ジャガー・ルクルトの歴史と概要

レベルソは、1931年にJAEGER-LECOULTRE(以下:ジャガー・ルクルト)というスイスの有名な時計ブランドが発表した腕時計です。

時計好きにレベルソを嫌う人はいないと言われるほどの名モデルといわれています。現在でも高い人気を誇り、特にセレブリティーに人気が高いモデルです。

ジャガー・ルクルトは、1833年に小さな工房としてスイスに誕生しました。その後時計を作る機械の設計や部品製作を得て、自社の時計を作り出すようになります。

科学によって立つ、という信念を持っており、当時から時計の中心地として有名だったスイスで、最先端の部品製造や機械の作製をこなし、高い技術を誇ります。現在でも自社生産を行っている、数少ない時計メーカーの1つです。

レベルソはそんなジャガー・ルクルトの代表作で、ラグジュアリーな外見はフォーマルな服装にもよく合います。しかし、当初はスポーツウォッチとして誕生した時計でした。

発表された1930年代のイギリスでは、ポロというスポーツが大人気でした。

馬に乗りながら玉をスティックで打ち、玉をゴールまで運んだチームが勝ちとされ、王侯貴族からも愛された由緒あるスポーツです。そんな折にイギリス軍の将校から「スポーツ中でもつけられて、ガラスが割れない腕時計は作れないか?」という依頼を受けて、開発されました。

当時はまだ、スポーツ中にも割れないような透明なガラス素材は開発されておらず、スポーツをすると腕時計のガラスが割れて、文字盤がむき出しになってしまうこともよくありました。

この難題を解決するために、ジャガールクルトでは「文字盤をひっくり返せる時計」を作り出します。それが、レベルソです。

ジャガー・ルクルト レベルソの特徴

レベルソの特徴は、何といっても「文字盤がひっくり返せる」という独特な機能です。

文字盤をひっくり返すことで、裏側のケースバックを見せることができるため、腕時計に時間を確認するため以外の楽しみを与えています。

その上、時計の構造をより良くしたり、多少のマイナーチェンジはありましたが、1931年の発表以来、基本的なデザインはほとんど変わっていません。それだけ、デザインが完成された時計です。

さらに現在では両面共に文字盤があるタイプのレベルソや、その2つの文字盤を別々の時刻に出来るタイプなど、機能性も充実しています。

「科学によって立つ」という信念のもと、優れたデザイン性と高度な機能を両立させた、高い技術力が感じられる腕時計です。

一時期は、時計の時刻合わせの必要がない自動巻きの需要、丈夫なガラスの開発などにより、生産がストップしていました。

高いデザイン性と高度な技術を併せ持つレベルソですが、丈夫なガラスがあれば文字盤をひっくり返す必要もなく、防水加工もまだできていなかったので、時代の需要からは遠のくばかりだったのです。

ところが、1984年に新生レベルソとして生まれ変わってからは、複雑な機能を多数搭載し、完全防水にもなったことから、一躍セレブリティーの間で大人気になりました。

現在では数少ない「マニュファクチュール」と呼ばれる、自社ですべての部品や工程を一貫して作られる時計の有名モデルとして、その名を不動のものとしています。

ジャガー・ルクルト レベルソの価格帯

価格帯
JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) レベルソ
¥500000~¥3000000

レベルソの価格帯は、50万~300万円となっています。

最新モデルは、2017年の夏にリリースされたレベルソ・クラシック・ミディアム・スモールセコンドで、価格は71万2千8百円です。

モデルがとにかく豊富なレベルソでは、この他にも裏面にもう1つの文字盤があるレベルソ・クラシック・ミディアム・デュオフェイス・スモールセコンドなど、サイズもデザインも異なる商品が多数あります。

複雑機構として知られ、時計のスムーズな時間刻みをサポートするトゥールビヨン搭載のレベルソは、1000万円オーバーとなっております。