こちらの記事は2019年5月9日の記事を2020年1月23日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・カーナービにおすすめのタブレットの項目を020年1月23日の情報に更新いたしました。
・タブレットをカーナビに使う際におすすめの付属品の項目を追記いたしました。
この記事では、カーナビに適したタブレットについて解説します。車で見知らぬ場所へ行く際に、カーナビはあった方が便利でしょう。
タブレットの普及とともに、カーナビアプリで車を運転する人も少なくありません。
この記事を読むことで、カーナビに適したタブレットの選び方や、おすすめのタブレットを理解することが出来ます。
目次
タブレットをカーナビにするメリット
メリット①:コストを抑えられる
タブレットをカーナビとして使用すると、車載用カーナビを購入するよりもコストを抑えられます。
低価格のタブレットを選ぶ場合の初期費用は、タブレット本体費用に加えて、車内にタブレットを取り付けるためのホルダーやスタンド購入費用と、通信回線契約費を合わせて2万円〜5万円程度です。
元々タブレットを持っている場合、カーナビとして使える機能を備えていたり、モバイルルーターなどを利用したりする事で手軽にカーナビ化することが出来ます。
また、タブレットをカーナビとした場合は、月々の通信回線費以外の費用は必要ないのも魅力でしょう。
車載用カーナビは、年に数回の地図データ更新作業が必要です。
地図データ更新作業には、更新データ購入費用として数千円、作業依頼をした場合の工賃として2万円弱程度の費用が都度かかりますが、タブレットの場合は無料で更新が可能です。
タブレットをカーナビにする方が、長期的に見た場合に、車載用カーナビよりも費用を抑えることが出来ます。
メリット②:常に最新の情報を得られる
タブレットをカーナビとして利用する場合、常に通信によって最新の地図情報を得ることができます。
車載用カーナビでは年に数回の更新が頼りであるため、施設や住所の急な移転に対応する事が出来ません。
メリット③:取り外しが楽
タブレットは薄く軽いため、ホルダーでタブレットを挟むなど、取り付ける方法は多岐に渡ります。
取り外しも簡単であるため、車外へ持ち出して使うのも楽に行えます。
メリット④:アプリで様々な情報を得られる
タブレットは、カーナビアプリやインターネットを利用することで、目的地周辺の観光案内や、見どころ等の情報が得ることもできるのが便利な点です。
目的地周辺のスポットに関するネット検索なども挟みながら、車載用カーナビよりも自由に情報を収集することが出来ます。
タブレットをカーナビにする際の注意点
タブレットをカーナビにする際の注意点を紹介します。
注意点①:充電には常に注意する
カーナビアプリ使用中は常に通信状態になるため、バッテリーが消耗します。
車のUSBコンセントやシガーソケットから電源を確保して、タブレットのバッテリーがなくならないように注意する必要があります。
注意点②:SIMカードを必ず用意する
タブレットは必ずSIMカードを用意するとともに、通信回線契約をしておく必要があります。
通話が不要な場合、格安SIMがおすすめです。
カーナビに適したタブレットの選び方
選び方①:GPS機能の付いたものを必ず選ぶ
カーナビアプリは、GPS機能で自車の現在地を捕捉し、目的地までのルート検索や案内を行ってくれます。
GPS機能が付いたタブレットを選ぶ必要がありますが、GPS以外にも、自車の現在地を捕捉するための加速度センサーや、電子コンパス、ジャイロセンサー等が付いたタブレットであれば、カーナビの精度をより高めることができます。
選び方②:カーナビを使用しても問題のない通信容量を契約する
タブレットをカーナビとして使用すると、データ通信が繰り返されます。
毎週末100km程度走ると仮定して、月々2GB〜3GB程度利用可能な契約をしておくことが大切です。
選び方③:出来るだけ画面の見やすいものを選ぶ
運転中にタブレットの画面を注視し続けるのは危険です。昼間の太陽光がタブレット画面に反射して、見えづらくなることもあるでしょう。
車内での画面の見やすさを考えて、フルハイビジョン程度の画質と、画面サイズが7インチまたは8インチサイズのタブレットがおすすめです。
設置場所のスペースに余裕がある場合、10インチ画面のタブレットがおすすめです。
あわせて、反射防止フィルムも貼っておくとよいでしょう。
タブレットのカーナビにおすすめのカーナビアプリ
タブレットのカーナビにおすすめのカーナビアプリには、以下の6つがあげられます。
Googleマップ(無料・Android/iOS)
Yahoo!カーナビ(無料・Android/iOS)
カーナビタイム(有料・Android/iOS)
TCスマホナビ(無料・Android/iOS)
PSRナビ(無料・Android/iOS)
