こちらの記事は2019年11月5日の記事を2020年5月25日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・IH対応の土鍋のおすすめ品を2020年5月25日の情報に更新いたしました。
この記事では、IH対応土鍋の特徴やメリット、選び方のポイントなどを解説します。
寒い季節には、自宅で鍋料理を食べたくなる人も多いでしょう。
鍋料理用にIH対応の土鍋があると、簡単に鍋を楽しむことができます。
この記事を読むことで、自分に合ったIH対応土鍋購入の検討ができます。
IH対応の土鍋ってなに?
IH対応土鍋の特徴
IH対応土鍋は、IHクッキングヒーターが使えるため、献立の幅が普通の土鍋より広い事が特徴です。
また、土鍋であるため、食材へ火をしっかりと通せるため、米は芯までふっくらとし、野菜の旨味をより引き出すことができます。
保温力の高さにより、余熱でも調理できる省エネ性も魅力で、温かいできたての状態を長く保つこともできます。
煮込みや水炊き鍋といった料理におすすめです。
IH対応の土鍋でおすすめのメーカー
IH対応の土鍋でおすすめのメーカーは以下の通りです。
耐熱ガラスを使った老舗メーカーです。
さまざまな土鍋を販売し素材を活かしたこだわりのメーカーです。
コストパフォーマンスに優れたメーカーです。
代表的なキッチンブランドで、おしゃれさのポイントも高いメーカーです。
IH対応の土鍋の選び方
容量で選ぶ
何人分の料理をするのかによって、土鍋の容量は大きく変わります。
土鍋の大きさは号数で表記されており、おおよその目安は以下の通りです。
3~5号(直径15~20cm相当)
6~7号(直径22~25cm相当)
8~9号(直径28~31cm相当)
メーカーによって同じ号数でも、直径サイズや深さが異なります。
大きすぎてしまうと少量だと作りにくく、収納スペースの問題もあるため大きければよいというわけではありません。
適切な容量を選ぶことが大切です。
種類で選ぶ
種類で選ぶのも、IH対応の土鍋を選ぶ際のポイントです。
土鍋自体の素材や焼き方が違うだけでも、特徴が変わってきます。
数ある土鍋の中でも「萬古焼」「伊賀焼」「セラミック」などの種類が有名です。
「萬古焼」「伊賀焼」「セラミック」それぞれの特徴は以下の通りです。
萬古焼
萬古焼は、丈夫なつくりとお手入れのしやすさが特徴な上、硬度が高い焼き方であるため、土鍋でありながらも割れづらい事が魅力です。
さらに、細かい目の作りになっていることで、料理の匂い残りも少ないという魅力もあります。
電子レンジやオーブンの調理にも使えるため、多くの商品で使われています。
伊賀焼
伊賀焼は、遠赤効果や蓄熱性に優れた部分が特徴です。
米や野菜の芯まで火が通り、煮物などにも最適です。
特にお米を炊く場合には、粗目の土でできているため小さな泡をたてることで、踊り炊きのような炊き上がりを楽しむことができます。
冷めにくく余熱での調理も可能であるため、時短や節約も期待できるでしょう。
セラミック
セラミックは、取り扱いやお手入れも簡単なのが特徴です。
おしゃれなデザインの商品が多く、電子レンジやオーブンレンジにも対応できる素材です。
セラミックにも遠赤効果があるため、他の土鍋に劣らない実力を発揮できます。
形状の確認をして選ぶ
形状の確認をして選ぶのも、IH対応の土鍋を選ぶポイントです。
形状はよくある土鍋型が主流ですが、高さの深いものから、浅く幅広なものなどがあります。
米を炊く場合には深いもの、鍋料理には浅いものというように選ぶとよいでしょう。
現代ではおしゃれな形状のものも多いため、食卓にもおけるデザインがおすすめです。
耐久性や重さの確認
IH対応の土鍋を選ぶ際は、料理だけでなく、扱いやすさやお手入れのしやすさを考えて、耐久性や重さもポイントです。
料理や洗いものの際にも、軽い方が便利でしょう。
IH対応の土鍋のおすすめ品
