ボーム&メルシエ ハンプトンの歴史と概要
「ハンプトン」は、スイスにおいてボーム兄弟が創業した名門ブランド「BAUME & MERCIER(以下:ボーム&メルシエ)」から発売されている、シックでカジュアルなデザイン性を誇るモデルです。
1830年創業という長い歴史を誇るボーム&メルシエは、創業開始から時間をかけずに、世界中へ販路を拡大し、海外でも広く知られる時計ブランドに成長しました。
創業以来、「いかなる妥協もせず、最高の品質を誇れるものだけを作る」という理念のもと、純粋に時計作りに没頭してきた会社です。
「ボーム兄弟の時計は美しく、極めて複雑な機能を搭載している」と世界中から高く評価され、その並外れた高い精度は、当時から群を抜いていました。
1950年代に入る頃、ボーム&メルシエは、現在のブランドロゴでもあるギリシャ文字に象徴されるようなフォルムを生み出し、今日のラウンド・ウォッチの礎を築くに至りました。
ボーム&メルシエのブランド力を支えている、腕時計のシリーズは数多くありますが、代表的なものに「クリフトン」「ケープランド」「クラシマ」などのシリーズがあります。
その中の1つでもある「ハンプトン」シリーズは、生まれながらにしてシックでカジュアルな印象の美しいフォルムの中に、モダンな魅力が隠されている時計です。
いつでも明確なコンセプトを掲げ、常に新しいものを追究し続ける姿勢を忘れません。若い人から年配の方まで、実に幅広い年代の人から数多くの人気を集める「ハンプトン」は、世代を超えて愛されているシリーズです。
ボーム&メルシエ ハンプトンの特徴
ハンプトンのデザイン性の特徴として、洗練されたデザインと、タイムレスな魅力が備わっている点にあります。アーキテクチュアルなラインが特徴的なヴィンテージのケースに、現代的なカジュアルさが融合されたデザインとなっています。
張りつめたような直線と、なだらかな曲線を巧みに組み合わせた、美しくも厳格的なフォルムこそが、時代を超えて愛されている理由です。
存在感があるコパーカラーの文字盤には、ローマ数字とスモールセコンドがあしらわれ、シースルーケースバッグから姿を見せるムーブメントは、高級時計の規格に基づいて、ボーム&メルシエのために特別に作られたものを使用しています。
昔ながらのデザインを引き継ぎながらも、慣例的なこれまでの作品からは明らかに一線を画したハンプトンは、一目でハンプトンだとわかることが特徴でもあります。
高性能を誇るスイス製のムーブメントを搭載するだけでなく、ガラスには傷がつきにくいサファイアを施し、機能性も申し分のない仕上がりとなっています。
ボーム&メルシエ ハンプトンの価格帯
BAUME & MERCIER(ボーム&メルシエ)ハンプトン
¥162000~¥1609200
ハンプトンの価格帯は、16万2千円~160万9千2百円と、その開きがとても大きくなっています。
平均的な価格帯を見てみると、35万円~45万円前後となっています。
1番高価格なのは、「ハンプトン10033」(160万9千2百円)で、スモールセコンド機能を特徴とし、スイス製のマニュアルムーブメントを搭載しています。
高級感のある、ゴールド仕上げが特徴的です。
ハンプトンシリーズの最新作は2014年発売の「ハンプトン10153」で、価格は16万2千円となっています。