こちらの記事は2018年12月25日の記事を2020年05月14日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・アイロンのおすすめを2020年05月14日の情報に更新いたしました。
ここでは、アイロンの種類や選び方、おすすめのモデルを解説します。
周りからの印象をよくするためには、衣類のシワをアイロンで取っておく習慣が大切です。
衣類にシワがあると、周りからだらしない人だと見られてしまう可能性が高いためです。
しかし、最近のアイロンは多種多様であるため、どのアイロンを選ぶべきか分からないと思う方は少なくありません。
この記事を読むことで、選び方を知り、自分に合ったアイロン購入の検討ができます。
目次
アイロンの種類
アイロンの種類は、主に「スチームアイロン」「ハンディスチームアイロン」「衣類スチーマー」「ドライアイロン」の4つです。
以下では、アイロンの種類ごとの特徴を紹介します。
スチームアイロン
スチームアイロンは、スチームを吹きかけてシワを伸ばすアイロンです。
スチームを使う事の最大の魅力は、様々な素材の服に折り目をつけたり、アイロンがけをしたりできることです。
ウールなどの、アイロンがけの際に水分を含ませる必要がある素材にも、手軽に使用する事ができます。
また、スチームアイロンは、アイロンの中でも最も多く販売されている事も特徴です。
多彩なラインナップの中から好みの物を見つけることが出来るでしょう。
しかし、スチームアイロンはほかの種類よりも重さがあるモデルが多い事や、使用にはアイロン台が必要なため、手軽にアイロンがけをしにくいというデメリットもあります。
ハンディスチームアイロン
ハンディスチームアイロンの最大の特徴は、アイロン台がなくてもアイロンがけができるところです。
ハンガーにかけたままの衣類にも、手軽にアイロンがけすることができます。
デメリットには、他の種類よりアイロン面が狭く、軽量である事があげられます。
ハンディスチームアイロンをアイロン台を使用する場合や、サイズが大きい衣類に使う場合に、アイロンがけがしづらいと感じることもあるでしょう。
衣類スチーマー
衣類スチーマーは、衣類に軽くアイロン面を当てるだけで使用できるのが特徴です。
ハンガーにかけたままの衣類にアイロンがけができるのが魅力です。
スチームにより、脱臭やシワ取りができるのも魅力でしょう。
大量の衣類にアイロンがけしたり、折り目をしっかりつけたい場合には向いていませんが、手軽に使えるため、忙しい朝などに便利なタイプです。
ドライアイロン
ドライアイロンは、スチーム機能を使わず、高温の熱と押さえる力でシワを伸ばすタイプのアイロンです。
使い方や機能もシンプルで、仕上がりが比較的綺麗になることも特徴です。
安価な価格のモデルが多いことも魅力でしょう。
しかし、素材によってはアイロン剤などを霧吹きにかけて使う必要もあるため、他のアイロンより手間がかかる事もあります。
アイロンの選び方
コードの有無でアイロンを選ぶ
アイロンを選ぶ際は、コードの有無によって使い勝手が変わる事に注意が必要です。
コード有りのアイロンの場合は、常時通電するため、長時間使用する際に最適です。
また、コードレスのアイロンであれば、ハンガーにかけたままであってもアイロンを使用することができます。
中には、2Wayコードタイプと呼ばれる、コードのつけ外しを行えるアイロンもあります。
使い方に合わせて、コードの有無を検討するとよいでしょう。
スチームの有無でアイロンを選ぶ
スチームの有無でアイロンを選ぶのもポイントです。
スチームの有無によって、シワの取れ方が異なるためです。
大量の蒸気でシワを伸ばすスチームアイロンの場合、折り目がつけやすい上に仕上がりも綺麗に済みます。
ドライアイロンの場合は、衣類がパリッとした仕上がりにもなるため、ワイシャツのシワを取りたい場合におすすめです。
重量でアイロンを選ぶ
どれくらいの重量であるかも、アイロン選び際のポイントです。
軽量であれば、腕が疲れにくく持ち運びもしやすいというメリットがあります。
一方、ある程度の質量があるアイロンの場合は、シワをしっかり伸ばすことができます。
使いやすさを重視するなら軽量タイプを選び、仕上がりを重視する場合は質量があるタイプがおすすめです。