伊野正峰 宝尽くし N152-14手作りの鍋蓋がおしゃれ
伊野正峰 宝尽くし N152-14は、手造りの九谷焼を使った、手書き模様の鍋蓋がおしゃれな土鍋です。
可愛らしい手描きの模様が、食卓を華やかに演出してくれるでしょう。
耐熱で軽量の素材であるペタライトを50%使用しているため、取り回しやすい軽さを実現しているのも魅力です。
スズ木 萬古焼 6300-1918はガス火もオーブンも使用可能
スズ木のこの土鍋は、ガス火もオーブンも使用可能なIH対応土鍋です。
重量は2kgと土鍋の中では比較的軽量なため、持ち運びや収納の際、洗う時などにも取り回しやすいでしょう。
深い作りのされたフチにより、沸騰しても吹きこぼれにくいのも特徴です。
土鍋の内側にはセラミック加工がされており、汚れやにおいが付きづらく、カビの発生を防ぐのにも役立ってくれます。
Ale-net 黒 土鍋 10号 IHは伝統的な美濃焼が魅力
Ale-net 黒 土鍋 10号 IHは、伝統的な美濃焼の作りが特徴で、料理に彩りを与えてくれます。
美濃焼は、淡い色合いや、柔らかな素地の質感が特徴の伝統工芸品の1つです。
古くから続いている焼き技法の奥深さを楽しむことができます。
長谷園 NCT-44は食材に均等に熱を伝えられる
長谷園 NCT-44は、鍋底には肉厚なカーボン製の発熱体を組み込んでおり、熱伝導率が高く、食材に均等に熱を伝えることができます。
IHだけでなく、ガスの直火でも使うことが可能です。
デザイン面では、伊賀焼ならではの器の力強い形や色を楽しむことができます。
TOJIKI TONYA 萬古焼 IH土鍋は遠赤外線が料理をおいしくする
TOJIKI TONYA 萬古焼 IH土鍋は、素材に遠赤外線効果がある耐熱陶土を使っているため、食材の旨味を高め、料理をまろやかに仕上げることができます。
IHだけでなく、直火やオーブン、電子レンジでの調理も可能と、幅広い使い方が可能です。
Maruyoshitouki M3922は落ち着いた色合いが特徴
Maruyoshitouki M3922は、伝統の焼き技法である萬古焼による、落ち着いた色合いが特徴のIH[対応土鍋です。
付属のステンレス製プレートを鍋の底に入れることで、IH調理を行うことができます。
IHやガス直火での調理以外にも、電子レンジやオーブンでの使用も可能です。
Living 菊花宴はふきこぼれしにくい
Living 菊花宴は、縁が高めに作られており、ふきこぼれしにくい構造をしているIH対応土鍋です。
本体は沸騰時に対流しやすい形状であるため、鍋の中の水が混ざり、温度が均一になりやすいのが特徴です。
Ceramic Japan DN-240IHはスタイリッシュ
Ceramic Japan DN-240IHは、スタイリッシュデなザインが特徴のIH対応土鍋です。
一般的な土鍋よりも少し小さめのサイズで、3人前後での使用におすすめです。
側面には持ちやすい凹みが備わっており、両手鍋としても使うことができます。
IH対応の土鍋についてのまとめ
- IH対応の土鍋とは、その名の通り「土」で作られた鍋です。土の力による保温性や遠赤効果が特徴です。食材へ火をしっかりと通し米は芯までふっくらさせ、野菜の旨味も引き出してくれます。保温性が高く余熱でも調理できるのが魅力でしょう。
- IH対応の土鍋のおすすめメーカー
ハリオ(HARIO)
長谷園
和平フレイズ
ティファール - IH対応の土鍋の選び方は以下の通りです。
容量で選ぶ
1人用・・・3~5号(直径15~20cm相当)
2~3人用・・・6~7号(直径22~25cm相当)
3~5人用・・・8~9号(直径28~31cm相当)
種類で選ぶ
「萬古焼」・「伊賀焼」・「セラミック」といった種類が有名です。
他には、形状の確認や、耐久性や重さの確認などがポイントとしてあげられます。 - このようなポイントに気を付けて土鍋を選ぶと、使いやすく便利な土鍋が選べるでしょう。