今や液晶テレビは、ごく当たり前の風景になっています。最近では大型画面の液晶テレビでも価格が安くなり、人気を集めています。また、発売当初は高価格だった高画質の4Kテレビも手頃な価格でより身近なものになっています。

さまざまな液晶テレビが氾濫する中で、何を基準に選んだらいいのか迷ってしまうという方も多いと思います。この記事では、液晶テレビの選び方やおすすめの液晶テレビについて解説します。

液晶テレビの種類

液晶テレビは、大きく分けて「フルHD」と「4K」の2つのタイプがあります。

フルHDの液晶テレビ

「HD」とは「High Definition」の略で、映像などの画質や解像度において高い水準を表す用語です。このHD画質で放送するものを「ハイビジョン(HDTV)」と呼んでいます。

ハイビジョン放送は、かつて525本の走査線を使用していた方式から1125本の走査線にしたもので、当時は高画質放送として大きな話題になりました。

1125本の中で有効走査線数が1080本で日本のデジタル放送では、走査線の数は1080本と決められています。そこで、デジタルテレビの画素数で、1920×1080と表示されているのを見ることがあるはずです。つまり、1080はハイビジョンに対応しているという意味です。

この1920×1080の液晶テレビが「フルHD」です。

しかし、液晶テレビでも画素数が1366×768や440×960のものがあります。

このような液晶テレビの場合、1080の画素数に対応できなので、テレビの画素数に変換します。つまり、ハイビジョン本来の画質は得られません。最近の液晶テレビはほとんどフルHDになっていますが、中古品などの場合は注意が必要です。

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4Kの液晶テレビ

4KのKは「キロ」を表し、4K=4000の意味です。画素数が3,840×2,160で、横のドット数が約4000なので4Kといわれています。
これに対してフルHDは、横が約2000ドットであることから「2K」と呼ばれることがあります。

ハイビジョンテレビの大型化が進む中、特に50インチを超えるテレビではドットが大きくなる分画像の粗さが目立つことが問題になりました。そこで誕生したのが4Kテレビです。

4K放送は、現在はスカパーやひかりTV、NETFLIXなどでは配信されていますが、地上波では始まっていません。しかし、2018年12日1日にBSでの放送がスタートするので、4Kテレビの高精細な画像で東京オリンピックの感動を楽しめるのです。

また、この放送では4Kだけでなく8K(7,680×4,320)の放送も始まります。メーカーも次々と8Kテレビの発売を発表しています。値段は高価ですが4Kテレビの4倍の画素数という超高画質な映像に期待する声も大きくなるでしょう。

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液晶テレビ選びのポイント

フルHDか4Kかを決める前に、テレビを観る環境や目的を明確にすることが大切です。

大きな画面を楽しみたいと思っても、テレビには適切な「視聴距離」というものがあります。視聴距離を考えずに大型テレビを買っても画面が粗く見えたり操作性が悪かったりすることがあります。まずは、見る部屋の大きさから判断して液晶テレビのサイズを決めるようにしましょう。

部屋とテレビのサイズの目安は以下の通りです。

・6畳以下の部屋 29インチ型以下
・6畳~12畳の部屋 32インチ型~39インチ型
・12畳以上の部屋 40インチ型以上

また、録画機能やゲーム対応機能など目的に合わせた機能が充実しているかをチェックすることも大切です。

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オススメのフルHDテレビ

フルHDの液晶テレビはさまざまなメーカーから発売されています。その中でも、価格と機能で満足度が高いのが東芝のレグザのV31シリーズの40インチ型です。

地デジのノイズを抑制する地デジ高画質機能でよりクリアな画面を実現しました。

さらに「瞬速ゲームダイレクト」で格闘ゲームなどのレスポンスも快適になっています。クリアダイレクトスピーカーでより迫力のあるサウンドが楽しめるでしょう。

ホームページ:東芝レグザ V31シリーズ

オススメの4K液晶テレビ

4Kテレビも各メーカーから販売されていますが、人気が高いのがSONYのBRAVIAのX9000Eシリーズです。

ソニー独自の高輝度技術で細部の微妙な表現を美しく再現されているのが特徴です。4K高画質プロセッサーで豊かな色合いを実現しています。また、観たい番組も音声で簡単に検索できます。

49インチ型で壁掛けスタイルにも対応しており、スタイリッシュな空間が演出できます。

ホームページ:SONY BRAVIA X9000Eシリーズ

中古液晶テレビも人気

今やリサイクルショップやインタネットオークション、フリマアプリなどで中古品を購入する人々が多くなっています。液晶テレビも例外ではありません。

国内メーカー品が1万円以下で購入できます。また、40インチ型以上の液晶テレビが5万円ぐらいで売られていて人気になっています。さらに、50インチ型以上の4K液晶テレビが10万円を切る価格で手に入るのも魅力的です。

しかし、中古品を購入する場合には注意も必要です。

まずは「年式」を確認しましょう。年式が古ければ当然故障する確率は高くなります。安くてもすぐに故障しては「安物買いの銭失い」になってしまいます。古くても5年以内のものがオススメです。

また、中古品の価格が適正なのかチェックするのも大切です。価格比較サイトで新品の最安値を調べてみましょう。ほとんど変わらない場合は、新品の方が必ず1年の保証期間がついているのでお得になります。

中古の液晶テレビは、正しく比較検討して購入すればお得ですが、安いという理由だけで購入するのはよくありません。中古品はよく見極めて購入することが大切です。

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液晶テレビの処分方法

テレビの変え買えや故障で、古い液晶テレビを処分したい場合、どのように処分したらいいのか分からないという方もいるでしょう。

粗大ゴミとして出す場合でも、廃棄する場合は「家電リサイクル法」によりリサイクル料金がかかります。リサイクル券を購入して自治体指定の業者に回収をお願いします。

また、業者に回収してもらう場合は、リサイクル料金に別途運搬料金がかかります。無料で回収することを宣伝している業者を時々見かけますが、多くの場合、有料や違法である可能性が強いので注意して下さい。

変え買えの場合は、ショップで回収してもらえることがあるので相談して下さい。但し、液晶テレビが故障していなければ、ネットオークションやフリーマーケットで販売する方法もあります。特に5年以内のものであれば高値で売れる可能性があるのでチャレンジしてみましょう。

また、故障していても見た目に分からないものは「ジャンク品」としてリサイクルショップで買い取る場合があります。そこで相談してみる価値もあるでしょう。

液晶テレビの選び方についてのまとめ

  • 液晶テレビには、「フルHD」と「4K」の2つのタイプがあります。
  • 一般的なハイビジョンに対応しているのがフルHDの液晶テレビで、最近は低価格で入手できる商品も増えています。
  • 4Kは、大画面でもより高精細な映像が楽しめます。
  • 東京オリンピックに向けて4K、さらには8Kの放送が開始されます。
  • 4K液晶テレビはお手頃な価格になっているので、より迫力ある映像を楽しみたい方にはオススメです。
  • 低価格で液晶テレビを購入した場合は、中古品を選択する方法もあります。年式と価格をチェックして、比較検討して購入しましょう。
  • 不要になった古い液晶テレビは、5年以内のものならネットオークションやフリーマーケットで高値で売れる可能性があります。
  • 見た目に故障が判別できない商品ならリサイクルショップで買い取ってもらえる場合もあるので相談してみましょう。
  • 処分する場合は、リサイクル料金と運搬料金がかかります。違法な業者は避けて自治体の指定業者に回収を依頼するのがベストです。

新しく液晶テレビを購入する場合は、観る環境や目的をよく考えてから決めることが大切です。