RICOH WGシリーズ(コンデジ)とは
RICOH WGシリーズ(コンデジ)はリコーが取り扱っているコンパクトデジタルカメラです。
アウトドアでも使えるコンデジを提供するために作られました。
元々はペンタックスで発売されていたモデルでしたが、リコーに変わったという歴史があります。
ペンタックスでは2013年3月にWG-3、WG-3GPS、WG-10と3モデルが発売されています。
2014年2月からリコーとしてWG-4、WG-4GPS、WG-20の3モデルが登場しました。
デジタルカメラは精密機械のために水中での撮影には不向きですが、WG-4では14m防水と耐衝撃2mという性能を持っています。
マイナス10度といった低温でも動作するため、気温や水温が低い環境でも撮影が可能です。
日差しの強い日中だと液晶モニターが見にくくなることがありました。そんな時でも反射を抑えるARコートにより、撮影しやすいコンデジとなっています。
WG-4GPSはWG-4にGPS機能を加えたモデルです。
GPS機能により撮影した画像に位置情報が追加されるため、撮影場所が何処なのか分かりやすいです。
自宅で撮影した画像でない限り、位置情報のある画像をアップロードしても安心です。
WG-20は10m防水と1.5m耐衝撃、マイナス10度耐寒のモデルです。
ホルダーマウントが付いており、アウトドアスポーツを楽しんでいる最中で両手がふさがっている状態でも撮影しやすくなりました。
水中でも使えるコンデジとはいえ、水深のある水中に落としてしまうと拾うのが大変です。
防水性能を超える水深まで落ちてしまうと故障しかねませんが、水に浮くフロートストラップというアクセサリーを付けておくとそんな時でも安心です。
2014年10月にはWG-30、WG-30W、WG-M1といったモデルが登場しています。
WG-30では旧モデルより有効画素数約1600万画素と高画素化されました。
RICOH WGシリーズ(コンデジ)のカメラの特徴
水中でも撮影するにはコンデジ用の防水ハウジング、スマホ用の防水キットを使用するという方法もあります。
しかし水中での撮影は陸上と違い、光量が不足するために難しいことがありました。
そんな時でも水中撮影用に開発されたRICOH WGシリーズ(コンデジ)にはLED搭載のモデルがあるのです。
LEDにて被写体を明るく照らすため、暗くなりやすい水中でも撮影しやすくなっています。
防水ハウジングがコンデジに入るかどうか、防水キットがスマホに入るかどうか気にすることもありません。
さらに防水リモートコントロールのアクセサリーも用意しており、撮影操作が行いやすくなりました。
その他にもデジタル顕微鏡モードを搭載したモデルも用意しています。
このモードでは大幅に拡大して撮影することが可能で、水中に居る小さな生物を撮影したい時にも便利です。
水中ではバッテリーが切れても交換が難しいため、なるべく持ちが良いものを選びたいところです。
そんな時でもバッテリー寿命が長いために長時間でも撮影しやすいというメリットがあります。
サーフィンやカヌー、スキーやスノボなどアウトドアだけじゃなく普段の撮影にも使用することが可能、アウトドアに行く機会が少ないという方でも大丈夫です。
RICOH WGシリーズ(コンデジ)のカメラの価格帯
RICOH WGシリーズ(コンデジ)のカメラの価格帯
¥27,480円~¥31,590
RICOH WGシリーズ(コンデジ)の最新モデルは2017年6月に発売されたWG-50です。
マーメードモード搭載により、水中でも適切なホワイトバランスで撮影できるようになりました。
アウトドアモニターにより暗い場所でも明るい場所でもモニターが見やすくなっています。
光学ズームが搭載されており、28mmから140mmまでの焦点距離で撮影できます。
広角から望遠まで1台で対応できるのが良いところです。
価格帯は27,480円から31,590円ほどになっています。
2015年10月に発売された1世代前のWG-40は既に生産終了となりました。
最新のWG-50でもそれ程高いコンデジでは無いため、わざわざ中古のWG-40を選ぶ必要性は少ないです。