フランクミュラー マスタースクエアの概要と歴史
FRANCK MULLER(以下:フランクミュラー)マスタースクエアは、時計師のフランクミュラーによって創設された「FRANCK MULLER WATCHLAND(フランクミュラー ウォッチランド)」によって生産されている時計です。
フランクミュラーは1958年、時計の聖地として有名なスイスのラ・ショード・フォンで、厳格なスイス人男性と陽気なイタリア人女性の間に生まれました。
幼い頃から時計作りに関心を持ち才能を伸ばしてきたフランクミュラーは、ジュネーブ時計学校では通常3年間かかる教育課程をわずか1年間で完了し、数々の賞も受賞してきました。その類まれなる才能から著名な天才時計師のブレゲの再来と言われるほどです。
フランクミュラーは1986年にレマン湖付近で時計作りの本拠地を構え、1992年に創設した「FRANCK MULLER WATCHLAND(フランクミュラー ウォッチランド)」でさらに時計作りに情熱を注いでいきます。
FRANCK MULLER(フランクミュラー)マスター スクエアは、時計作りに情熱を注いでいるフランクミュラーのコレクションの1つです。
1920年代から1930年代のノヴェチェントスタイルにアールデコの解釈が加わったことでできたロングアイランドコレクションから派生して、2005年に誕生しました。
このマスタースクエアコレクションは、クラシカルでありながらも斬新なデザインがその魅力となっております。
フランクミュラー マスタースクエアの特徴
マスタースクエアは、ロングアイランドから派生して誕生したからか、直線と湾曲がモチーフになっているアールデコスタイルからひらめいて作られているコレクションです。
規則正しく揃っているケースを構成している4つの辺の長さと、中心部から放射状に広がっている時間を示す文字盤は、まるで閃光のように、この世にただ1つだという存在感を感じさせます。
印象的なアールデコスタイルが時代の空気が華やかであったことを体現しているのは、そのローマ数字がモダンで鮮烈だからでしょう。数字のバリエーションとしてはビザン数字もあり、その世界観はクラシカルに洗練され、バランスの美しさが、それを見るものを惹きつけます。
ケースはカーベックス形状で、手首から感じ取れるのは絶妙といえる装着感です。ケース径36ミリという大きさは、ビジネスシーンにフォーマルシーンにと、幅広い用途での使用を可能にしています。
フランクミュラーの世界観が大いにアピールされたコレクションなのです。
フランクミュラー マスタースクエアの価格帯
FRANK MULLER(フランクミュラー)マスタースクエア
¥1000000~¥3000000
マスタースクエアコレクションは、およそ19作品あります。
安い作品のもので100万円以上のお値段となっており、だいたい300万円かからないくらいまでの価格帯ですが、高いものは300万円代後半のものもあります。
現在フランクミュラー ウォッチランドが最新モデルとして発表している作品にマスタースクエアコレクションのものはありませんが、奥さんへのプレゼントとして人気が高いのがレディースレリーフ6002MQZRELIEFで、お値段は税込みで167万4千円となっております。