こちらの記事は2018年12月11日の記事を2020年05月14日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・重さが200g以下のドローンのおすすめを2020年05月14日の情報に更新いたしました。

この記事では、ドローンで重さが200g以下のモデルの特徴や選び方、おすすめのモデルを解説します。

スマホや一般的なカメラでは難しいとされるアングルからの撮影は、ドローンを使用すれば挑戦することが可能です。

この記事を読むことで、飛行のための申請が必要なく、気軽に使うことができる200g以下のドローンについて知り、購入の検討ができます。

重さが200g以下のドローンの特徴

重さが200g以下のドローンの最大の特徴は、申請の手続きをしなくても飛行ができる点です。

航空法によって、200g以上のドローンを飛行させるためには、法に定められている手続きを行う必要があります。

飛行のための申請手続きは、日付や高度など記入する項目が多く、面倒になりがちですが、200g以下のドローン(ホビードローン)では、飛行可能区域であれば申請をしなくても飛行可能です。

申請が必要ない事により、遊んだり、撮影を行ったりを気軽に行えるのは魅力でしょう。

また、200g以上のドローンは小型なモデルが多いため、収納がしやすい上、手入れも簡単であるなど、初めてドローンを使う方でも扱いやすいのも魅力です。

しかし、申請の必要はなくてもマナーは大切です。

200g以下といってもドローンであることに代わりがないため、周りに配慮して使用する必要があります。

その他の飛行の際の注意点には、200g以下のドローンは風の影響を受けやすい事があげられます。

風によって本体が空中で大きく動かされることも考慮して、余裕を持った飛行を行う必要があるでしょう。

重さが200g以下のドローンの選び方

値段で選ぶ

重さが200g以下のドローンを購入する際は、値段で選ぶのがポイントです。

どのモデルも基本的に、価格が高いほどスペックも高くなります。

ドローンで本格的に遊びたい方や、本格的な撮影がしたい方は、ハイスペックな200g以下のドローンがおすすめです。

ドローンを初めて購入する場合には、飛行操作に慣れる目的で、安価な200g以下のドローンを購入するのがおすすめです。

飛行操作に慣れていないと、ドローンを落下させたり、壁にぶつけたりなどの衝撃で壊してしまう可能性があります。

最初からハイスペックなドローンを購入するのではなく、ドローンの扱いを学ぶ目的で、安価なドローンから使い始めると安心でしょう。

搭載カメラの画質で選ぶ

重さが200g以下のドローンを選ぶ際は、搭載カメラの画質で選ぶのもポイントです。

200g以下の重量を実現するために、画質が悪いカメラを搭載している製品は少なくありません。

ドローンを写真や動画撮影のために使いたいと考えている方は少なくありませんが、カメラの画質が悪いと、せっかく購入しても使い物にならないと言う事態が起こり得ます。

上記の事から、撮影目的で200g以下のドローンを購入する場合は、フルHDや4K撮影に対応した製品を選ぶとよいでしょう。

ほかにも、カメラの後付けができる製品であれば、別途購入した好みのカメラで撮影することができます。

カメラを後付けできるドローンは、後付けしたパーツによって200gを超えてしまっても手続きは不要であると定められているため安心です。

撮影に役立つ機能の有無で選ぶ

重さが200g以下のドローンで撮影する場合には、カメラの画質だけでなく、撮影に便利な機能の有無を確認するのもポイントです。

リアルタイムで飛行させながら映像をスマホなどに映すことができる「FPV機能」があれば、思い通りの位置から撮影が可能です。

「ジンバル」が付いているモデルであれば、ドローンの動きに合わせてカメラが動き、映像のブレを抑えて安定した撮影を行うことができます。

撮影での使用にこだわる方は、上記能ような撮影に便利な機能にも注目して検討するとよいでしょう。

飛行機能で選ぶ

重さが200g以下のドローンは、飛行機能で選ぶのもポイントです。

「高度維持機能」が搭載されたモデルであれば、自動で高度を維持して飛行するため、落下などのアクシデントを防ぐのに役立ちます。

ほかにも、自動で飛行を開始した場所に戻ることができる「リターン機能」や、本体を落下などの衝撃から守る「プロペラガード」などは、紛失や故障を防ぐために役立ちます。

自分の使用目的などに合わせて、必要となる機能が搭載されているモデルを選ぶとよいでしょう。

ドローンを使える場所は広い野外か他人の私有地外

ドローンを使用する際は、飛行させてもよい場所かどうかを必ず確認しておく必要があります。

