ジャズマスターの概要と歴史
ジャズマスターとは、アメリカの名門時計メーカーである「HAMILTON(ハミルトン)」で作られた腕時計です。
ハミルトンの腕時計は、ミリタリーテイストのものが多いですが、ジャズマスターはスーツにも合うアメリカンクラシックな腕時計として人気があります。日本国内での人気はもちろん、アメリカ本国でも今なお男性を虜にしています。
ハミルトンは、1874年頃にアメリカのペンシルバニア州に設立された「アダムス&ペリー時計製造会社」が基盤になった時計メーカーです。一般的な老舗の 時計メーカーは、1人の卓越した時計技術者が小さな工房からスタートしていることが多いですが、ハミルトンは小さな企業の合併により誕生したのが特徴です。
その後、小さな企業が集まり、1892年に「ハミルトン時計(Hamilton Watch Company)」が設立され、現在まで続いています。
ハミルトンの歴史はアメリカ軍の時計の歴史と言ってもいいくらい、軍隊との関わりが深い時計メーカーです。1917年、第一次世界大戦時には、ハミルトン最初の腕時計で現在でも人気モデルの「カーキ(Khaki)」の生産を開始。第二次世界大戦時には、一般向けの時計の生産を完全に停めて、100万個の軍用時計を製造します。
軍用時計を開発する際に育てられた「耐久性」は、今でもハミルトンの腕時計全てに継承されています。他の高級腕時計には存在しない「力強さ」が人を惹きつける理由なのです。
ジャズマスターの特徴
HAMILTON(ハミルトン)ジャズマスターは、軍用時計として鍛えられたタフネスと、現代社会に必要なスマートさがミックスされた革新的なデザインにあります。
ジャズマスターには、スーツスタイルに合わせるドレッシーなデザインや、革のライダースジャケットに合わせるスポーティーなデザインなど、非常に多くのラインナップが存在します。
いくつか特徴的なモデルを紹介します。
ミリタリーな印象が強いハミルトン伝統モデル「カーキ」と、現代的なモデル「ベンチュラ」の中間に位置するのが「ジャズマスター シービュー」です。現代の男性のどんな服装にも合わせやすい、万能な一本と言えます。
オートクロノアメリカンバイクに跨がって砂漠を疾走するなら、腕に巻くのは「ジャズマスター オートクロノ」以外ありえません。古き良きアメリカの開拓時代を思わせる無骨なデザインが、身につけた人の印象をグッと大人らしくしてくれます。
ハミルトン=ミリタリーという印象を完全に覆すスタイルが魅力なのが「ジャズマスター オープンハート」です。盤面の大胆にカットし内部機構が覗くオープンスタイルは、キッチリ決めつつも遊び心を忘れないパーティーシーンで活躍する逸品になっています。
ジャズマスターの価格帯
HAMILTON(ハミルトン)ジャズマスター
¥50,000~¥600,000
最低価格は「ジャズマスター レディ クオーツ」で価格は約5万円(3,500香港ドル)、最高価格は「ジャズマスター シンライン ゴールド」で価格は約60万円(42,350香港ドル)となっております。
ハミルトン ジャズマスターの2019年時点での新作について
ハミルトンは、世界的に人気及び知名度が非常に高い高級腕時計メーカーです。
ハミルトンは、アメリカが発祥の地とされており、現在では時計で有名なスイスのスウォッチグループのブランドでもあります。
長い歴史のあるハミルトンは、これまで複数のモデルが登場しており、いずれもお洒落で高級感溢れる腕時計が製造、販売されています。
そんな、ハミルトンのモデルの中でも人気が高いのがジャズマスターです。
ジャズマスターは、モダンでありながら現代風にアレンジされているデザインで、メンズウォッチ、レディースウォッチともに高い評価を集めています。
ジャズマスターの最新モデルは、ジャズマスター オートクロノH32586181です。
ケース素材は、ステンレススチールで作られており、10気圧の防水機能も兼ね備えています。
ムーブメントは、自動巻き、クロノグラフの機能を有しており、高級感溢れるデザインに加えて、実用性も高い腕時計です。