モリッツグロスマンの歴史と概要
モリッツグロスマンの時計をモチーフとした時計を製作するグロスマンウーレン社が、2015~2016年にテフヌート、テフヌートレディー、テフヌートピュアという個性的な時計モデルを発表します。
元々、モリッツグロスマンというのは、実在した時計職人でした。彼は、ドイツのドレスデンという地で生まれます。
彼は、ドイツのグラスヒュッテに時計会社を設立(1854年)した後、1885年に、この世を去ります。そして、彼の遺産をグラスヒュッテで発見したクリスティーネフッターが、その遺産に感動し、2008年、グロスマンウーレン社を設立しました。
彼の考えを引き継いだ時計を製作するグロスマンウーレン社は、2013年にグラスヒュッテに正式に工房を誕生させます。無事に落成式が終わった工房で、2015年にテフヌート、テフヌートレディーという時計モデルを発表し、2016年にテフヌートピュアを発表しました。
テフヌート及びテフヌートピュアには、6時と12時のみアラビア数字が表記され、それ以外のダイヤル表記との違いを顕著にしています。そして、テフヌートレディーのダイヤルの6時の位置には、ダイヤモンドが埋め込まれているのが特徴的です。
これらのモデル以外にも、テフヌートは存在します。それらは、テフヌートアラビアンナイト、テフヌートツイストなどを含む4種類です。
中でも、アラビアンナイトモデルはケース内に砂漠の絵が描かれており、ダイヤル表記も大小のサイズを用いて表現しています。
このように、グロスマンウーレン社は、様々なテフヌートモデルを発表しており、それらの時計には、かつて時計職人として実在したモリッツグロスマンの考えが生きています。
モリッツグロスマンテフヌートモデル 特徴
優れた4つの特徴を持つ、モリッツグロスマンテフヌートモデル。
細かい部分にまでこだわりが持たれたケースには、いくつかの個性的な部分が存在します。リューズには溝が掘られ、その特徴的な形に魅入る人も多いでしょう。そして、薄いムーブメントは手首にフィットします。
さらに、サファイヤクリスタルを採用していることにより、ケース内の表記部分に細かく目が届くでしょう。
ダイヤルのインデックスは、ゴールドの線と、6時と12時のみアラビア数字表記という組み合わせで、この時計の個性をよく表しています。
ケース内の針は、モリッツグロスマンの凝った製法がよく表れています。先端は木の葉型で、中心部は細い仕様です。
このケース内の凝った針仕様により、分かりやすく、正確に時間を読み取ることができます。
バックルに関しても、使用者への配慮がなされています。オプションにより交換が可能なので、ファッションの幅が広がります。
この時計モデルには、主にケースの仕様の異なりが目立つ、2種類の色が用意されています。
一つは、18Kローズゴールドです。この色ですと、金が目立つでしょう。そしてもう一つは、18Kホワイトゴールドです。この色の場合は、全体的に黒色に感じると思います。それは、ケース内のダイヤルが「ダークグレー」によるからです。
このように、時計自体の特徴のみでなく、モデル自体の色も2種類用意されていることにより、かなり個性の幅が広がったモデルが、このモリッツグロスマンテフヌートになります。
モリッツグロスマンの価格帯
MORITZ GROSSMANN テフヌート
約130万~330万円
135万円で手に入るデザインは、テフヌートピュアスチール(世界限定150本)です。このデザインは、「MG04.J-04-A000505」と「MG04.J-04-A000508」が出ています。両方とも価格は同じですが、主にブラックとブラウンで色が分かれています。
334万8千円で手に入るデザインは、テフヌート(MG04.F-01-A000352、MG04.F-02-A000353)です。こちらも2種類デザインが分かれており、その詳細は、18Kローズゴールドと18Kホワイトゴールドになります。
約130万~330万円で手に入るテフヌートは4つのデザインが存在し、そのデザインの異なりとしては、主に色違いが目立ちます。