ULYSSE NARDIN(ユリスナルダン)の解説

ULYSSE NARDIN(ユリスナルダン)は、スイスのル・ロックルに設立された時計メーカーです。

創業は1846年で、時計職人ユリス・ナルダンが工房を開設したのがはじまりで、1862年に開催されたロンドン万国博覧会では、出品した懐中時計が金賞を受賞。さらに1893年のシカゴ博覧会でもマリン&ポケットクロノメーター部門で金賞を獲得し、その名を轟かせます。

マリンクロノメーター(船舶用時計)の分野では独占状態になるほどの成功を収め、日本海軍を含む50カ国もの海軍にて納品されました。懐中時計の分野においても超高級時計としての地位を確立し、1908年には明治天皇と嘉仁皇太子が3個の時計を購入したという記録も残されています。

しかし、腕時計の時代に突入すると時流に乗り遅れ、1970年代のクオーツショックでブランドは休眠状態へと陥りました。

1983年、投資家のロルフ・W・シュナイダーがユリスナルダンを買収するかたちでブランド復興へと動き始めます。

そして、10年のあいだに「アストロラビウム・ガリレオガリレイ」「プラネタリウム コペルニクス」、「テリリウム ヨハネス ケプラー」という”天文三部作”といわれるコレクションを発表して復活を遂げました。

中でも1983年に発表されたアストロラビウム・ガリレオガリレイは、「世界一複雑な腕時計」としてギネスブックの表紙にも掲載されています。

現在では、170年の歴史を生かした複雑機構を備えたモデルに加え、マリンクロノメーターを豊富とさせるような美しい腕時計などを展開して多くのファンに支持されています。

ULYSSE NARDIN(ユリスナルダン)のつくる時計の特徴

ユリスナルダンのフラッグシップモデルは、「マリーン クロノメーター」です。ブランドの歴史を凝縮した1本とも言えるこのモデルは、さまざまな素材やパーツを融合させた造形美が魅力です。

また、高級感溢れる「クラシック コレクション ソナタ」も高い人気を誇っています。

マリーン クロノメーターユリスナルダンの伝統でもある航海用マリンクロノメーターのデザインを踏襲した「マリーン クロノメーター」は、大きな文字盤と独創的な針やインデックスが魅力です。

ギザギザとしたベゼルや大ぶりなリューズは、存在感抜群ながらエレガント。SSモデルでは金屬アレルギーに配慮して、チタンでケースを作り上げているのにもこだわりを感じさせます。

クラシック コレクション ソナタクラシック コレクション ソナタは、流行に左右されない高級感溢れるデザインが特徴です。自社で製造された機械式ムーブメントには、デュアルタイムやビッグデイト、アラーム機能といったさまざまな機能を備えます。デザイン・機能ともに一生涯愛用できるクオリティだと言えるでしょう。

ULYSSE NARDIN(ユリスナルダン)の腕時計のおおまかな価格帯

ULYSSE NARDIN(ユリスナルダン)の腕時計 価格帯

\80,000~\10,000,000以上

ユリスナルダンの腕時計の価格帯は、80万円前後のものから1000万円を超えるものまでラインナップされています。

2018年に発表された新作の「クラシコ ジェイド」は、80万円から114万円の価格帯となっています。ラウンドケースの優美なフォルムに、文字盤の左下には10個のダイヤモンドで繊細な波模様が描かれています。

文字盤自体の素材も淡く虹色に輝くマザーオブパールを使用しており、他にはないエレガントな仕上がりとなっております。

マリーンシリーズの最新作である「マリーン トゥールビヨン」は、320万円を超える超高級モデル。6時位置に備えられた複雑機構のトゥールビヨンが、マリーンのデザインに驚くほどマッチしています。世界でも有数のエグゼクティブな1本です。

Ulysse Nardinマキシマリーンクロノメーター自動18 ktローズゴールドメンズ時計266 – 67 / 40
ULYSSE NARDIN(ユリス・ナルダン)
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Ulysse Nardinマキシマリーンクロノメーター自動18 ktローズゴールドメンズ時計266 – 67 / 40
ULYSSE NARDIN(ユリス・ナルダン)