こちらの記事は2019年3月11日の記事を2020年3月5日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・モバイルバッテリーの選び方に付属品の数が減らせるかで選ぶの項目を追記いたしました。
・おすすめモバイルバッテリーを2020年3月5日の情報に更新いたしました。

こちらの記事は2020年3月5日に更新した記事を2020年8月13日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめモバイルバッテリーを2020年8月13日の情報に更新いたしました。

この記事ではモバイルバッテリーのメリットと選ぶ際のポイント、おすすめのモデルを紹介します。

現代では一般的に、一人一台スマホやタブレットを持っていますが、モバイル機器は便利な反面、常にバッテリーの問題を抱えています。

いつでも充電が可能なモバイルバッテリーがあれば、長時間の外出の際も安心でしょう。

この記事を読むことで、自分に合ったモバイルバッテリー購入の検討が出来ます。

モバイルバッテリーのメリット

コンセントがない場所でも充電が可能

モバイルバッテリーがあれば、いつ・どこでも充電ができることが最大のメリットです。

旅行や出張など、長時間移動する際の充電用としてはもちろん、普段使い用にカバンに1台忍ばせておけば、スマホの充電を忘れて外出してしまった場合の緊急時にも安心です。

同時に複数機器の充電が可能なモデルもある

モバイルバッテリーには、同時に複数のデバイスが充電可能です。

モバイルバッテリーにポート(差し込み口)が複数備えられていれば、スマホとタブレットの同時充電なども可能です。

急速充電が可能

モバイルバッテリーには、急速充電が可能なモデルも少なくありません。

急速充電に対応している製品であれば早く充電を完了させることが出来ます。

しかし、急速充電にはモバイルバッテリー側とデバイス側の両方が対応している必要がある事に注意が必要です。

モバイルバッテリーの選び方

バッテリー容量を確認して選ぶ

モバイルバッテリーを選ぶ際、一番のポイントはバッテリー容量です。

バッテリー容量は、単純に多ければ多いほどよいわけではありません。

基本的に重量の重さとバッテリー容量の大きさは比例するため、バッテリー容量が多ければその分重量も増えます。

大容量を買ったけど重すぎて持ち運びが面倒になる場合もあるでしょう。

バッテリー容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」で表され、実際の商品には「10,000mAh」などと記載されています。

「mAh」はモバイルバッテリーの放電容量を示しており、「10,000mAh」の意味は「1時間で10,000mAhの電流を放電することができる」といった意味をもちます。

お使いのデバイスにもよりますが、多くのスマホは3,000~4,000mAh程度であるため、日常生活に使う程度であれば5,000~10,000mAhの容量があれば十分でしょう。

「出張が多い」「旅行が好き」「災害時に備えておきたい」といった場合は、20,000mAh以上の大容量のモバイルバッテリーを選ぶのがおすすめです。

急速充電機能の確認をして選ぶ

急速充電は「1.5A」「2.1A」「2.4A」対応などと記載されており、アンペア数が高いほど高速に充電が可能です。

しかし、デバイス側が急速充電に対応している機器である必要があるため、お使いのデバイスが急速充電に対応しているか確認が必要です。

ポート数を確認して選ぶ

お使いのデバイスの数にあわせてポート数を確認しておくのもポイントです。

大抵のモバイルバッテリーは2ポート以上ついていますが、小容量で小型の製品などは1ポートの製品も少なくありません。

同時に充電したいデバイス数にあわせて選ぶことが大切です。

付属品の数が減らせるかで選ぶ

モバイルバッテリーを購入する際は、必要な付属品の量もポイントです。

モバイルバッテリーの充電に付属のケーブルを使うモデルでは、持ち運びの際に荷物が増える事がデメリットです。

しかし、充電コンセントが内部に搭載されているモデルや、ライトニングUSBケーブル・USB Type-Cなどの接続ケーブルが搭載されているモデルも少なくありません。

