こちらの記事は2018年12月17日の記事を2020年4月22日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・PC接続用VRゴーグルの選び方に眼鏡をかけたまま使用できるかどうかで選ぶを追記いたしました。
・おすすめのPC用VRゴーグルを2020年4月22日の情報に更新いたしました。

まず知っておきたいのは VRゴーグルはパソコン用やスマートフォン用といったように対応するデバイスが決まっていると言うことです。

スマホ用ならば比較的安価なゴーグルもありますが、パソコンに接続して使用するゴーグルは なかなか気軽に購入するのは難しい価格設定になっています。

今回は、納得のいくPC用VRゴーグル の製品選びができるようおすすめ商品と共にご説明致します。

PC用のVRゴーグルの特徴

PCやPS4に対応するVRゴーグルは ヘッドセットやヘッドマウントディスプレイ(HMD)と呼ばれ、スマホ用ゴーグルと比較するととても性能が高いです。しかしその分価格も高く設定されています。

PC用ゴーグルはPCに接続して使用します。ゴーグルに同梱されているデバイスを接続することで、VR動画やVRゲームを楽しめます。

またPC用VRゴーグルはセットアップに若干手間がかかります。

スマホ用VRゴーグルならゴーグルにスマホを挿すだけのシンプル設定ですが、PC用VRゴーグルは機種によってPC本体にゴーグルを接続するものや Blutoothを介して接続するものなど様々です。

もうひとつ重要なポイントは、自分がどんなVRコンテンツを体験したいのかということです。

配信元のコンテンツプラットフォームによって体験できるコンテンツが異なるため、その上で体験できるプラットフォームに対応したゴーグル選択をする必要があります。

PC用のVRゴーグルのメリット

ほとんどのPC用VRゴーグルはVRゲームをプレイすることを念頭にしているため、ゲーム用コントローラーが同梱してあります。

PC用VRゴーグルはスマホVRと比べてクオリティーの高いゲームプレイできるのが 最たる魅力と言えるでしょう。
更にPC用VRにはルームスケールと呼ばれるモードがあります。

これは実際に室内を歩くことでゲーム内のキャラを操作出来るモードのことです。

室内を歩くためある程度の部屋の広さが必要になりますが、臨場感が飛躍的に高まる機能のため スマホ用VRにはないPC用VRならではの機能と言えます。

PC接続用VRゴーグルの選び方

最高峰のVR体験が楽しめるPC用VRですが、その価格の高さ故、どの製品を買うべきか大いに迷うところではないでしょうか。
価格を含め製品を選ぶポイントをご案内致します。

価格でVRゴーグルを選ぶ

スマホ向けVRであれば2千円〜3千円代の安価な製品が多く販売されている一方で、PC用VRの価格は3万円代から 最も高額な製品としては20万円近くするものまであります。

冒頭で述べたとおり、ヘッドセットやヘッドマウントディスプレイ(HMD)と呼ばれるPCやPS4に対応するVRゴーグルは スマホ用ゴーグルに比べると非常に高性能かつ高額です。

故にどのゴーグル製品を選んでも基本的にハズレはないでしょう。
しかし如何せん高価な買い物であるため、ディテールなどにもこだわりを持ち 納得のいく製品選びをしたいところです。
本体価格プラス他周辺機器を揃えるなら10万円以上はかかります。

スマホ用VRゴーグルが数千円で購入できることを考えると、PC用VRゴーグルがいかに高価であるかがわかります。

解像度でVRゴーグルを選ぶ

解像度とは画質のことを指します。
PCやスマホのディスプレイに映る映像は極々細かい”点”の集合によってできているため、点が細かければ細かいほど映像は綺麗です。

例えばOculus RiftとHTC Viveは同じ解像度で2160×1200ピクセルです。
VRだけではなくARにも対応しているWindows MixedRealityなら2880×1440ピクセルとなり、より解像度が高くなります。

視野角でVRゴーグルを選ぶ

視覚野は視界の広さのことですので、広ければ広いほど質の高いVR体験が可能となります。
現実世界での人間の視野は120度程度と言われていますが Windows Mixed Realityなら105度、HTC ViveとOculus Riftは110度です。

技術は日進月歩で向上しているため 現実世界により近い視野角のヘッドマウントディスプレイの登場も期待できます。
また メガネ使用者の気になる点ですが、多くのゴーグルはメガネ着用中でも装着できる仕様になっています。

しかしハイエンドHMDの中では Oculus Riftがメガネのサイズによって多少きつく感じることがあるかもしれません。

メガネ着用時でのVRゴーグル装着感が気になってしまう人は、コンタクトレンズにするか フレームの薄いメガネ着用をおすすめします。

眼鏡をかけたまま使用できるかどうかで選ぶ

PC用VRゴーグルの中には眼鏡をかけたまま使用できる商品もあります。

普段から眼鏡をかけている方は、裸眼で使用してしまうと映像を十分に楽しめない可能性が高いため、購入する際は眼鏡をかけたまま使用できるものを選びましょう。

また、眼鏡をかけたまま使用できる商品の中には、ピント合わせを自動で行ってくれるものもあります。

他にも曇りを防止してくれる機能など、機能面も充実した商品が多いです。

おすすめのPC用VRゴーグル

HTC VIVE Cosmos Elite 99HART006-00

HTC VIVE Cosmos Elite 99HART006-00は、VRゲーム用のVRゴーグルで、Windows10に対応しています。

映像解像度は2800×1700と解像度が高く、従来製品よりも88%向上しています。

15㎡以内の範囲であれば、どの角度からでもスムーズに映像の世界に入り込むことができ、操作性も抜群です。

また、様々な顔のに合うよう設計されており、眼鏡をかけたままでも問題なく使用可能となっています。

臨場感のある世界観でPCゲームを楽しみたい方におすすめです。

HTC エイチ・ティー・シー PC向け VR VIVE Cosmos Elite 99HART006-00

DPVR E3-4K GamingCombo

DPVR E3-4K GamingComboは、3840×2160の4K画質に対応している5.5インチディスプレイを採用した商品です。

コントローラーが付属しているため、手元で快適に操作することが可能です。

また、3000を超えるVRコンテンツを楽しむことができ、VRゲームなどが好きな方にも飽きがこない仕様となっています。

PCに簡単に接続できるため、難しい設定をすることなくVRの世界を体感できるでしょう。

WWT VR ゴーグル ヘッドセット

WWT VR ゴーグル ヘッドセットは、本体の重さが550gとVRゴーグルの中では比較的軽量で、長時間装着していても負担が少ない商品です。

1920×1080の解像度を実現しており、なめらかで鮮明な映像を映し出すことが可能となっています。

本体のクッション部分は取り外して洗濯ができるため、日々のお手入れも簡単でしょう。

Bluetoothなどのワイヤレス接続はもちろんのこと、miniHDMIでの接続も可能です。

VRゴーグルのまとめ

  • 価格:本体プラス周辺機器を揃えるなら10万円以上はかかるため スマホ用VRと比べると非常に高価。
  • 視野角:広ければ広いほど質の高いVR体験が可能
  • 解像度:高いほど臨場感が増す
  • メガネ着用:メガネ着用でも装着できる製品は多い
  • コンテンツプラットフォーム:体験できるコンテンツが異なるため それぞれのプラットフォームに対応したゴーグル選択をする

各社しのぎを削って今後ますます製品改良されるであろうPC用VRゴーグル。
おいそれとは簡単に手を出せない高額製品であるからこそ、機能だけに止まらず デザインなど細かいディテールにまでこだわって納得のいく製品を選びましょう。