ランゲアンドゾーネ ツァイトべルクの概要と歴史

 LANGE & SOHNE(以下 ランゲアンドゾーネ)はドイツを拠点とする時計ブランドです。創業者のアドルフ・ランゲは1815年当時のザグゼンに生まれました。

高い教育を受けたアドルフ・ランゲは、高名な時計師ヨハン・クリスティファン・フリードリッヒ・グートゲスの元で時計づくりを学び、見習いを卒業したアドルフは1837年修行の旅に出ます。その後オーストリア出身の時計師に弟子入りし、やがて工房の主任となりパリの大学で天文学や物理学を学ぶとともにパリの一流時計師の腕を磨きました。

その後1841年にドレスデンに戻り結婚し、師匠でもあった義理の父と共に共同経営者として、時計師としても成功を納めます。

アドルフ・ランゲは機械式時計に多くの革命を起こします。現在でも使用されている4分の3プレートやヨーロッパで初めて時計にメートル法を導入するなど、時代を先取りしていました。

その後息子のリヒャルトが工房の共同経営になり、工房の名称が「A.ランゲ&ゾーネ」となりましたが、しかし時代の流れに翻弄され、戦争の影響を受けることになります。本社社屋は空襲の直撃をうけ破壊され、一時創業ができない状況に追い込まれてしまいます。一時は会社の国有化もありブランド自体が消滅してしまいました。

しかし戦争が終わり、分裂していたドイツの中で壁が崩壊しウォルター・ランゲは新たに工房を立ち上げ再建に成功し、現在でも愛されているブランドを復活させました。

ツァイトベルクは2009年にベルリンで発表されました。セコンドとパワーリザーブ以外デジタルで表示されており、デジタル式時刻表示を搭載する機械式腕時計です。デジタル式の時計と機械式の時計を合わせた珍しい時計となっています。

ランゲアンドゾーネ ツァイトべルクの特徴

ツァイトベルグと他の時計との違いはデジタル式時刻表示を搭載する機械式腕時計というところです。ゼンマイから自社制作できるランドアンドゾーネだからこそ作れたデザインの時計です。

ツァイトベルグは瞬時に切り替わる数字によって時刻を瞬時に表示する機械式時計で、フェイス部分は左右の窓に分かれており、ダイヤルは上下に配置をされていて、パワーリザーブ表示とスモールセコンドが配置されておりバランスのとれたデザインとなっています。

デザインの中心となっているタイムブリッジは表面に見えていますが、ムーブメントの一部となっており無色のサファイヤが埋め込まれています。全ての時刻表示をまとめるフレームの役目も果たしており、時計の特殊なデザインの一つとなっています。

またリューズは通常とは異なり、東北を示す位置にあります。この位置にあることでゼンマイが巻き上げやすく、リューズが手にぶつかることがなく装着感が良くなるように設計されています。

ランゲアンドゾーネ ツァイトべルクの価格帯

価格帯
ランゲアンドゾーネツァィルトベルク
¥7,000,000~¥14,000,000

ランゲアンドゾーネツァィルトベルクの価格はだいたい700万円から1千400万円程となっています。

新しいモデルはツァィルトベルク・デシマルストライクです。制作数100本の限定モデルとなっており、毎正時と10分ごとにチャイムを鳴らす設計となっています。

ランゲアンドゾーネのみに存在するハニーゴールドケースをケース素材として採用しており、他のモデルとは違うデザインとなっており価格は1千400万円程です。