プラズマテレビを使って数年経った頃、それまで綺麗に映っていた画面に縦線や横線が入ることがあります。
初めは気にせずに見ていたとしても、線が増えたり太くなったりすると流石に違和感を感じるでしょう。
プラズマテレビに入る縦線や横線は、いったいどんな意味があるのでしょうか。
今回は、その理由を解説するとともに、対策方法についても紹介します。
いざという時のために、ぜひ参考にしてみてください。
目次
プラズマテレビに入る縦線・横線サインの意味
プラズマテレビに入る縦線・横線を対策するためには、原因を知る必要があります。
とはいえ、出現する線の種類は実に様々。
それぞれに原因が考えられるため、対策をするために把握しておくようにしましょう。
赤い線について
プラズマテレビは様々なデバイスと接続して使うことがあります。
例えば、DVDプレイヤート接続する場合、HDMIケーブルでつなぐことが多いでしょう。
赤い線は、DVDをみている間やゲームをしている最中など、プラズマテレビとデバイスを繋いでいる時に出やすいのが特徴です。
実は、赤い線の原因は、その接続がうまくいっていないことが考えられます。
そのほか、プラズマテレビのディスプレイパネルが誤作動を起こしている可能性もあるでしょう。
黒い線について
プラズマテレビに黒い縦線や横線が出るときは、ホコリのたまりすぎが考えられます。
問題となるのは、テレビ内部のホコリです。
普段開けることのない場所なので、思いの外たくさんのホコリが溜まっている可能性があります。
また、コネクタ部分の接触不良も原因です。
画面に入っている縦線や横線の位置によって接続部分の不良箇所も異なります。
該当する箇所にホコリが詰まっている可能性があるでしょう。
青い線について
プラズマテレビに出現する青い線は、焼き付きの可能性があります。
焼き付きとは、長時間テレビをつけたままにしたり、繰り返し表示したりし続けたりすることで起こる現象です。
例えば、ゲームやパソコン画面のような固定のパターンを表示し続けると焼き付きやすくなります。
焼き付きが起きてしまうと、元の状態に戻すのは困難です。
特に、新品のプラズマテレビほど起こりやすくなるので注意しましょう。
プラズマテレビに線が出た時の対処法
これまで綺麗に映っていたテレビに線が入ってしまうと、気になってしまいテレビに集中できなくなります。
場合によっては、大切なシーンで線が邪魔になりよく見えないということもあるでしょう。
プラズマテレビに線が出たら、いくつかの対処法があります。
次にあげる3つの対処法を試してみましょう。
ホコリを除去する
プラズマテレビに線が入る原因として大きいのが、ホコリです。
特に基盤についたホコリが原因となり、放熱できないために線が入ることがあります。
そのため、ホコリを除去すると線が解消する可能性があるでしょう。
普段掃除をすることのないテレビの裏フタを開けると、結構な量のホコリが溜まっています。
掃除機やハケなどを活用して掃除するとよいでしょう。
ただし、精密製品なので基盤に傷が入ってしまえばテレビ自体が映らなくなります。
説明書をしっかり読んだ上で、不安がある場合は、プロに依頼することをおすすめします。
ケーブル接続を確認する
DVDやゲーム機器をプラズマテレビに接続している場合は、接続不良で線が入っている可能性があります。
長い間繋いでいると接続部分がゆるくなることもあるでしょう。
一度ケーブルを外し、接続部分にホコリが溜まっていないかを確認して、しっかり挿し直してください。
また、接続機器がない場合も、電源コードなどテレビ自体の付属ケーブルに不具合が生じていることもあるので、全てのケーブルをチェックするようにしましょう。
再起動してみる
一番簡単な対処方法です。意外と再起動することでプラズマテレビに出た縦線や横線が消えることがあります。
この場合、一度コンセントを抜いて少し時間を置いてから接続し直すことがポイントです。
対処法を試しても改善しない場合
様々な対処法を試しても改善しない場合は、メーカーに相談する必要があります。
テレビを製造したメーカーもしくは購入した販売店に連絡してみましょう。
基本的にお客様相談窓口が用意されているので活用することをおすすめします。
ただし、テレビを分解して掃除してしまった場合、メーカー保証を受けることができなくなるため、注意しましょう。
また、保証期間が設定されている場合、期間が過ぎていると保証は受けられません。
まだ購入できるプラズマテレビ
液晶テレビの登場により、ほとんど見ることのなくなったプラズマテレビですが、わずかに販売されています。
その中の一つを紹介しましょう。
Freedom 65V型 4K対応液晶 プラズマ テレビ
多彩な4系統のHDMI対応 HDMI4系統すべてがVer2.0に対応 CEC機能(HDMI1からHDMI4全対応) テレビとBlu-rayレコーダーなどの機器間で相互操作可能 ARC機能(HDMI2対応) HDMIケーブル1本でARC対応オーディオ機器に音声を伝送。
BSデジタル放送×2、110度CSデジタル放送×2、地上波デジタル放送×2 チューナー搭載
電子番組表(EPG)から視聴番組を選択したり録画予約可能。
オフタイマー/オンタイマー
テレビとBlu-rayレコーダーなどの機器間で相互操作可能 ※外付ハードディスク(別売)
※裏番組録画対応 ※4TB+4TB (2台まで)
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まとめ
液晶テレビが浸透しているとはいえ、以前購入したプラズマテレビを愛用している方も少なくありません。
できれば、綺麗に映る状態で長持ちしてほしいものです。
しかし、プラズマテレビでは縦線や横線が入ることがよくあります。
万が一、線が出現してしまった場合は、まず電源を入れ直してみましょう。
案外すぐに解決するかもしれません。
それでも消えない場合は、ホコリ除去やケーブルの接続し直しを試してみてください。
最終的には、メーカー保証を頼ることも大切です。