こちらの記事は2019年3月12日の記事を2020年3月4日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・ビデオカメラで撮影する際のメリットを追記いたしました。
・おすすめのビデオカメラを2020年3月4日の情報に更新いたしました。
この記事では、ビデオカメラの選び方と、おすすめの製品を紹介します。
赤ちゃんが産まれてからの成長記録や運動会、バースデーパーティーや旅行にとたくさんの思い出を残せるビデオカメラはとても便利なアイテムです。
多種多様のモデル、ラインナップがあるビデオカメラは選び方に悩む人もいるでしょう。
この記事を読むことで、自分に合ったビデオカメラ選びの検討が出来ます。
目次
ビデオカメラで撮影する際のメリット
スマートフォンと違い手ブレがおきにくい
動画撮影でズームをした際、問題になるのが手ブレの問題です。
高倍率にすればするほどに手ブレは起こりやすくなります。
しかし、ビデオカメラはスマートフォンと違い手ブレがおきにくい機能が付いているものが少なくありません。
手振れ補正機能が付いていれば、手の揺れと共にカメラ本体も揺れて動きを吸収してくれます。
AF被写体追従設定が付いているビデオカメラでは、AF枠を被写体の動きに合わせて追随させることで、高い精度で対象を捉え続けることが出来ます。
長尺で取ることを前提とした機能がありバッテリーもちがよい
運動会や入学式などの長時間のイベントでは、スマホやデジカメなどでで連続して録画する際に、バッテリーの持ちが心許ない場合があるでしょう。
商品説明に「2時間連続撮影が可能」などと書かれていても、オンオフやズームなどの機能でも電池は消耗されるため、最悪1時間ほどの録画で電池が切れることも少なくありません。
安心して録画をする際には、予備のバッテリーを別途購入しておくのが大切です。
しかし、ビデオカメラはモードによって約30時間もの連続再生も可能であるため、予備のバッテリーなども必要がいらなくなるのも魅力です。
参考
SONY デジタルビデオカメラ ハンディカム
Panasonic デジタルビデオカメラ
ビデオカメラの選び方
ビデオカメラは、機能性や重さなどの考慮すべきポイントが多く、何を基準に製品選びをすればよいのか迷ってしまいがちです。
ビデオカメラ購入の際は、価格より機能面に注目して選ぶとよいでしょう。
タイプで選ぶ
ビデオカメラには、ハンディタイプとアクションタイプがあります。
ハンディタイプ
一般的なビデオカメラとして認知されているのはハンディタイプです。
ズーム機能に加え手ブレ補正効果も備わったハンディタイプは、ビデオ撮影に不慣れな方でも簡単に撮影が楽しめます。
アクションタイプ
アクションタイプはスポーツカメラとも呼ばれ、激しい動きの躍動感溢れる映像を撮影したい人に向いています。
ハンディタイプのようなズームや手ブレ機能は搭載されていませんが、耐久性のあるアクションタイプは比較的激しいシーンの撮影にも対応できます。
動きのあるシーンの撮影や、ビデオカメラの扱いに慣れていてハンディタイプより一歩踏み込んだ撮影をしたい人におすすめです。
画質で選ぶ
画質で選ぶ場合は、HD以上がおすすめです。
ビデオカメラの画質は製品によって異なります。
一般的にはスタンダード(SD)ハイビジョン(HD)フルハイビジョン(フルHD)の3つがあげられます。
中でも主流となっているのはハイビジョンとフルハイビジョンです。
美しく鮮やかな映像を求める場合、ハイビジョンクラスの製品がおすすめです。
将来4K対応テレビへの買い替え予定をしている場合は、美しい映像で再生できるよう前もって4K撮影に対応したモデルを選んでおくとよいでしょう。
機能で選ぶ
現代のビデオカメラは手ブレ補正機能付きで、種類には電子式と光学式の2つがあります。
より満足度の高い映像を残す場合は、ズーム中のブレも防いでくれる「光学式」手ブレ補正機能搭載のビデオカメラがおすすめです。
光学式だと、手ブレしてしまった際、映像をリアルタイムで補正してくれるため残像感がありません。
更には、ズームで被写体をクローズアップして捉えている時にもブレを抑えられるというメリットがあります。
