こちらの記事は、2022年5月26日記事を加筆修正いたしました。

テレビは、一人暮らしで必要となる家電のひとつです。
大きさやスペックなど、購入時には気をつけるべきポイントがいくつかあります。
解像度や搭載されている機能はもちろん、メーカーによってテレビの特徴はさまざまです。
ここでは一人暮らしに最適なテレビの条件や、選び方について紹介します。

目次

テレビは一人暮らしに必要?

近年ではワンセグ機能を搭載したスマホや、スマートデバイスで見られるストリーミング動画のサービスも充実しているため、必ずしもテレビは一人暮らしに不可欠な製品とは言えません。

しかし、スポーツ中継やドラマ・バラエティ番組などテレビならではのコンテンツもまだまだ魅力的なのも事実です。

スマホやタブレットよりも大画面であるため、くつろぎながら迫力ある映像を楽しめるのもメリットです。
少なくともテレビがあれば、一人暮らしの生活がより楽しいものになることは間違いないでしょう。

一人暮らしのテレビの選び方

選び方理由POINT
テレビの大きさは部屋の広さによる狭い部屋に大きいテレビを置くと圧迫感を感じ、逆に広い部屋に小さいテレビだと迫力に欠けてしまいます。
テレビのサイズ選びで大事になるのが、「視聴距離」です。普段どれぐらいの距離でテレビを見るのかによって、最適サイズの目安が決まります。
フルハイビジョンなどの一般的な液晶テレビの場合、最適な視聴距離は「画面の高さx3倍」とされています。たとえば、32型のテレビなら縦の高さはおよそ39cmとなるため、視聴距離は1.2m。6畳前後の部屋が適正であることがわかります。
学生の一人暮らしならワンルームや1Kの間取りに住む人も少なくないですが、6畳未満なら26型までが、6畳なら26~32型のテレビを選んでおけば大きく失敗することはないでしょう。
画質にこだわるかどうかでテレビを選ぶ画質にこだわるなら、4K対応のテレビがおすすめです。

「K」は解像度を示しており、以前の主流だったフルハイビジョンは2Kにあたります。解像度は1920×1080と4Kには劣るものの、価格は4Kより安く、一人暮らしの普及率はまだフルハイビジョンの方が高いです。
大画面でなければ4Kの恩恵をフルに体験できないのも事実です。6畳間の一人暮らしで、32型サイズのテレビであれば、フルハイビジョンの画質で十分でしょう。
用途によってテレビに必要な機能録画機能は、多くの人にとって欲しい機能だと言えるでしょう。テレビの機種によっては本体に録画機能が搭載されている場合もありますが、無くても外付けのHDDを接続することで録画することが可能です。録画機能を多用する人はHDDやレコーダーを含め、テレビには多くの機器を接続します。そのため、外部接続端子の種類と数は必ず事前に確認しておきましょう。端子には、「HDMI」「ARC」「MHL」などの種類があります。HDMI端子は3つ以上あるものを選んでおくと便利です。

メーカーによるテレビの特徴

テレビ シャープ/AQUOSとは 歴史と特徴 価格帯の解説
スマホ LGエレクトロニクス/isaiとは 歴史と特徴 価格帯
テレビ LGエレクトロニクス/OLEDとは 歴史と特徴 価格帯

製造メーカーによって、搭載される機能や画面の発色具合などはさまざまです。

  • AQUOSを展開するシャープは、鮮やかな色調が特徴です。AQUOSには上位モデルと下位モデルがあり、上位モデルには直下型LEDライトや低反射のN-Blackパネルなど魅力的なディスプレイを搭載しています。
  • 東芝は全画面直下LEDバックライトを搭載するなど、立体的な質感の映像美にこだわっています。見逃した番組を再生できるタイムシフトマシンなどの録画機能も魅力です。
  • パナソニックは、”色”の鮮やかさで高評価を獲得しています。豊富な機能を備えながら、操作のしやすさにも定評があります。
  • ソニーは、AQUOSの上位モデルと同じく直下型LEDライトを搭載しているのが特徴です。明暗の表現が巧みで、コントラストの美しさはトップクラス。テレビ本体のデザインも秀逸です。
  • 世界的なシェアで言えば、韓国メーカーのLGエレクトロニクスも高い人気を誇ります。光沢感のあるディスプレイや奥行きのある映像など、国産メーカーに勝るとも劣らないクオリティを実現しています。

