この記事では、液晶・プラズマテレビにはない独特の魅力を持っているハイビジョンブラウン管テレビに関して解説します。
現在、液晶・プラズマテレビが普及していますが、今でもブラウン管テレビを使っているという人も少なくありません。
しかし、ブラウン管テレビといっても、ハイビジョンブラウン管テレビと呼ばれる高画質なモデルも存在しています。
この記事を読むことで、自分に合ったハイビジョンブラウン管テレビ購入の検討が可能です。
そもそもハイビジョンブラウン管テレビとはなにか?
ハイビジョンブラウン管テレビは、通常のブラウン管テレビよりも、綺麗な映像を映し出せるテレビです。
通常のブラウン管テレビの走査線(画面を構成する横方向の線)は500本程度でしたが、ハイビジョンブラウン管テレビは、1080本以上の走査線を持っています。
画面を構成する走査線が多い事により、ブラウン管テレビよりも高い解像度で映像を描画する事が可能です。
しかし、2000年代半ばから、ハイビジョンブラウン管テレビは、薄型テレビの普及によって生産が少なくなり入手が難しくなっています。
ハイビジョンブラウン管テレビは、ネットオークションに出品されていることが多いため、オークションサイトなどをチェックしてみるとよいでしょう。
ハイビジョンブラウン管テレビのメリット
ハイビジョンブラウン管テレビの最大の特徴は、一般的な薄型テレビよりも動画の応答速度性能が高く、搭載スピーカーが大きいことです。
激しく動くスポーツ中継やアクション映画などを、薄型テレビより高い臨場感で楽しむことができるでしょう。
また、スピーカーが大きい事により、音楽番組やバラエティなどの声が聞き取りやすいのも魅力です。
ハイビジョンブラウン管テレビのデメリット
ハイビジョンブラウン管テレビのデメリットには、大きくて重いため、移動や処分が大変なことがあげられます。
1階から2階に設置するだけでも持ち運びは困難でしょう。
また、ハイビジョンブラウン管テレビにはアナログチューナーしか付いていないため、現在のデジタル放送が見られない事があげられます。
接続端子に関しても、ハイビジョンブラウン管テレビでは悩むことがあるでしょう。
ハイビジョンブラウン管テレビの接続端子には、HDMI端子がなく、D端子を使うことになります。
レコーダーを探す際に、D端子を使えるモデルから探さなければならないのは不便でしょう。
ハイビジョンブラウン管テレビのまとめ
- ハイビジョンブラウン管テレビは、液晶テレビにも負けない魅力があります。例えば、音質がよく動きが激しい映像にも対応しています。
- しかし、デメリットも存在します。まず厚みがあり、とても重いので移動しにくいです。また、別途デジタルチューナーを購入する必要があり、接続端子も限られています。