Appleマップ(無料・iOS)
際のポイントは、コストパフォーマンス、カーナビとしての機能、使い勝手などです。
カーナビタイム以外のカーナビアプリは無料で利用できます。無料カーナビアプリのコストパフォーマンスの差は、主に月々の通信費用の差ですが、各カーナビアプリの月額の通信使用料はほぼ同じです。
カーナビとしての機能で、確認しておくとよい機能は以下の通りです。
カーナビで機能の有無を確認しておくとよい機能
- 渋滞情報(プローブ情報、VICS情報)
- オービス情報
- 施設アイコン表示
- 駐車場空き情報
- 音声操作
- 2D/3D表示切替
- 複数ルート選択
- レーン案内
- 交差点拡大表示
- ETC利用設定
- 高速道路専用モード
特におすすめなYahoo!カーナビは、カーナビに特化しており、最も車載用カーナビに近い使い勝手のため、初めてでも違和感はないでしょう。
交差点拡大表示には対応していませんが、交差点右左折時や通行レーン案内に加えて、一時停止や踏切などの細かい音声案内をしてくれます。
さらに、駐車場の満車、空車はリアルタイムで案内されます。ルート検索時にはおすすめと高速優先、一般優先を同時検索できます。
プローブ情報とVICS情報に基づいたルート検索を利用するために、Yahoo! IDでログインしておくとよいでしょう。
トンネル内でも自車の位置アイコンが動くため安心です。
二番目におすすめのTCスマホナビは、トヨタが提供しているアプリです。音声操作を除いてYahoo!カーナビ同様の機能を持っています。
実際の通行実績データに基づく「通れた道マップ」の提供や、独自のTプローブ情報を使用しています。ルート検索は推奨、一般、高速、距離、別ルートの5つを同時検索して、ルートの選択ができます。
さらに2ヶ月以内であれば一度通ったルートが自動保存されているため、途中でタブレットが圏外になっても、オフラインでルート案内が続けられます。
しかし、起動時に毎回参考画面が表示されてルート検索に多少もたつき感があるため、起動時の画面に不満がなければ、TCスマホナビもおすすめです。
Googleマップアプリは自動車用ナビに特化していないため、車で通り抜けるには厳しい道を選択する場合があり、どなたにもおすすめできるアプリではありません。
Googleマップアプリの機能は渋滞情報のうち、VICS情報には対応しておらず、オービス情報と施設アイコン表示、駐車場空き情報、音声操作、交差点拡大表示、ETC利用設定、高速道路専用モードには対応できていません。
ルート案内時には音声で交差点付近の案内をしてくれますが、ルート検索では高速道路や有料道路を使うか使わないか、同時検索できません。
ルートを決定するためには、最初に高速道路を利用するか、一般道で行くか決めておくか、2回ルート検索をして到着時間等結果を見てから決めることになります。
目的地検索時に、目的地施設の営業時間や混雑時間帯、施設の写真等を見ることができます。他のアプリと異なり、2D/3D表示に加えて、航空写真表示もできます。
PSRナビは、運転診断やポイントによるプレゼント交換等全ての機能を使うには損保ジャパン日本興亜の自動車保険を契約する必要があります。
Appleマップはアップル社のタブレットiPadとスマホiPhoneのみで使えるアプリです。
カーナービにおすすめのタブレット
カーナビに適したタブレットを、実用性を踏まえた以下の条件に注目して5つ紹介します。
・SIMフリーでGPS付
・液晶画面がフルハイビジョン以上の画質
・メモリ16GB以上
・LTE対応
・加速度センサーまたは電子コンパス付
Lenovo TAB P10 ZA450140JP LTEモデル
Lenovo TAB P10 ZA450140JP LTEモデルは、力強いQualcomm オクタコア プロセッサーと、4GBのメモリーと64GBのフラッシュメモリーを搭載したタブレットです。
Webや動画の視聴などを快適にこなすことが出来ます。
前面と背面のガラスには、指紋による汚れが付きにくいコーティングを施し、側面はダイヤモンドカットの縁を施しているアルミニウム製曲面フレームを使っています。
10.1型ワイドIPSパネルのFHDディスプレイにより、映画や家族の写真など、詳細で鮮やかな映像を表示できます。
4つのフロントスピーカーも搭載しており、ドルビーアトモス対応による、映画館のような臨場感あるサウンドも魅力でしょう。
ALLDOCUBE MTK X27
ALLDOCUBE MTK X27は、GPS対応で、4GとダブルバンドWi-Fiに接続できるため、普段使い用のタブレットを車内に持ち込む感覚で使えます。
ROMは32GBで、Extend TFカードにより、128GBまで容量を増やすことが可能です。
バッテリーの持ちも良いため、長時間のドライブにもおすすめです。
HUAWEI MediaPad M5 lite 8.0インチ