光学式は性能がよいぶん、電子式より価格が高い傾向にありますが、光学式の方がより美しい映像を撮影をする事ができます。
重さで選ぶ
ビデオカメラはスマホなどよりも重いため、撮影しているにつれ、腕も疲れてきてしまいます。
機能が増える毎に製品の重量も増すため 重さと機能のバランスをとる事も大切です。
性別や人にもよりますが、長時間片手で持っていても疲れにくい重さは、三脚が必要となるといわれている350gを目安に製品を選ぶとよいでしょう。
運動会などの特に動きの激しいシーンを映すときは、三脚を使用せずにできるだけ片手で手軽に撮影できる軽量製品がおすすめです。
ファインダーで選ぶ
屋外撮影が多いときは、ファインダー搭載モデルが便利です。
価格と大きさを抑えた一般的なビデオカメラの場合、ファインダーを搭載していない製品も少なくありません。
しかし、屋外の直射日光下では太陽光の反射が激しく、周囲が明る過ぎる事でモニターに映る筈の被写体がかえって不鮮明になってしまいます。
こういった状況下で威力を発揮してくれるのがファインダーです。
被写体をダイレクトに確認しながら撮影が可能であるため、周囲が明る過ぎてモニター画面がよく見えないなどの問題を防ぐことが出来ます。
屋外撮影には、ファインダー搭載のビデオカメラが必須でしょう。
内蔵メモリなどの予備で対応できるものを選ぶ
内臓メモリとSDカードの切り替えに手間取りがちなビデオカメラは、最初にSDカードに撮りためておき、内臓メモリはあくまで予備軍として活用するのがよいでしょう。
おすすめのビデオカメラ
SONY FDR-AX45 (B)はブレ低減機能が魅力
SONY FDR-AX45 (B)は、レンズとセンサーが一体で、カメラが動いても空間光学ユニットによりバランスが保たれるため、ズームや動きながらの撮影でも安定した映像を撮ることが出来ます。
HD撮影時は「インテリジェントアクティブモード」に対応しており、ワイド撮影時は約15倍もブレない安定した映像が録画出来ます。
パナソニック HC-VZX992M-Wは軽量かつコンパクト
パナソニック HC-VZX992M-Wは、持ち歩きに適した、軽量かつコンパクトな4Kビデオカメラです。
約398gという軽量かつコンパクトであるため、気軽に高画質な4K撮影を楽しむことが出来ます。
グリップベルトが持ちやすく、マルチアングルモニターでにより、ムービー初心者でも使いやすい設計が魅力です。
JVCKENWOOD GZ-RX685J-Dは保護性能が魅力
JVCKENWOOD GZ-RX685J-Dは、アウトドアシーンでも役立つ「防水」「防塵」「耐衝撃」「耐低温」という4つの保護性能が魅力のビデオカメラです。
連続撮影時間約4.2時間という大容量バッテリーも魅力でしょう。
光学40倍かつダイナミック60倍ズーム搭載により、遠くの表情であっても大きく綺麗に撮影できます。
JVCKENWOOD GZ-E109-Rはズーム性能が魅力
JVCKENWOOD GZ-E109-Rは、ダイナミック60倍ズーム機能により、遠くの表情でも詳細に録画可能なビデオカメラです。
本体質量が約195gと小型軽量ボディであるため、持ち運びやすいのも魅力でしょう。
アクティブモード搭載の手ブレ補正により、動きながらでもキレイに撮る事が出来ます。
高画質エンジンと高感度センサーの機能により、夜間の撮影でも明るく映せるのも魅力です。
ビデオカメラについてのまとめ
- ビデオカメラの購入は価格よりも機能面に注目するのがおすすめです。
- 長時間片手で持っても疲れにくい重さは約350gです。
- ビデオ撮影が不慣れな人には、ズーム機能と手ブレ補正効果搭載のハンディタイプがおすすめです。
- 激しい動きのシーン撮影には、アクションタイプがおすすめです。
- ハイビジョンクラスの製品であれば、より鮮明な映像撮影が可能です。
- 将来4K対応テレビへの買い替え予定をしている場合、前もって4K撮影に対応したモデルを選ぶとよいでしょう。
- ズーム中のブレも防いでくれる「光学式」手ブレ補正機能搭載のビデオカメラがおすすめです。
- 屋外撮影にはファインダー搭載の製品がおすすめです。