メカニケ・ヴェローチとは
Meccaniche Veloci(以下 メカニケ・ヴェローチ)は2006年にイタリアのミラノで創業された時計メーカーです。クルマとバイクなどに魅了されたレーシングスピリッツをそのまま時計のデザインに投影しています。
2006年デビュー・コレクションで発表されたクアトロヴァルヴォレは、4つの自動巻きムーブメントをひとつのケースに納められており、4バルブエンジンのシリンダーヘッドをモチーフにしたものです。
また、フェラーリにも使用されているブレンボ社のブレーキディスクをケースに使用したりと、素材使いなど細部までモータースポーツへのこだわりが散りばめられているのがメカニケ・ヴェローチの時計の特徴です。
メカニケ・ヴェローチはエジプトで行われるファラオンス・ラリーのサポート、イタリアのカレラカップのスポンサーのほか、2008-2010年にはスーパーバイク選手権のオフィシャルタイムキーパーを務めてきました。スポンサーシップ活動にもレーシング・スピリッツへのこだわりが表れています。
スポーツ選手を中心に多くのセレブリティに愛用されています。2010年より、デザインはイタリアのヴィチェンツァで行い、製造は時計製造の本場スイスでするという体制に移行しています。
ブランドのイメージカラーは黒、シルバー、グレイ、赤の4色です。それらを巧みのに取り入れたデザインで、レーシングカーや飛行機などの本物の部品をダイアルに使用した限定モデルなどを毎年発売しています。
メカニケ・ヴェローチのつくる時計の特徴
メカニケ・ヴェローチの時計の最大の特徴は、レーシング・スピリッツが投影されたそのデザインと、チタン、カーボン、エルガル、アルミニウムなど、スピードの世界で使用される本物の素材を時計に転用している点です
フラッグシップモデルのクアトロヴァルヴォレは、1つのケースに4つの自動巻きムーブメントが内蔵された個性的なデザインになっています。
その名の通り4バルブエンジンのシリンダーヘッドをもとにデザインされています。
2009年に、ハイパフォーマンスカー向け高性能ディスクブレーキで世界的に有名なBREMBO社とのパートナーシップを結んだことからこのモデルが誕生しました。
スーパーレーシングカーのブレーキディスクに使用される素材と同じものから生み出された、世界初の腕時計です。「コルサコルタ エボ」や「クロノドライバー」といった他のモデルにも、モータースポーツへの強い憧れの精神が強く表されています。
本社をジュネーヴに移した後発売された「アイコン」は、4バルブデザインはそのままに、独自開発のムーブメントが1つで4つのダイアルを駆動するというメカニケ・ヴェローチの未来を感じさせるモデルとなっています。
メカニケ・ヴェローチの腕時計のおおまかな価格帯
Meccaniche Veloci(メカニケ・ヴェローチ)の腕時計 価格帯
\400,000~\1,000,000以上
メカニケ・ヴェローチを代表するシリーズであり、ブランドのアイコンであるクアトロヴァルヴォレ。現在バリエーションが拡大しているため、40万円から100万円を超えるものまで幅広い価格帯となっています。
クアトロヴァルヴォレ エボリューション 48 ラグジュアリー ナイトライトなどのラグジュアリー路線のモデルは370万円となっています。
視認性を重視したシンプルなデザインのコスサコルタはおよそ24万円の価格です。コスサコルタとは、イタリア語で速く動くという意味であり、そのデザインはショートストロークエンジンをイメージしています。
クロノドライバーは76万円から86万円の価格です。こちらのシリーズは、ステアリングを握った状態でも時計を見やすくするために、ブリッジに取り付けた時計本体が傾く仕組みになっています。
[amazon_link asins=’B07MSCBDYW,B07L49RKNZ’ template=’test’ store=’dorekau-22′ marketplace=’JP’ link_id=’ba284180-5ff1-489e-9996-6e1b335a56e1′]