ゲーム好きなら誰でも、大型画面でプレイしたいと思うはずです。今やテレビも高画質になり精細なゲーム画面も美しく再現できます。

しかし、ハイビジョンテレビならどれでもゲームが快適に楽しめるわけではありません。画質や性能などゲームを再現するために不可欠な要素があるのです。

この記事では、ゲームにおすすめのテレビのポイントを紹介します。

テレビモニターの「遅延」を理解しよう

ゲームをテレビでプレイする場合に、大きな問題になるのがモニターの「遅延」です。モニターの遅延とは、テレビに接続した外部機器の映像がモニターに表示される時におこる時間のズレです。

例えば、障害物を越えるようなゲームの場合、テレビで再現された映像を見てゲームコントローラーを押すとタイミングが遅れて障害物にぶつかってしまうことがあります。

格闘ゲームなどアクションの激しいものは、普通のテレビではゲームになりません。テレビでゲームをプレイしたい場合は、遅延対策がされているテレビを選ぶようにしましょう。

「HDR」対応のテレビを選ぶ

ゲームの高精細な画像をテレビで再生するためには、より高画質のテレビでなければ効果的に再生できません。

HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、より明るさの広い幅で表現できる技術のことです。
明るさの幅が少ないと、日陰が黒くつぶれたり日向が白く飛んでしまうような映像表現になってしまいます。HDR技術が搭載されたテレビならより自然に近い表現が可能になります。

最近のゲームの画質はより高精細なものになっています。テレビで快適にゲームを楽しむにはHDR対応のテレビを選ぶのがベストです。

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ゲームには4Kテレビがおすすめ

遅延とHDRに対応しているテレビを選ぶのなら、最低限4Kであることが条件です。4K=高画質というイメージがあっても、ほとんどの人は4Kの意味を的確に理解していないでしょう。

4Kとは、4000の意味で「K」は千を表す「キロ」の頭文字です。テレビの縦横の画素数が約4000×2000前後の規格を4Kと呼んでいます。

一般的なハイビジョンテレビ(2K)の画素数は、1920×1080で約200万画素です。4Kテレビは、3840×2160で約800万画素ですから、約4倍の画素数になります。より密度の高い高精細な映像表現が可能になります。

最近のゲームはよりリアルで高精細な画像表現になっています。ゲームの迫力を楽しむならやはり4Kテレビを選択するのがベストです。

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ゲーム用に4Kテレビを選ぶポイント

ゲームをメインに4Kテレビを選ぶには、「遅延対策」と「HDR」に対応していることが必須条件ですが、それ以外にも大切なポイントがあります。

視聴距離で画面サイズを選ぶ

「視聴距離」とは、画面がもっともキレイに見える距離のことです。4Kテレビの場合、画面の高さの約1.5倍が理想的な視聴距離になります。

大体1.5m~2mぐらいの距離でプレイするなら、32インチ型~40インチ型がオススメです。そ
れ以上の距離の場合は、50インチ型~55インチ型がいいでしょう。

より大きな画面でゲームを楽しみたいと思うのは当然ですが、視聴距離を考えずに画面の大きさだけで購入すると目がチカチカしたり、画面両端のゲージが見にくくなったり、画面のさまざまな方向から敵キャラが押し寄せる場合などには把握しきれなくなります。

効果的にゲームを楽しむためにも視聴距離を考えて画面サイズを選ぶようにしましょう。

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音質も重要

4Kテレビなどの薄型テレビの場合、スピーカーにとれるスペースが狭いので音質が悪くなったり音量を上げないと聞きづらいようなケースがあります。画面が大きくても音質がよくなければ、折角のゲームも楽しさが半減してしまいます。

4Kテレビを選び際には、サラウンド機能や高音質にこだわったものを選ぶのがベストです。

ゲームファン御用達テレビ

4Kテレビを選ぶ基準は分かっても具体的な機種を選ぶのは難しいかもしれません。そこで、ゲームファンが愛用しているテレビを紹介します。それは、東芝の「レグザ」です。

レグザの原点は、約10年前に遡ります。当時、テレビでゲームをプレイする時におきる遅延は液晶が原因と思われていました。しかし、実際は遅延の原因は高画質処理をおこなう「映像エンジン」でした。

ゲームプロデューサーやプロのゲーマーたちは、テレビメーカーに映像エンジンの改良を提言しました。この時いち早く対応したのが東芝レグザでした。

以来、東芝レグザの開発チームはより遅延を軽減する映像エンジンを研究開発し、一歩進んだ高性能映像エンジンを提供しています。このことから、今でもゲームファンの御用達テレビとして人気になっています。

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ゲームにおすすめの4Kテレビ

具体的にゲームにおすすめの機種を紹介します。

東芝レグザ 40V型M510X

ゲームファン御用達のレグザの40インチ型の4Kテレビです。

ゲームの魅力を十分に楽しめる「4Kゲーム・ターボ」機能により対戦格闘ゲームもスムーズに、映像遅延時間を大幅に短縮しました。さらに、HDR対応でよりリアルで立体感のある映像が楽しめます。

また、オンキョー株式会社との共同開発による「クリアダイレクトスピーカー」搭載されているのも特徴です。低域から高域まで透明感のある豊かなサウンドを実現しました。さらに、「レグザサウンドイコライザーアドバンス」でフラットで明瞭な音質を再現しました。

迫力あるゲームをプレイするには最適4Kテレビです。
価格も7万円台~9万円台と10万円を切るのも魅力のひとつです。

ソニーBRABIA X8300シリーズ

ゲーム機のプレイステーションを販売しているソニーの「ゲームモード」機能を搭載したモデルの43インチ型の4Kテレビです。
ゲームの遅延を短縮するために最適な画質を選び、ストレスのない快適な操作性を実現しました。

価格的には10万円を切るお手ごろ価格ですが、ゲーム用として使用する場合は、レグザよりも性能的にやや劣る部分はあります。

上位機種として55インチ型の「BRAVIA X9500Eシリーズ」があります。高精細で高音質を実現し大型画面で迫力のある映像が楽しめます。但し、価格的には17万円台~20万円台と高価になります。

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ゲームにおすすめなテレビのまとめ

  • ゲームが好きなら、大型画面で迫力のある映像でゲームを楽しみたいと思うはずです。
  • 高精細なゲームに4Kテレビがオススメですが、選ぶ際には「遅延対策」と「HDR」に対応している4Kテレビを選ぶことが大切です。
  • また、サラウンド機能や高音質にこだわることも必要です。画面が十分に確認できるように視聴距離からテレビのサイズを決めるようにしましょう。
  • ゲームファン「御用達」と呼ばれているのが、東芝のレグザです。
  • 早くからゲームの遅延対策を意識した映像エンジンの開発に着手し、ゲームプロデューサーやプロのゲーマーの支持を得ています。
  • オススメは、40インチ型の東芝レグザ 40V型M510Xです。
  • ソニーのBRAVIAにもゲームモードを搭載したタイプがありますが、ゲームをメインで考えるなら東芝のレグザを選ぶのがいいでしょう。