最近のテレビには省エネタイプの薄型液晶テレビがありますが、まだプラズマテレビを使っている家庭も多いことでしょう。
プラズマテレビを使っている家庭では、「電気代が高いのでは?」と気になりませんか?
この記事では、プラズマテレビの人気のヒミツや気になる電気代について紹介します。

プラズマテレビがまだまだ現役家庭多し

最新テレビは4Kテレビが主流になってきましたが、プラズマテレビがまだまだ現役という家庭も多いようです。

コントラストが高く、立体的な映像、応答速度が速い

プラズマテレビは画素の1つ1つがプラズマ発光するため、引き締まった黒の表現が可能です。
コントラストが高いため、メリハリがある立体的な映像を映し出します。
また、プラズマテレビは応答速度が速く、残像が残らないため、激しい動きもリアルに再現可能です。
ゲームやスポーツ観戦などにはプラズマテレビが向いているといえるでしょう。

気になる電気代

プラズマテレビは電気代が高いと聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
気になる電気代はどのくらいなのでしょう?

消費電力が高い

プラズマテレビは消費電力が高いことが特徴です。
プラズマテレビはパネル全体にセル(画素)が敷き詰められていて、内側には赤・緑・青の蛍光体があります。
ガスに電力を流して放電させることで蛍光体に光があたり、セル1つずつが発光して映像を作り出すという仕組みです。
液晶テレビとは仕組みが異なり、プラズマテレビはセルが発光するため、消費電力が高くなってしまうのです。

42型でおよそ4000円前後

テレビの電気代は、テレビの種類、画像解像度、サイズによって異なります。
プラズマテレビの42型の年間消費電力は120〜195kWhで平均値は152kWhなので、年間の電気代は4000円前後です。
ちなみに液晶テレビの42型は3000円弱なので、プラズマテレビの電気代は約3割高いことになります。

最新の薄型テレビとの電気代比較

パナソニックがプラズマテレビの生産を終了したのは2013年12月です。
液晶テレビは年々省エネ性能が向上しているので、最新の薄型テレビはプラズマテレビよりかなり電気代が安いです。
たとえば40型液晶ワイドテレビの電気代は約2200円なので、プラズマテレビと比べてかなり安いことがわかります。

まだ購入できるプラズマテレビ、最新省エネテレビ

プラズマテレビは生産終了してから年月が経つため手に入りにくくなっていますが、購入できるものもあります。

ここからは、まだ購入できるプラズマテレビと最新省エネテレビを1台ずつご紹介します。

日立 42V型地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ(250GB HDD内蔵 録画機能付)Wooo P42-HP03

プラズマテレビは生産終了して年月が経ちますので、新品の入手は困難なのですが、中古品であれば手に入ります。
日立の「P42-HP03」は、42型のプラズマテレビで250GBのHDDを内蔵しています。
内蔵HDDにはハイビジョン画質で最大約200時間録画可能です。
また、内蔵の「インテリジェント・センサー」が外光や照明などを判別するとともに、視聴環境に対して最適画質に自動調整する「インテリジェント・オート高画質」を採用しています。
プラズマテレビを入手したい方は、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。

ソニー 49V型 液晶 テレビ ブラビア KJ-49X8500H

ソニーの「ブラビア」は、高コントラストな4K高画質で楽しめる液晶テレビで、前後左右に加え、高さ方向の音表現も可能な「ドルビーアトモス」に対応しています。
そのため、従来のように天井を含むさまざまな場所にスピーカーを設置しなくても、3次元の立体音響を体感できることが特徴です。
また、AndroidTV機能を搭載しているため、ネット動画など豊富なコンテンツを楽しむことも可能。
スリムで洗練されたデザインなので、まるでインテリアのようにリビングになじみます。
年間消費電力は147kWh/年で、節電・タイマーなど省エネ機能も搭載しているため、プラズマテレビの42型より電気代を抑えることが可能です。

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まとめ

プラズマテレビはコントラストが高く、立体的な映像や応答速度が速いことが魅力ですが、電気代はやや高めです。
また、現在は製造されていないため、入手可能ではあるものの中古商品が中心です。
最新の省エネテレビは消費電力が低く、高性能でもお手頃な価格のものがあります。
テレビの買い替えを検討している方は、消費電力や省エネ機能の有無を確認し、電気代も考慮して選ぶようにしてはいかがでしょうか。

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