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CASIO(カシオ) OCEANUSの歴史と概要
OCEANUSという名前は、ギリシア神話に登場する海の神「オケアノス」に由来しています。
ブランドロゴは波をモチーフにしていて、やわらかい曲線と鋭いラインで優雅さと先進性を同時に表しています。
OCEANUSは2004年に電波ソーラー腕時計として登場し、10年以上の歴史を持つ時計です。最初に登場した、ファーストモデルは世界初の電波ソーラー腕時計として話題となりました。
当時はまだ、電波の受信能力が乏しく、電波腕時計の実現はとても難しい状況でした。しかし、CASIO(以下:カシオ)はこの難題を独自の開発を元に解決し、世界初の電波腕時計の実現をさせました。
2006年~2007年の間に登場したのは、セカンドモデルです。これは、標準電波の受信精度をあげ、世界の5局から標準電波を受信することが出来る「マルチバンド5」を搭載したモデルです。
2012年以降に登場したのはサードモデルで、2つの都市の時刻を同時に表示することを可能にしました。このほかにも「6モータードライブ」の機能もあり、さらにハイスペックの時計と進化を遂げました。
2014年に登場したモデルは、GPSによる電波の受信ができます。また、世界5カ国6箇所にある標準電波局からの電波の受信もでき、どちらからも受信可能な、世界初の腕時計を誕生させました。
GPSでは場所を移動しても時間を瞬時に知ることができ、標準電波では、より正確かつ確実な時刻を知ることができます。
世界のどこの国にいても正確な時間が知れるので、旅行や移住、海外での仕事など、世界への行き来が激しくなった現代には最適の機能を備えた腕時計です。
CASIO(カシオ) OCEANUSの特徴
OCEANUSの最大の特徴は、なんと言ってもGPS衛星電波と標準電波の受信を両方できることです。
GPSからは、位置と時刻の情報を取得して、腕時計をつけている人がいる場所のタイムゾーンやサマータイムを瞬時に分析します。そうすることで、正しい正確をスピーディーに表示することが実現できます。
日本の衛星にも対応していて、受信効率を高めたこともポイントです。
標準電波は、日本の2局とアメリカ、イギリス、ドイツ、中国の標準電波を受信することが出来ます。これにより、時刻を自動的に補正することが可能になりました。
また、最近のモデルではブルートゥース機能も搭載され、スマートフォンとの連動も出来るようになっています。ブルートゥースの設定をすることで、1日に4回、スマートフォンに自動的に接続して時刻を修正します。
海外への移動でタイムゾーンを越えた時やサマータイムのある国での時刻補正も自動で行ってくれるようになったため、とても便利になりました。
CASIO(カシオ) OCEANUSの価格帯
CASIO(カシオ) OCEANUS
¥50000~¥250000
OCEANUSの価格帯は、だいたい15万円~25万円になっています。
最新モデルは2017年11月に発売されたOCW-G2000F-2AJFです。ブルートゥース、GPSと標準電波受信の機能はそのままで、デザインと都市コードをシンプルにしたモデルです。価格は22万円に税金が加えたものとなっています。
最低価格の商品はOCW-T100TD-1AJFで、5万円に税金を加えたものとなっています。
価格は安いですが、マルチバンド6、針位置自動補正機能、電波時計の信頼性を向上させるタフムーブメントまで、搭載された腕時計です。
CASIO(カシオ) OCEANUSの2019年時点での新作について
カシオは、腕時計をはじめとする様々な電子機器を製造、販売している日本を代表するメーカーとなっています。
カシオの腕時計ブランドの中でもメンズ向けモデルで人気を集めているのが、OCEANUSシリーズです。
ブルー色を基調としており、鮮やかなブルーの色合いが特徴的な腕時計です。
プライベートやビジネスシーンでも着用する事ができるため、メンズ用腕時計として高い人気を誇っています。
OCEANUSの最新モデルでマンタシリーズは、ワールドタイムを搭載しており、時計自体の薄さを極めているモデルです。
ブルー色が特徴的でエレガンスな外観も持ち合わせており、価格帯は16万円から23万円となっています。