RALPH LAUREN 867の歴史と概要
ラルフローレンが製作し、現代的かつ古典的でエレガントにも取れるモデルが、「ラルフローレン867」になります。この時計は、ラルフローレン氏と、その友人であるヨハン・ピート氏の努力によって誕生した時計です。
この時計の背景には、ラルフローレンの創始者である「ラルフローレン氏」の存在と、その協力者である「ヨハン・ルパート氏」が絡んできます。
ネクタイから始まり、その後、洋服などを手掛け、「アパレルブランド」として1967年にスタートしたこのブランドは、2005年以降に時計界へと進出しました。
ラルフローレン氏は大の時計ファンであり、有名時計を数多く所有していました。そして、ある日、友人の紹介で出会った人物と食事をします。
その人物は、ヨハンルパートという、リシュモングループのトップでした。この時二人は意気投合し、ジョイントベンチャーという形で時計界へと進出します。そして、その後制作された時計が、この「ラルフローレン867」です。
ラルフローレン867の名前の由来は、ニューヨークのマディソンアベニューに因んで付けられました。
スタイルは、ラルフローレンが前時代の基本的な時計デザインを踏襲しているだけあって、クラシカル(古風)を装っています。
しかし、それだけでなく、時計全面の目立つ部分を絵画的、彫刻的な仕上げにしているので、単に古風ではなく、現代風にも見えるでしょう。
そして、ステンレス製であれば、ブレスレット~ケースまで鏡面仕上げとなっているので、エレガントさも演出するデザインとなっています。
古風と現代風を混ぜ合わせたデザインにとれる、この時計は、まさに時代を超越した新時代の時計として評価されています。
RALPH LAUREN 867の特徴
多様性に優れた、人気モデルである「ラルフローレン867」。
ケースは、正方形の形をしている「スクエアケース」を採用している点が、まず目に入るでしょう。
次に、ムーブメントが極薄で、その厚さは「5.75㎜」となります。これは、ピアジェ製を採用していることにより、実現したものです。
そして、時を刻む針が、「2針」だという点も、エレガントさを演出します。
その2針は、ローマ数字とアラビア数字が掛け合わされた時間表示を回っていきます。
伝統的な要素は、なにもスクエアケースだけではありません。「ブレゲ針」、「ベラルージュ装飾」、「コートドジュネーブ装飾」といった要素なども、そこに加わります。
伝統的な要素などのおかげで、この時計は古風さを表現することができているでしょう。しかし、最終的な仕上がりとしては、そうではありません。
この時計を一目見たときは、古風さを感じながらも、モダンさも感じることができるでしょう。それは、時計の前面(インデックス部分)をグラフィカルに仕上げていることによります。
このおかげで、モダンとクラシックがミックスされた、エレガントな時計となります。
つまり、あらゆる要素を含んだこの時計は、多くの人を魅了するものでしょう。
RALPH LAUREN 867の価格帯
RALPH LAUREN 867
¥180万~¥770万
2005年の時計進出を機に、様々な時計モデルを発表してきたラルフローレンですが、今回紹介する「ラルフローレン867」は、最新モデルが価格帯として、約180万~約770万まで存在します。
一番安く手に入るものは、「ラルフローレン867、32mmモデル」のもので、ストラップがアリゲーター、ケース素材がローズゴールドのものです。この商品が、税込み「180万3600円」です。
そして、一番高いモデルが、「ラルフローレン867、27.5mm、ダイヤモンドウォッチ」で、ストラップにもベゼルにもダイヤモンドがふんだんに使用され、価格が「779万7600円」です。こちらは、税込み価格となります。
これからも分かる通り、ラルフローレン867は高級腕時計の一種で、3桁を超えるお金を出さないと購入ができないものになります。