飛行させる場合は、飛行エリアが広い野外であることや、他人の私有地ではないことを十分に確認しなければなりません。

法を守ってドローンを使用するためには、国土交通省のドローン規制法について目を通しておく必要があります。

参考
国土交通省 無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール

重さが200g以下のドローンのおすすめ

Mavic Miniは折りたためるため収納しやすい

Mavic Miniは、コンパクトに折り畳めるため、収納もしやすい199gと軽量なモデルです。

最大で18分間の連続飛行が可能で、専用の送信機から最大2kmの距離までHD動画を伝送することができます。

3軸モーター搭載のジンバル(手ブレを画期的に補正する機械)により、ブレが少なく見やすい映像撮影を行えるのも魅力でしょう。

ドローン操作を行える専用アプリ「DJI Fly」はシンプルなボタン配置により、直感的な飛行や撮影を行うことができます。

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SKYHIGH GB030は高解像度カメラが魅力

SKYHIGH GB030は、高解像度カメラを搭載しており、静止画4K・動画2Kの撮影を行うことができます。

さらに、機体底部に搭載されたボトムカメラにはビジョンセンサーが内蔵されており、映像から機体の傾きを検知して、自動で姿勢の制御を行ってくれるのも特徴です。

高度を一定に保てる気圧センサーも合わせて、安定して見やすい撮影を行うことができます。

スマホの専用アプリを使えば、ドローンからの映像をリアルタイムで映せるため、思い通りのアングルから撮影を行うことが可能です。

バッテリーは大容量であるため、最長で約18分ものフライトを行うことができます。

G-Force LUCIDA Red GB121は超小型の名刺サイズ

G-Forceのこのモデルは、名刺サイズでありながらも、フルHD画質で動画と静止画を記録できる1080pFHDカメラが搭載されています。

機体底部には、映像のズレから機体の状態を検知できるボトムカメラが備わっており、安定した撮影のために自動で制御を行ってくれます。

専用アプリにドローンカメラからの映像をリアルタイムで映せるため、撮影しながらドローン操作を行うことが可能です。

G-Force INGRESS GB080は自動で帰還する機能が便利

G-Force INGRESS GB080は、ワンボタンの操作で、離陸した場所まで自動で戻ってくるのが便利なモデルです。

本体にはGPSセンサーが搭載されており、コントローラー(同梱)やスマホの専用アプリからの操作を行うと、一定の高度まで上昇した後、自動帰還します。

GPSセンサーにより、目的の撮影を終えた後、ドローンを操縦して手元まで戻す必要がないのは便利でしょう。

ほかにもGPSを使った機能には、スマホアプリに表示した地図上で航路を作成する事で、作成した航路を自動航行してくれる機能があげられます。

撮影の際の航路を事前に決めておくことで、空中で迷ってしまう事態を防ぐことができるのは安心でしょう。

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CCP H823-BLは子供でも使える安心設計が魅力

CCP H823-BLは、対象年齢は10歳以上と、お子様が使う事が考慮されているのが特徴のモデルです。

ドローン使用の際、ケガの原因になりえるプロペラ部分が全方面からガードされている安心設計がされています。

ホビードローンでありながらも、スマホにリアルタイムで撮影映像を移しながら飛ばすことができます。

約40分の充電をする事で、約4分の連続飛行が可能です。

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重さが200g以下のドローンのまとめ

  • 重さが200g以下のドローンは、航空法によって決められている手続きをする必要がありません。小型で手入れも簡単であるため、手軽にドローンを使用したい方にも最適です。
  • 200g以下のドローンを選ぶ際は、「価格」「カメラ性能」「カメラ機能」「飛行機能」が確認するポイントです。
  • 価格帯が幅広いことも200g以下のドローンの特徴です。価格が高いほど、ハイスペックの傾向があります。
  • カメラの画質にこだわる場合、フルHDや4K撮影に対応している製品・後付けができる200g以下のドローンがおすすめです。
  • カメラが後付け可能なモデルの場合、カメラ搭載後の重量が200gを超えても申請や手続きは不要という特徴があります。