BREGUET(ブレゲ)とは

BREGUET(ブレゲ)は、1775年にパリで創業した時計メーカーです。

その歴史はアブラアン‐ルイ・ブレゲがパリのシテ島に建てた時計工房からはじまりました。

1970年にフランスの宝石細工商ショーメが商標を買い取り、後にフランス資本のPPRがショーメごと買収しました。スウォッチが社が1999年に買収し、現在もスウォッチグループの一社です。

BREGUETの顧客には、ナポレオンやマリーアントワネットなど歴史に名を残す偉人が名を連ねています。

マリーアントワネットはありとあらゆる贅を尽くされた懐中時計をBREGUETに発注しました。しかし「BREGUET No.160」が数年もの歳月をかけて無事完成したとき、マリーアントワネットはすでにこの世にはいませんでした。

また、ナポレオンはブレゲ初の携帯用置き時計「キャリッジクロック」「シンパシティクロック」を愛用していたとされています。

このように多くの逸話を残すBREGUETは、スウォッチグループ下で業績を回復し、現在でも時計の最高ブランドとして知られています。

創業者アブラアン-ルイ・ブレゲの画期的な発明の数々により、BREGUETは高級腕時計のパイオニア的存在とされています。現在でも毎年のように新型のムーブメントが誕生し、新たに取得した特許の数は8年で77件にも登るなど、何よりも研究開発を重んじるその精神は現在も受け継がれています。

現在、BREGUETのブティックは世界各国に32店舗存在します。

BREGUET(ブレゲ)のつくる時計の特徴

BREGUETの時計の最大の特徴は、なんといっても初代ブレゲの開発した革新的機構です。その精神は現在にも継承され、新技術の開発に積極的な姿勢に表れています。

すべてが手作業で製作されるBREGUETの時計には、ひとつとして同じものが存在しないといわれています。特徴的なディテールのデザインとともに、すべての時計には個別の番号がつけられていています。

トゥールビヨン、ミニッツリピーター、ブレゲひげゼンマイ、パーペチュアルカレンダー、パラシュート耐衝撃機構といった、現存する時計機構の多くが創業者ブレゲの考案です。なかでも「トゥールビヨン」は、1801年にブレゲが特許取得し、高級機械式時計の代名詞となっています。

さらには文字盤装飾においても、ギヨーシェ文字盤、ブレゲ針、ブレゲ数字など、現代の高級時計にも通じるデザインの多くがBREGUETからはじまりました。

伝統を重んじ文化を継承しつつも、革新的な技術の開発に余念がなく、卓越した時計を創造するブランドがBREGUETというわけです。

BREGUET(ブレゲ)の腕時計のおおまかな価格帯

BREGUET不動の人気モデル「タイプXX」は、1950年代にフランス海軍航空部隊がパイロットウォッチの製作を依頼したことがきっかけで誕生しました。

「タイプXX」には【アイロナバル】と【トランスアトランティック】の2種類のモデルがあります。その後継モデルとして「タイプXXI」と「タイプXXII」も発売されています。

【アイロナバル】はおよそ74万円、日付表示機能を6時位置に備えた【トランスアトランティック】は87万円から96万円という価格帯になっています。

初期の懐中時計にインスピレーションを得て製作された「トラディション」は200万円以上の価格です。ムーブメントを構成するほとんどの部品を見ることができる美しいデザインなだけあります。