HUAWEI MediaPad M5 lite 8.0インチは、デュアルスピーカーとデュアルパワーアンプなど、オーディオテクノロジーが組み合わさり、臨場感ある音を出せるタブレットです。
1,920×1,200で、283ppiの高精細IPSディスプレイを採用し、狭額縁デザインで、画面いっぱいに映像を映し出します。
省電力で、約5,100mAhの大容量バッテリーがあるため長時間のドライブにも最適です。
HUAWEI T3 8 8.0インチ SIMフリー LTEモデル
安価でタブレットを購入したいという方には、HUAWEI T3 8 8.0インチ SIMフリー LTEモデルがおすすめです。
サイズも小さいため持ち運びがしやすく、価格も1万半ばであるため、手頃な価格で手に入れることができます。
長時間使用にも耐える4800mAhバッテリーを搭載し、ブルーライトカットや、低輝度ディスプレイモードにより目が疲れにくいのも魅力でしょう。
タブレットをカーナビに使う際におすすめの付属品
サンワサプライ CAR-HLD7BK
サンワサプライ CAR-HLD7BKは、10インチまでタブレットを取り付けることが出来る車載ホルダーです。
ホルダー部分にタブレットをセットする事で、タブレット本体を指で軽く押すことで使える「ワンタッチホールド機能」により、簡単に使うことができます。
ボールジョイント構造により、好みの角度でタブレットを使用することができます。
伸縮アームであるた、え、タブレットを見やすい位置に前後へ調節することが可能です。
レバー式の真空吸盤によりしっかり固定でき、吸盤取り付けプレートが付属されいるため、吸盤が取り付けられない場所にも取り付けることが出来ます。
カーメイト タブレットホルダー エアコン用 ME43
カーメイト タブレットホルダー エアコン用 ME43は、iPadや10インチ程度のタブレット用ホルダーです。
大型タブレットをエアコン吹出口に取付けられる車載キットであるため、車内で動画を楽しめむこともできます。
設置の際は、付属のクリップをエアコンの吹出口に引っかけて貼り付けるだけであるため、工具が不要なのも魅力でしょう。
ホルダー部分は、向きや角度が調節でき、縦横回転も可能なため、自由なセッティングが出来ます。
Sukix Lenovo Tab P10 10.1 インチ ガラスフィルム
Sukix Lenovo Tab P10 10.1 インチ ガラスフィルムは、硬い硬度があるため、摩損、傷だけでなく、落下などの破損防止にもある程度の期待が出来るフィルムです。
エアーレス加工で気泡が無く、自然に吸着を進めることが出来ます。
薄く柔らかなタッチ感であるため、タッチ操作や感度に影響を及ぼしません。
ラスタバナナ HUAWEI MediaPad M5 lite 8 フィルム
ラスタバナナ HUAWEI MediaPad M5 lite 8 フィルムは、光の反射を限りなく抑えた反射防止加工が施されているフィルムです。
フッ素コート加工により、指紋や皮脂などの汚れが付きづらく、端末を清潔に保ってくれます。
また、抗菌コートが施されており、菌の付着を抑えつつ、清潔さを保ちます。
フィルム表面のハードコート加工により、簡単に傷が付きづらいのも魅力でしょう。
エレコム カーチャージャー EC-DC04BK
エレコム カーチャージャー EC-DC04BKは、アクセサリソケットに差し込むことで、「Quick Charge (TM) 3.0」対応の機器を車で急速充電可能な車載充電器です。
USBポートを3ポート搭載しているため、3台の機器が同時に充電可能です。
一つのポートは最大で18W(5V/3A、9V/2A、12V/1.5A)で充電が可能で、他2つのポートは、合計で最大12W(5V/2.4A)で充電可能です。
USBポートに搭載した高性能ICにより、iPhoneとAndroid端末を自動で見分け、最適な出力で充電できる「おまかせ充電」に対応しています。
ベルキン カーチャージャー F7U076BT04-BLK-A
ベルキン カーチャージャー F7U076BT04-BLK-Aは、USB-Cポートへ接続された機器を自動認識して、各機器に最大の速度で急速充電をできる電力を自動調整して供給します。
デバイスがQuick Charge 4+に対応していなくても、Quick Charge 4.0、3.0、2.0の下位互換があるため、どのデバイスにも高速充電が可能です。
カーナビに適したタブレットについてのまとめ
- カーナビに適したタブレットは、車載用カーナビよりもコストを抑えられます。
- カーナビに適したタブレットは、7インチもしくは8インチのフルハイビジョン画面で、GPS付のSIMフリーモデルを選ぶとよいでしょう。
- 通信容量として、月々2GB〜3GB程度利用可能な契約がおすすめです。
- カーナビ用アプリとしておすすめは、Yahoo!カーナビまたはTCスマホナビです。