こちらの記事は2020年3月17日の記事を2020年10月21日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・タイトルを変更
・ポータブルテレビの選び方に、チューナーの種類で選ぶの項目を追記いたしました。
・ポータブルテレビのおすすめを更新いたしました。
ここでは、ポータブルテレビの選び方や、おすすめのポータブルテレビなどを紹介します。
この記事を読むことで、自分に合ったポータブルテレビ購入の検討が出来ます。
目次
そもそもポータブルテレビとはなにか?
ポータブルテレビとは、持ち運びが可能で、室内でも室外でも気軽に視聴することができるテレビの事です。
「携帯テレビ」や「セカンドテレビ」などとも呼ばれています。
ポータブルテレビの選び方
サイズをチェックして選ぶ
ポータブルテレビ最大のメリットは持ち運びのしやすさであるため、選ぶ際に重要なポイントは、「画面サイズ」と「本体重量」です。
一般的なポータブルテレビの画面サイズは4~10インチです。
画面サイズが大きければ大きいほど本体重量も重くなるため、用途や使用頻度を考えて、使いやすくてバランスのよいサイズを選ぶとよいでしょう。
受信できるテレビやラジオ放送で選ぶ
選んだポータブルテレビが受信できるテレビやラジオの放送局や、フルセグ・ワンセグに対応しているかなどの確認も大切です。
ワンセグとフルセグには、画像や音質に違いがあります。それぞれの違いは以下の通りです。
画像解像度
ワンセグは解像度が320×240ドット(1秒あたり15フレームの表示)なのに対して、フルセグは解像度が1920×1080ドット(1秒あたり30フレームの表示)と大きな差があります。
携帯電話などの小さな画面はワンセグの解像度に適しているため、ワンセグ放送でも十分な映像を見ることができます。
しかし、ワンセグの映像を大きなモニターで視聴した際は、画質が荒く見づらくなってしまう事に注意が必要です。
音質
音質は、映像とは異なり、ワンセグ、フルセグ共に同じ音質でテレビの音を聞くことができます。
他には、ポータブルテレビの中にはBSデジタルを視聴できるものもあります。
視聴のために接続工事が必要ですが、接続すれば見られる番組も増えるのが、BSデジタルを視聴できるモデルのメリットです。
電源の供給方式で選ぶ
ポータブルテレビは、持ち運ぶことを前提としたテレビであるため、電源の供給方式の確認も重要なポイントです。
ポータブルテレビの電源方式は、「内蔵充電池」「乾電池」「AC電源」の3タイプに分かれ、電源方式によってそれぞれ特徴が異なります。
電源方式それぞれの特徴は以下の通りです。
内蔵充電池
内蔵充電池は、電源と直接接続していなくても使用できるタイプであり、電池交換をする必要がないのが特徴です。
乾電池
乾電池は、市販で売られている乾電池を使った電源方式です。
電池交換が必要であるためコストがかかり、外で長時間使う場合は、予備の電池を常に持ち歩く必要があります。
しかし、急なお出かけや、緊急時には電池があればすぐに使うことができるため、いざというときの使用に便利です。
AC電源
AC電源は、コンセントに接続して給電しながら使う電源方式です。
コンセントが使える場所電池を気にせず長時間の使用が可能ですが、コンセントがない場合は使うことができないため、使用状況が限られてきます。
機能で選ぶ
ポータブルテレビを選ぶ際は、使用頻度や、どのような状況でよく使用するかなどを想定して、状況や用途に適した機能を持つポータブルテレビを選ぶのもポイントです。
入浴時などに使う場合は防水機能が付いているモデルがおすすめです。
使用頻度が少ない場合は、収納性がよいものを選べば、使わないときも邪魔になりません。
DVDプレイヤーが内臓されているモデルであれば、移動中やDVDプレーヤーの無い宿泊先で、手軽に映画やドラマなどを楽しむことが出来ます。
チューナーの種類で選ぶ
ポータブルテレビ選ぶでは、チューナーが「分離型」か「一体型」かで選ぶのもポイントです。
「分離型」はチューナーとモニターが切り離されており、「一体型」はチューナーが内蔵されているのが違いです。
分離型は高機能なものが多いため、一般的なテレビを視聴するのに近い映像が見る事ができます。
しかし、アンテナに接続したチューナーをワイヤレスでモニターに接続するため、離れた部屋で使うと不安定になりやすいのがデメリットでしょう。
一体型は、チューナー自体が内蔵されているため、外出先でも家の中と同じように、場所を気にせず使えるのが特徴です。
屋外での使用頻度が高い方におすすめです。
ポータブルテレビのおすすめ
山善 YT-RTV280WNは災害時の活躍も期待できる
山善 YT-RTV280WNは、ラジオにもなるため、緊急時や災害時でも活躍するポータブルテレビです。
防じん・生活防水機能も施されているため、水の飛まつや塵の舞う環境でも使うことが出来ます。
「オートスキャン機能」により、自分がいる地域に合わせてチャンネルを自動で行ってくれるため、初めて使うときや移動先でも手軽に使えるのも魅力でしょう。
GAUDI GPD10BTEC1BKはDVDを見る方におすすめ
GAUDI GPD10BTEC1BKは、どこでもDVDを見る機会が多い方にもおすすめのポータブルテレビです。
映像出力端子が付いており、テレビと接続可能なため、DVDを大画面で楽しむことが出来ます。
付属のリモコンは細かな操作が可能でが、ボタン操作が簡単にできるように作られているため、子供や年配の方にもおすすめです。
パナソニック UN-15N9-Wはお風呂でも使いやすい
パナソニック UN-15N9-Wは、インターネット動画配信サービスに対応しており、防水性能も備わっているため、入浴中に映像を楽しむのにおすすめのポータブルテレビです。
好きな角度に調節でき、タッチパネルが搭載されているため、視聴や操作の際のストレスが少ないのも魅力でしょう。
OVERTIME OT-PT121Kはどこでも配置しやすい
OVERTIME OT-PT121Kは、どこでも快適に配置しやすいポータブルテレビです。
吊り下げ、スタンド置き、車載可能など、場所に合わせて3つの配置の仕方が可能です。
電源方式も多様で、家庭用コンセントだけでなく、車載シガーソケットからも給電でき、内蔵バッテリーがあるためコンセントがない場所でも使用できます。
フルセグとワンセグを自動で切換えてくれる機能や、USB外付けメモリを使えばHDD録画も可能などの、視聴の際に便利な機能も搭載されています。
ポータブルテレビについてのまとめ
- ワンセグ放送とフルセグ放送は、音質は同じでも、画質は大きく異なります。しかし、使用する画面サイズがワンセグ放送に適している小さなものであれば、フルセグ放送とそん色ない映像を視聴できます。
- ポータブルテレビを選ぶ際は、持ち運びやすさに合った画面インチや本体重量のものを選ぶとよいでしょう。
- 防水機能やDVDプレイヤー内臓など、状況や用途を想定して、ポータブルテレビを選ぶのがおすすめです。