一人暮らしにおすすめな24インチ以下のテレビ

東芝 REGZA 24S24

東芝 REGZA 24S24は、地デジ精細感復元を採用しているため、画素に合わせた映像処理を行うことができ、ノイズが目立たないくっきりとした映像を映してくれます。

ゲームや映画ライブなど、コンテンツに合わせた画質に調節してくれる映像モードが搭載されているため、より快適な状態でコンテンツを楽しむことが可能です。
また、瞬速ゲームモードを使用すれば、画像処理や遅延速度を短縮することができ、一瞬の操作ミスが命取りになる格闘ゲームなども安心して楽しめます。
録画機能の面では、地上/BS・110度CSデジタル放送チューナーが2基搭載されており、他の番組を視聴しながらの録画もできます。

FUNAI FL-24H2010W

FUNAI FL-24H2010W は、約65時間の番組を録画可能な500GBの大容量ハードディスクを内蔵しており、外付けハードディスクがなくても購入した時点で録画可能です。

別売りのUSBハードディスクを接続すれば、録画容量を増やせるため、録画の量が多い方でも安心して使用できます。
また、コンテンツに合わせて、低音域や高音域を調節してくれる音声モードが搭載されているため、より迫力のある状態で映画などを楽しめるでしょう。
操作が一定時間ない時や、無信号状態の際に自動で電源をオフにしてくれる省エネ機能も搭載されており、電気の無駄な消費も防いでくれます。

一人暮らしにおすすめな32インチ以下のテレビ

TCL 32S515

TCL 32S515は、Androidシステムに対応した商品で、YouTubeやNetflixなど様々なネット動画サービスをいつでも楽しむことが可能です。

Googleアシスタントに対応しており、リモコンに話しかけるだけで、見たい映像を簡単に検索することができます。
また、クロームキャスト機能を内蔵しており、スマホなどで見ている映像をそのままテレビに映すことも可能です。
ネットコンテンツを大画面の迫力ある状態で楽しみたい方におすすめの商品です。

maxzen J32CH02

maxzen J32CH02は、液晶部分にVAパネルを採用しており、黒色がはっきりとしたメリハリのある映像を映してくれます。

バックライトには直下型バックライトを使用することで、色のムラが少ない発色に優れた色彩豊かな映像を楽しめます。
また、壁掛け金具を使用すれば、壁掛けテレビとしても使用できるため、設置場所を取りたくない方にもおすすめです。
外付けハードディスクを接続すれば、番組表から好きな番組を選択し、簡単に録画を行えます。

一人暮らしにおすすめな40インチ前後のテレビ

SHARP AQUOS 4T-C40CL1

SHARP AQUOS 4T-C40CL1は、4K映像を高コントラストで楽しむことができる、4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載しています。

液晶パネルに低反射パネルを採用しているため、外の光や室内の電気の映り込みを防ぎ、明るい部屋でも4K映像を快適に見ることが可能です。
また、本体を支えるスタンドには、左右に約30度、水平方向に調節可能な回転式スタンドを採用しており、回転しながら掃除を行えるため、テレビの背面まで綺麗にすることができます。
4Kダブルチューナーを搭載しているため、4K放送を視聴しながら別の4K放送やデジタル放送を録画できます。

三菱電機 REAL LCD-A40RA2000

三菱電機 REAL LCD-A40RA2000は、2TBのハードディスクを内蔵しており、4K放送を最大約126時間、ハイビジョン放送は最大約2160時間録画可能です。

DIAMOND ENGINE 4Kと呼ばれる高性能エンジンを搭載しているため、4Kはもちろんのこと通常のフルハイビジョン放送の映像も鮮明な美しい状態で視聴できます。
また、Bluetooth対応のヘッドホンやスピーカーを接続できるため、スマホなどで流している音楽をテレビのスピーカーで聴いたり、Bluetoothスピーカーにテレビの音を飛ばして聴くことができます。
無線LANが内蔵されており、市販の無線LANルーターと接続することで配線をせずにインターネットやYouTubeなどの動画コンテンツを楽しむことが可能です。

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一人暮らしのテレビについてのまとめ

  • 一人暮らしのテレビ選びでます大事なのがサイズです。部屋の広さによって最適なサイズが変わり、6畳間でフルハイビジョンテレビなら、32型前後が適正です。
  • 録画機能やネット接続が可能かどうかなど、用途に応じて必要な機能は事前にチェックしておきましょう。ゲーム機やスピーカーなど外部機器を多く接続するなら、端子の数も重要です。
  • 色彩ならシャープ、コントラストならソニーなど、メーカーによって映像のこだわりや特徴が異なります。
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