この記事では、低反発マットの中でも、寝具用の低反発マットレスについて解説いたします。

低反発マットの魅力や選び方などはもちろんのこと、おすすめの商品も紹介するためぜひ参考にしてみてください。

そもそも低反発マットとは何か

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

低反発マットのおすすめ6選

低反発マットとは、宇宙技術を応用して作られたマットレスです。

ロケット打ち上げの際に、宇宙飛行士の体にかかる重力の負担を軽減するために、NASAが開発した低反発ポリウレタンフォームのヴィスコ エラスティック フォームの技術を元にしています。

低反発とは押された部分がゆっくりと変形していき、離すと再びゆっくりと元の形に戻ってくる状態です。押してもほとんど変形することなくすぐに元の形に戻ったり、逆に押されて変形したままなかなか元に戻らない、変形したままの状態になるものは低反発とは言えません。

低反発マットの魅力

低反発マットは、自分の体重で低反発マットがゆっくりと体の形状に合わせて凹んでいくのが特徴です。そのため、どんな体型の人でも包み込まれるようなフィット感を得られ寝心地がよく感じられます。

寝返りしすぎることを予防できるため、睡眠を妨げないでぐっすりと眠ることが可能です。低反発とは異なる柔らかいだけのマットレスとは違い、低反発マットは体圧が均等に分散されるため、腰や肩、首の特定の部位だけに体圧が集中することを防いでくれます。

睡眠中に腰や肩、首に体圧が集中してしまうことで血行不良が生じ、寝起きに腰や肩、首に痛みを感じる人がいます。

低反発マットの特長である体圧分散性の高さで、寝返りが少なくても睡眠時の腰や肩、首への負担が集中しません。そのため、前日の疲れが解消されてすっきりとした目覚めを期待できるでしょう。

低反発マットの注意点

低反発マットの素材は、マットが変形するため、へたりやすいです。

低反発ウレタン素材だけを使っているマットレスは、体重が70kg以上の大柄な人が使用すると腰を中心にマットの反発力が体重に負けてしまい、体が沈み込みすぎてしまいます。

腰や肩が沈み込みすぎた状態になると寝返りがスムーズにできなくなってしまうことに起因する腰や肩、首の痛みが起きやすくなります。

また、体を包み込むようにフィットするため冬は暖かく感じますが、夏は熱を蓄積しやすく暑く感じるでしょう。中が中空の金属コイルを使うマットレスに比べて、ウレタン系素材は通気性が悪く蒸れやすいため、汗を大量にかく人には不向きです。

さらに、低反発ウレタンフォームは温度で硬さが変化してしまいます。冬は硬くなりやすく、夏は柔らかくなりやすいでしょう。

ホテルのような常に温湿度が一定に保たれたところでは影響がありませんが、自宅のような日常生活の中では季節によってマットの硬さが変わることにより寝心地の違いを感じることがあります。

低反発マットの選び方

体が沈みすぎないものを選ぶ

体が沈みすぎてしまうと寝姿勢が悪くなり腰や肩、首に負担がかかってしまいます。低反発マット1枚だけで使うときは厚さ10cm以上、敷布団や他のマットレスの上に重ねて使うときは厚さ5cm以上のものを選びましょう。

また、沈み込み具合は同じメーカーでも製品による違いがあります。人ぞれぞれ感じ方に違いがあるため、ショールームや寝具店などで実際に寝返りの感じを体験してみて選びましょう。

寝返りしやすいものを選ぶ

睡眠中に寝返りが打てるように、沈み込みすぎず適度に体が動かせるものを選びましょう。

寝返りは睡眠中に体の一部分だけに圧力がかからないように、圧力がかかる部位を変えるために人が無意識に行う動作です。寝返りが打てないと、腰痛や肩凝りになりやすくなったり、翌朝まで疲れが残ったりします。

ずっと同じ寝姿勢のままだとマットに接している部位が蒸れてしまうため、特に大柄な人や姿勢が悪い人は寝返りがしやすいものを選びましょう。上部が低反発マット、下部がポケットコイルや高反発素材からなる2層構造のマットレスがおすすめです。

