こちらの記事は2018年4月18日の記事を2020年5月13日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめの磁気抜き器の項目を追記いたしました。

この記事では、時計の敵となる磁気とはなにかと磁気抜きの方法、磁気抜きの相場、おすすめの磁器抜き器を紹介します。

腕時計は、落としたり、ぶつけたり、濡らしたりすると、故障の原因になることは誰もが知っている事ですが、磁気が故障の原因になり得ることを知っている人は多くありません。

ここでは時計の大敵といえる磁気とその対策を学び、磁器抜き器購入の検討ができます。

時計に磁気は大敵

針が回るアナログ式の時計は、クオーツ、機械式などの種類を問わず、磁気の影響を大変受けやい事に注意が必要です。

家電製品のわずかな磁気でも、数秒といった時間のずれを招くことがあります。

家電が発する磁気はごく微量であり、人体への影響はありませんが、腕時計の時間は少量の磁気でも簡単に狂ってしまう事に注意が必要です。

一般的な磁気帯びの症状

アナログ式が磁気を帯びた時の症状には、電池やソーラーパワーの充電量はたっぷりあっても、クオーツ時計の針が動かなくなったり、時間がずれたりすることがあげられます。

アナログ式の時計は、針を回転させるためにステッピングモーターという超小型のモーターが磁気の影響を受けやすい事が原因です。

クオーツ時計は磁気の影響さえなくなればすぐ正常に戻るため、すみやかに磁気の発生源をつきとめて、時計を遠ざければ正常な可動に戻ります。

しかし、機械式時計の場合は、強い磁気にさらされると、中で針を動かしているゼンマイ自体が磁気を帯びてしまい、アナログ式よりも重大な狂いが生じやすいため注意が必要です。

液晶表示などのデジタル時計は、そもそもゼンマイやモーターを内蔵していないため、磁気の影響はありません。

しかし、デジタル表示とアナログ指針を併用するコンビネーションウオッチの場合は、針を駆動するステッピングモーターが磁気の影響を受けるため、アナログ時計と同様の注意が必要です。

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磁気帯び状態は方位磁石で判断できる

時計が止まってしまったり、時刻が不正確になったりした場合、それが経年劣化か、機械的な故障か、磁気の影響なのかを、きちんと判断しなければなりません。

故障の原因を判断する場合は、時計を購入した店舗に修理や調整を依頼するのがベストですが、磁気の有無を調べるだけであれば、方位磁石を使って簡単に判別できます。

方位磁石はきわめて磁気に敏感であるため、時計に近づけて磁石が反応したら、磁気帯びの可能性が高いと判断できます。

方位磁石が反応した場合は、時計専門店に磁気抜きを依頼したほうがよいでしょう。

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磁気が出る機器は身近にたくさんある

機械製品の多くに含まれるスピーカーやモーターなどのパーツは、全て微量ながら磁気を発生するため、パソコンやスマホ、ヘッドホンなどの身近な機器も例外なく磁気を放ちます。

ほかにも、磁気ネックレスやマグネットで閉じるフタ、磁力で消せるお絵かきボードなども磁石を使用しているため注意が必要です。

小さなお子様がいらっしゃる方は、腕時計に磁石をくっつけて遊んだりしないように気をつけなければなりません。

また、家電製品にも注意が必要です。

冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、掃除機などの家電製品は強力な磁石を使用しているため、腕時計の保管場所には注意が必要です。

冷蔵庫はモーターだけでなく、ドアが密閉するようにパッキンにも磁石を内蔵しているため、なるべく時計をそばに置かないようにする必要があります。

家電で最も強い磁気を出すのは「IHクッキングヒーター」などの電磁調理器です。

IH調理器は強力な電磁石そのものであるため、くれぐれも時計をつけたまま調理などをしないように気を付ける必要があります。

磁気抜きの相場は1000円~2000円

磁気抜きの相場は、1000円から2000円程度です。

磁気抜きだけであれば、ほとんどの時計店がその場で対応してくれます。

腕時計のケースやベルトの消磁は5分程度で済みますが、残留磁気が強い場合や、内部の部品が帯磁している場合は、オーバーホール(分解掃除)が必要になるため、日数と費用が別途かかる点には注意が必要です。

おすすめの磁気抜き器

最近では、海外製の安価な磁気抜き器がネットショップでも簡単に入手できるようになっています。

機械式時計をいくつも持っている方や、腕時計が磁気にさらされやすい環境にある方は、磁気抜き器を手に入れて、定期的に消磁すると安心でしょう。

ZSD 退磁器腕時計用工具は使い方が簡単

ZSD 退磁器腕時計用工具は、使い方が簡単な事が特徴です。

電源をコンセントに挿し、本体の真ん中に時計を置くだけで、簡単に磁気帯びを除去することができます。

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MKS 明工舎 F202901は、本体をコンセントに差し、スイッチを押しながら上部のプラスチック部分の上で対象を滑らせると、磁気を抜くことができます。

注意点として、腕時計本体に使うのではなく、パーツや工具が使用の対象であることがあげられます。

また、対象を滑らせている最中にボタンを離してしまうと、対象に磁気が逆流してしまうため、使い方に注意が必要です。

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時計の磁気抜きについてのまとめ

  • 針が回るアナログ式の時計は、クオーツ式や機械式を問わず、磁気の影響を受けやすいという特徴があります。
  • 磁石を使う道具や家電製品のほとんどは、時計に有害な磁気の発生源です。
  • 磁気を帯びたアナログ時計は時間の誤差が増えたり、止まったりすることがあります。
  • 時計が磁気を帯びているかどうかは方位磁石を上に置けばチェックできます。
  • 時計の磁気は市販の磁気抜き器で消去することができます。
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