液晶テレビが登場する前に、ブラウン管からプラズマテレビに利用者が移った時期がありました。
2010年代になって液晶テレビが主流になって、現在では生産停止となっています。
しかしプラズマテレビの魅力を気に入り、今では希少価値となっています。

プラズマテレビのおもな特徴

プラズマテレビは立体的な映像で、なおかつ応答速度が高いのが特徴です。
それではこの記事ではそれぞれの特徴をさらに詳しく説明していきます。

コントラストが高く、立体的な映像

プラズマテレビの大きな特徴として、コントラストが高く立体的な映像を見ることができます。

応答速度が速い

プラズマテレビは応答速度が速いのも魅力的です。
動画応答性が高いことから、残像が残らずスポーツなど動きが激しい番組でも見やすいのです。

誕生から薄型ディスプレイへ

それではプラズマテレビはどのように誕生して、薄型ディスプレイへと変わっていったのでしょうか。
プラズマテレビの歴史をご紹介していきます。

誕生

プラズマテレビの誕生はパナソニック(当時松下電器産業)が2006年に世界最大となる103V型を発表したのが日本にプラズマテレビをはやらせるきっかけとなりました。
さらに2007年に富士通がディスプレイの製造事業から撤退したとき、富士通でプラズマ・ディスプレー・パネルを開発した功労者であった篠田氏が独立して、篠田プラズマが誕生しました。
この時期はパナソニックがプラズマの大規模工場を作るなど、プラズマテレビの勢いがあった時です。
液晶パネルの重さ10分の1しかなく、消費電力が従来のディスプレーの半分以下と大きなメリットがあったのです。

ピーク時の生産数

プラズマテレビのピーク時は2007年度であり、640万台を売り上げました。
しかし2010年以降完全液晶テレビを購入するユーザーが増えていき、プラズマテレビはだんだんと衰退をしていくのです。

衰退

プラズマテレビが衰退した理由として、薄型テレビの誕生があります。
場所をとってしまうプラズマテレビよりも、狭い部屋でもスペースをとらない薄型テレビの方が需要が高くなったのです。
2012年第2四半期には世界において液晶テレビの出荷数が約4412万台、ブラウン管テレビが約435万台、プラズマテレビが約315万台と大きな差が付きました。

プラズマがオークションサイトなどで人気の理由

プラズマテレビは衰退していったのですが、実はオークションサイトなどではいまだに人気です。
それは生産終了していることから、希少価値が高くいまだに当時のファンが残っていることがあげられます。
もう買えないとなると、余計に欲しいと思うファンがいるものです。

生産終了している

プラズマテレビは基本的に生産終了しています。
そのため新品で購入するのは非常に難しくなっています。

ファンが多い

一時期一気に生産数も購入者も増えたプラズマテレビですが、いまだにあの立体映像がみたいといったファンがいます。
今でもプラズマテレビを利用している人もいます。

希少価値

いまだにファンが多く、生産をしていないことからプラズマテレビの希少価値は高くなっています。
オークションサイトなどで高額で見ることがあるのも、このことが理由です。

まだ購入できるプラズマテレビ

プラズマテレビは基本的に生産終了しており、家電量販店などでは購入することができません。
しかし全く購入できないわけではありません。
Amazonや楽天市場などで購入できるプラズマテレビをご紹介します。

日立 42V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビWooo

日立のWoooシリーズのプラズマテレビであり、42インチあります。地上デジタル、BSデジタルの他にCS放送に対応しています。
チューナーは一体型となっとり、インターネットには対応していますがワイヤレス機能はありません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか、プラズマテレビについて説明をしてきました。
プラズマテレビと聞いて懐かしいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2007~2008年に全盛期を迎え、一気に生産されたプラズマテレビですが液晶テレビにその場を奪われるように衰退しました。
しかし現在でもプラズマテレビのファンは多く、生産終了しているからこそ希少価値が高いのです。
今でも購入できるプラズマテレビのご紹介をしたので、ぜひ参考にしてください。