お手入れしやすいものを選ぶ

最近の低反発マットは、以前に比べて通気性が改善されていたり、抗菌カバーが付属され汚れにくくなっていたり、手入れのしやすい製品が販売されています。

低反発マットは水洗い洗濯ができないばかりでなく、水気がある雑巾などで拭くことも厳禁です。低反発マットのウレタンフォームは水分に弱いため水気があるとボロボロになってしまいます。

また、紫外線にも弱いため普通の布団のように天日干しするとボロボロになってしまいます。水気を避けて陰干しが原則です。低反発マットの特性を知ってお手入れのしやすい製品を選びましょう。

耐久性の高いものを選ぶ

低反発マットは湿気を含みやすく寿命が短いため、メーカー保証の長い製品や通気性の高い改良タイプの中から選びましょう。

寝汗で湿気が帯びることを避けられるように対応するベッドパッドや、防水プロテクターを組み合わせて購入できる製品の中から選ぶのもおすすめです。

低反発マットのおすすめ6選

ショップジャパン トゥルースリーパー プレミアケア プラス

同社プレミアケアシリーズの最上級タイプです。従来品よりも体にかかる圧力がさらに分散されるため腰への負担が軽減されます。

快適な寝心地と心地よいフィット感が得られる低反発素材と適度な弾力性を備えた高反発素材の2層構造になっているため、寝返りもしやすいでしょう。抗菌・防カビはもちろんのこと、防ダニ仕様にリニューアルされています。

テンピュール トッパー7

15年間保証が付いています。敷布団や他のマットレスの上に重ねて使用するオーバーレイタイプの中でも暑さ7cmの最上位製品です。

両面が使用可能で、一面は滑らかな肌触りで涼しいダブルジャージー加工がされています。もう一面は柔らかなソフトな仕上がりで温かいベロア加工がされているため、季節や好みで使い分けができます。

同製品にセットされているカバーは取り外して洗濯することが可能です。

テンピュール トッパー7 マットレス シングル 15年保証付き
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ショップジャパン トゥルースリーパー プレミアケア

抗菌・防カビ、さらに防ダニ仕様にリニューアルされており、弾力性と復元性に優れたヴィスコ エラスティック フォーム100%が採用されています。

敷布団や他のマットレスの上に重ねて使用しますが、付属の専用カバーが抗菌仕様で春夏用は通気性重視のメッシュ面、秋冬用は滑らかなスムース面を使い分けることができるリバーシブルタイプとなっています。

テンピュール フトンデラックス

5年間保証が付いているテンピュールのフトンシリーズの一つです。フトンデラックスは厚さ7cmで床や畳に敷いて使えるタイプです。

7つのパーツに分割されているため、3つ折りにして収納することもできます。

TEMPUR (テンピュール) フトンデラックス S シングル 厚さ7cm (幅95×195cm)
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エムリリー 優反発マットレス

独自開発の優反発素材は柔らかくフィットする寝心地を維持しながら、通気性と耐久性に優れています。

上部を優反発素材、下部を高反発素材の2層構造を採用しており、快適に睡眠できるでしょう。

ニトリ ニトリの低反発マットレス

厚みが19cmで、上部は4cmに低反発素材、下部は15cmの穴あき低反発素材の2層構造を採用することで通気性を改善しています。

マットレスカバーの上部には冷感タイプ、下部には温度調整タイプの2種類の生地を採用することで、季節によって上下を変えることができ、快適な睡眠が可能となっています。

低反発マットについてのまとめ

  • しっかりとした素材の低反発マットを選ぶことで寝心地の良い睡眠が確保できるでしょう。
  • 自分に合った体圧分散性の高さを特長とした低反発マットを選ぶことで腰や肩、首への負担が軽減されます。
  • 2層構造を採用することで通気性や沈み込みしすぎを改善した低反発マットがあります。
  • 柔らかい肌触りが好きな人には低反発マットはおすすめです。