こちらの記事は2018年6月21日の記事を2020年3月30日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・有機ELテレビでおすすめのメーカーの項目を追記いたしました。
・おすすめの有機ELテレビを2020年3月30日の情報に更新いたしました。
こちらの記事は2020年3月30日に更新した記事を2020年8月18日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめの有機ELテレビを2020年8月18日の情報に更新いたしました。
ここでは、有機ELテレビとはなにかや、特徴と価格帯、おすすめのモデルを解説します。
この記事を読むことで、自分に合った有機ELテレビ購入の検討が出来ます。
目次
そもそも有機ELテレビとはなにか?
有機ELテレビとは、電圧をかけると発光する特殊な有機物を使って映像を表示する薄型テレビのことです。
一般的な液晶テレビは自発光式ではないため、液晶の背面に光源のライトを設置しなければなりません。
そのため、普通はライトを設置するために、ディスプレイ部にある程度の厚みを持たせる必要があります。
しかし、自発光式の有機ELは光源のライトが必要ないため、ディスプレイが70インチを超えるような大画面でも、スマホのような薄さにすることができます。
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有機ELテレビのメリット
画質が綺麗
有機ELは画質が綺麗な事が特徴です。液晶よりもコントラストが高く、画質がクリアで、特に黒色は液晶にはない深みがあります。
発色も鮮やかで、階調のなめらかさも有機ELならではの強みでしょう。
液晶よりも応答速度が速く、動きの速い映像を見るのにも適しているため、アクションゲームのプレイにもおすすめです。
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視野角が広い
有機ELテレビは視野角の広さにも強みがあります。
液晶テレビは、視野角が広いとされるIPSパネルでも、画面を斜めから見ると暗くなったり、色が変わったりして見づらくなるという特徴があります。
自発光式の有機ELは、光源がパネルの表面に近いため視野角が圧倒的に広く、色彩やコントラストもほとんど低下することがないのが魅力です。
有機ELテレビの価格
有機ELテレビは国内外のメーカー各社がハイエンドの4Kテレビに採用しているため、比較的高価なモデルが多いのが特徴です。
大型で高価なモデルには100万円以上するモデルも少なくありませんが、安いモデルであれば最低10万円前後から購入することが出来ます。
有機ELテレビのおすすめメーカー
ソニーは4K画質と音響のこだわりが特徴
BRAVIAのブランドでおなじみのソニーの有機ELテレビは、4Kをより高画質に見せる「X1 Extreme(エックスワン エクストリーム)」を採用しているところが特徴です。
一般的な4K映像よりも解像感が高く、立体感が高い映像を見ることができます。
また、ソニーのテレビは音響にこだわっているモデルが多いのも特徴です。
一般的に有機ELテレビは本体が薄い分、入れられるスピーカーの大きさは限られてしまうというデメリットがありますが、ソニーは有機ELのパネル自体をスピーカーの振動板として使うことで、スピーカーの大きさの問題を解決しています。
さらに、低音用のスピーカーを背面スタンドに収納しているなど、ディスプレイの薄さと迫力のある音質が両立されているモデルが少なくありません。
LGエレクトロニクスは手頃な価格帯が特徴
LGエレクトロニクスは、有機ELテレビのパネルを自社生産しているのが特徴です。
強みを生かして低価格で販売されているモデルが多いだけでなくラインナップも豊富なため、お手頃な価格で好みのモデルを探すことが出来ます。
LGエレクトロニクスのハイエンドモデルである「LG SIGNATURE」シリーズは、パネルとスピーカーユニットが別であるため、有機ELテレビの音響性能の弱さを解決しています。
パナソニックは黒の表現力が特徴
Panasonicの有機ELテレビは、黒の表現に優れているのが特徴です。
色彩表現に優れた有機ELテレビと、漆黒の表現がコントラストの効いた映像美を演出しています。
PanasonicのVIERAシリーズは、自動で自然な色合いを演出してくれる「ヘキサクロマドライブプラス」機能がある事も特徴で、ハリウッドの現場でも使用されるなど、質の高い映像を実現しています。
東芝は充実した録画機能とタイムシフトマシン機能が特徴
東芝の有機ELテレビには、録画機能が充実しているREGZAブランドがあげられます。
「タイムシフトマシン」機能により、6つのチャンネルの、最大80時間分の過去番組をさかのぼって視聴することが出来ます。
画質に関しては、高いノイズ除去性能があるため、地デジの放送などでも高い解像度で見ることが出来ます。
参考
ビックカメラ.com 有機ELテレビのおすすめ9選【2020】厳選したメーカーの人気モデルを紹介
おすすめの有機ELテレビ
パナソニック VIERA TH-55HZ1800
パナソニック VIERA TH-55HZ1800は、輝度を非常に細かく制御し、実際の映像の黒を忠実に再現することできるため、液晶パネルよりもメリハリのある映像を楽しむことができます。
その場にいるかのようなリアルな映像を映し出してくれる4K解像度や、地上デジタル放送などの通常の映像も解析を行うことで4K画質のような高画質を実現してくれる4Kファインリマスターエンジンなど映像に特化した様々な機能が搭載されています。
映像面だけでなく、立体的な音響を作り出すドルビーアトモスに対応した音響システムを搭載しているため、スピーカーを追加することなく、映画館のようなシアターサウンドを体感可能です。
また、YouTubeやNetflixなどのネット動画サービスで提供されている4K動画をテレビの大画面で楽しむことができるため、気軽に映画などの映像作品を自宅で鑑賞できます。
他にも別売りのスマートスピーカーと連携をすれば、チャンネルの切り替えや音量の調節を話しかけるだけで行うことができたり、アプリをダウンロードすることでスマホ内の動画や写真をテレビで見ることができるTVシェア機能などテレビを楽しむ機能が豊富です。
USBハードディスクを接続することで、4K放送も問題なく録画できるため、高画質な番組を録画保存したい方にもおすすめの商品です。
SONY BRAVIA KJ-48A9S
SONY BRAVIA KJ-48A9Sは、映像を細かく分析することで、様々なコンテンツを美しく高画質な状態で楽しめる「X1 Ultimate」と呼ばれる高プロセッサーを搭載しています。
被写体ごとに適切な映像処理を行うことで、従来の製品では失われがちだった質感などをリアルに再現できるオブジェクト型超解像や、映像のノイズなどを低減してくれるデュアルデータベース分析など、映像に関係する機能が豊富に揃っています。
4Kチューナーを内蔵しているため、新4K衛星放送をテレビ1台で楽しむことができ、別売りのUSBハードディスクを接続すれば、新4K衛星放送を視聴しながら、別の新4K衛星放送の録画が可能です。
また、画面から直接音楽が出るアコースティック サーフェス オーディオを搭載しているため、まるでその場にいるかのような位置感を再現したり、歌声などをクリアな音で再生することができます。
他にもスマホで鑑賞しているYouTubeやHuluなどの動画を、ボタンを押すだけで簡単にテレビ画面に映し出すことができるChromecast built-in機能や、スマートスピーカーと接続することで、Googleアシスタントを使用できるなど、様々な機能性に優れています。
4K解像度を思う存分に楽しみたい方におすすめの商品です。
有機ELテレビについてのまとめ
- 有機ELテレビとは、電圧をかけると発光する有機物で映像を表示するテレビのことをいいます。
- 有機ELテレビは視野角が広く、階調性がよい事が特徴です。
- 有機ELパネルは国内外のメーカーがハイエンドモデルに採用しています。