モバイルバッテリーの充電を外出先で行う予定がある方は、モバイルバッテリー本体以外で必要な付属品の量にも注意が必要です。

モバイルバッテリーにあると嬉しい機能

ソーラー充電機能

ソーラー充電機能は、太陽光でモバイルバッテリーが充電できる機能です。

日常的にモバイルバッテリーを充電する習慣のない人や、災害時に重宝するでしょう。

しかし、通常の充電と比べて充電のスピードは遅いため過信は禁物です。

防水機能

防水機能がついたスマホの場合、スポーツ観戦など屋外で雨に降られた場合も安心して充電することができます。

Qi機能

Qi(チー)機能とは、ワイヤレス充電機能のことです。

Qi機能がモバイルバッテリー側とスマホ側に搭載されていれば、コードで接続せずに置くだけで充電ができます。

ライト機能

ライト機能が付いていれば、停電時の懐中電灯代わりになるほか、キャンプなどでも便利です。

モバイルバッテリーの安全性について

便利なモバイルバッテリーですが、発火して火災事故にまで発展するといった事例は少なくありません。

事故の問題を受け、経済産業省は2019年2月1日より、「PSEマーク」を取得した製品以外の販売禁止を義務付けています。

PSEマークとは、簡単に言うと、電気製品が安全性を満たしていることを証明するマークです。

モバイルバッテリーを購入する場合は、PSEマークがあることを確認しておくのもポイントです。

参考
経済産業省 電気用品安全法

おすすめモバイルバッテリー

エレコム DE-C22L-3350BK

エレコム DE-C22L-3350BKは、USB Type-Cを採用しているスマホやタブレットの充電も行える商品で、約1時間30分で充電を完了できる急速充電にも対応しています。

USBポートに高性能ICが搭載されているため、接続した機器に合わせた出力を自動で判断し、最適な充電を行えるおまかせ充電にも対応可能です。

電池残量を4段階のLEDライトで判断することができ、充電器自体を充電するタイミングも把握できます。

また、iPhoneに対応しているケーブルを使用すれば、Android、iPhone両方に使用できるため、端末を複数使用している方でも使用しやすいでしょう。

約500回繰り返し使用できるリチウムイオン電池を採用しているため、頻繁に使用する方でも安心して使用できます。

エレコム ELECOM モバイルバッテリー/3350mAh/Type-C/ブラック DE-C22L-3350BK

Anker PowerCore III Fusion 5000

Anker PowerCore III Fusion 5000は、コンセントを使用してUSB急速充電を行うこともできる1台で2つの役割を担ったハイブリッド設計のモバイルバッテリーです。

最大18Wのフルスピード充電ができるため、iPhone11であれば、約30分で最大50%の充電を完了できます。

USB-Cポートと、USB-Aポートの2種類を搭載しており、最大15Wまでの出力であれば2台同時に充電可能です。

また、本体の充電はケーブルを使用することなく、コンセントにさすだけで行うことができ、約2時間40分で満充電できます。

低電流モードを搭載しており、ワイヤレスイヤホンなどの充電も楽に行うことができます。

充電器とモバイルバッテリーの役割が1台で済むため、旅行先などへ持ち運びたい方にもおすすめです。

オウルテック OWL-LPB10011-BK

オウルテック OWL-LPB10011-BKは、USB Type-CポートとUSB Type-Aポートを搭載しており、同時に2台までの充電を行える商品です。

10000mAhと大容量となっており、1度本体を充電するだけで、約4回スマホの充電を行えます。

本体のバッテリーの残量をデジタルインジゲーターで表示してくれるため、残量がどれぐらい残っているのかをその都度把握することができます。

OWLTECH オウルテック モバイルバッテリー 超速充電 Power Delivery & Quick Charge2.0 18W入出力対応 ブラック OWL-LPB10011-BK [10000mAh /充電タイプ]

TP-Link TL-PB20000

TP-Link TL-PB20000は、安全性が高いリチウムポリマー電池が採用されており、過充電保護やオーバーヒート保護にも対応しているなど、安心設計が魅力の商品です。

2つのポートにより複数を同時に充電できるパススルー充電にも対応しています。

電池本体が接続端末を自動で判別し、適切な供電を行ってくれる機能も魅力的でしょう。

モバイルバッテリーのまとめ

  • モバイルバッテリーは「いつ・どこでも」充電な可能なバッテリーで、現代社会に暮らす上でとても便利なものです。
  • モバイルバッテリーを選ぶ際は、用途に合ったバッテリー容量をまず選びましょう。その後、自分の生活スタイルに合う「付加機能」が付いた製品を選ぶとよいでしょう。
  • 購入の際には必ず「PSEマーク」の確認が必要です。