドーム球場ではない場合は、ポンチョなどの雨具を持っていくのがおすすめです。
ウエットティッシュもあると便利
座席の汚れや、飲食物をこぼしてしまった場合など、トラブルに対してウエットティッシュが役立つ場面は多いです。
ウエットティッシュ は、小さいお子さんを連れて行く場合にもおすすめです。
ラジオがあれば細かい試合状況もわかる
ラジオを持っていれば、 解説者の詳しい実況や解説を聞くことができるため、目では負いきれない情報を得ることが出来るのが魅力でしょう。
暑中見舞い・お中元
暑中見舞いは7月初旬頃から8月7日頃までに贈る
暑中見舞いは、梅雨明けとなる7月初旬頃から、立秋である8月7日頃までの間に贈ります。
上記の期間を過ぎてから送る場合には、残暑見舞いと呼ばれるものになるため注意が必要です。
暑中見舞いの葉書には、季節に合ったデザインのものを使うと喜ばれるでしょう。
挨拶状を出すのが暑中見舞いの伝統ですが、現代では品物を挨拶状を添えて贈るのが主流です。
お中元を贈る時期は地域によって違いがある
お中元は、お世話になっている人や、仕事上で付き合いのある人に、 感謝の気持ちを品物として贈る季節の挨拶です。
お中元を贈る時期については、地域によって違いがあります。
東日本では、7月の上旬から7月の中頃までが一般的で、西日本では8月初旬から8月の中頃までに贈ります。
お中元には、3,000~5,000円ほどの品を贈るのが一般的です。
注意点として、好意であっても、無理をして高額な贈り物をすると、かえって相手の負担になることがあげられます。
特にお世話になった方に、高い物を贈るという場合でも、10,000円程度にとどめておくと良いでしょう。
贈り物には飲料が定番
暑中見舞いやお中元の定番となっているのが、「ジュース」「コーヒー」などの冷たい飲料です。
夏らしい品物も喜ばれやすい
そうめんや、旬な果物を使ったゼリーなど、夏らしい食べ物も人気です。
アイス
現代では配達技術が進化したため、アイスなども気軽に贈ることが出来ます。
相手の家族構成や好みなどに配慮して、喜ばれる物を贈りましょう。
カタログギフトも魅力的な贈り物
お中元に、カタログギフトを利用する人も少なくありません。
宿泊券などの体験型ギフトも選択できるため、夏のレジャーや旅行に利用してもらう事もできます。
相手が自分にとって都合のよい形で受け取れるのがカタログギフトの魅力です。
お盆
お盆では、全国各地の人々が先祖の霊を迎え入れ、送り出すために盆踊りや祭りが行われます。
先祖の霊を迎えるために、お盆の前にお墓の掃除をしておくとよいでしょう。
雑草を抜いたり、ゴミを取り除くなど、墓石や周辺の汚れを落としていきます。
しかし、屋外の墓の場合、早いうちに掃除をすると、お盆までに汚れてきてしまう事もあります。
一週間ほど前に掃除をしに行くとよいでしょう。
先祖の供養にお供え物を用意する
お盆では、お供え物の準備も必要です。
供養のためのお花、線香、蝋燭など、先祖の霊が行き来するための「精霊馬」と呼ばれるナスやキュウリで作った牛・馬や、「迎え団子」や送り「団子」などの品が一般的です。
故人の好物や、そうめんなどを供えるのも一般的です。
迎え火を焚き先祖の霊を迎え入れる
盆入りの夕方では、自宅の軒先で迎え火を焚きましょう。
迎え火には、ご先祖の霊が里帰りをするための目印という意味があります。
松明や蝋燭、おがらなどを燃やし。先祖の霊に「少しでも早く里帰りしにきてほしい。」という意味を込め、早い時間から迎え火を焚くことが一般的です。
送り火はやや遅い時間に焚く
盆明けの夕方になれば、自宅の軒先で送り火を焚きましょう。
迎え火と同じく、松明やろうそく、おがらなどを燃やすのが一般的です。
やや遅い時間から焚くことが一般的ですが、これには「少しでも長く一緒にいてほしいから」という意味があります。