付加機能で選ぶ
アイロンを選ぶ際は、使い勝手にかかわる付加機能も選ぶポイントです。
アイロンがけを便利にする付加機能には、一定の時間になると電源が自動的にオフになる「オートオフ」機能や、ハンガーにかけたまま使える「ハンガーショット」などがあります。
ほかにも、モデルによって様々な機能があるため、自分に合った使い方ができる物を探すよよいでしょう。
アイロンでおすすめのメーカー
以下では、アイロンを購入する際におすすめのメーカーと、それぞれの特徴を紹介します。
パナソニック
パナソニックは、幅広い種類の家電を販売している大手の家電メーカーです。
最大の特徴は、商品のラインナップが豊富なことです。
自分に合った性能のモデルを見つけることができるでしょう。
ほかの特徴には、立ち上がりが早い商品や、使い勝手に特化した商品が多いため、アイロンがけに慣れていない方にもおすすめなことがあげられます。
東芝
東芝は、アイロンをかけやすいように配慮されたモデルが多いことが特徴です。
衣類の戻りジワができないように底を加工しているなど、アイロンがけを簡単にできる商品を豊富に取り揃えています。
ティファール
ティファールは、洋服ブラシに似ている形状のアイロンを販売していることで有名なメーカーです。
デザインがスタイリッシュなモデルが多い事も特徴です。
パワフルでシワをしっかり取れることに重きを置いたモデルが多く販売されています。
日立
日立は、アイロンと衣類スチーマーに特に力を入れているメーカーです。
全体的にコンパクトで使いやすいアイロンを販売しています。
使い勝手を重視する方におすすめのメーカーです。
アイロンのおすすめ
Panasonic カルル NI-CL311はきめ細かにスチームをかけられる
Panasonic カルル NI-CL311は、18個ものスチーム穴によりスチームの噴射面積が広く、生地にきめ細かにスチームをかけられるのが特徴です。
スチームの温度は、高温・中温から選択できる上、厚手の衣類にも対応する「パワーショット」と、ハンガーに衣類を掛けたままスチームがけできる「ハンガーショット」という、便利な2種類のショット機能も搭載されています。
衣類の種類や使う状況に合わせてスチームを調整できるのは便利でしょう。
立ち上がり時間が約50秒であるため、それほど待たずに使い始めることができます。
TOSHIBA TAS-M4は細かいところにアイロンがけしやすい
TOSHIBA TAS-M4は、先端部分が少し突き出たアイロン面により、細かいところにアイロンがけを行える「楽がけライン」が特徴です。
「楽がけライン」が、服の端や細かい箇所にもアイロンがけを行いやすくしてくれています。
使いやすさの面では、立ち上がり時間が約30秒と素早く、本体重量が約600gと軽量であるため、必要なときにサッと使える性能が魅力です。
ティファール FV6420J0は強力なスチームを噴射できる
ティファール FV6420J0は、噴射量が最大80g/分という強力なジェットスチームを備えており、衣類の強いシワも手軽に取る事ができます。
温度設定は、ハンドルのトップ面に備わっているボタンでできるため、衣類やアイロン箇所に合わせて細かく変更できるのが便利です。
ハンドルと水タンクには、抗菌素材である「イオンピュア」を採用しているため、洗った衣類の清潔さを保てるのは安心でしょう。
日立 CSI-RX2はスチームが効率よく広がる噴射口が特徴
日立 CSI-RX2は、「クロスラインスチーム」という、スチームを効率よく広げられる十字レイアウトの噴射口が特徴のモデルです。
スチームが広範囲に広がるため、スチームの当たり方にムラを抑えてアイロンがけをすることができます。
付属の「ブラシアタッチメント」を装着する事で、低温表示の衣類も当て布無しでアイロンがけでき、同時にホコリや毛くずを取り除くことができます。
アイロンについてのまとめ
- アイロンには、主に「スチームアイロン」「ハンディスチームアイロン」「衣類スチーマー」「ドライアイロン」の4種類があります。
- スチームの有無によって、仕上がりや価格も異なります。
- アイロンを選ぶ際は、「コード」「スチーム」「重量」「機能」をチェックするとよいでしょう。
- おすすめのメーカーは、「パナソニック」「東芝」「ティファール」「日立」です。