この記事では、手帳での蛍光ペンの使い方や、蛍光ペンの選び方を解説いたします。
強調や色分けに便利な蛍光ペンは、手帳を書く際に重宝するため使用する人は少なくないはずです。
この記事を読めば蛍光ペンへの理解が深まり、手帳に使用するのに最適な蛍光ペンを選べるようになるでしょう。
目次
蛍光ペンを使うメリット
強調したい部分が一目でわかるようになるのが蛍光ペンのメリットです。
また、色分けや強調が、文字の上からなぞるだけで簡単に出来ます。
ノートをまとめる時や、手帳での重要事項を書く時に違った色のペンで書くことがあります。
しかし、文章を書いている最中にペンを持ち替える必要があるため、作業の効率が悪くなり面倒です。
そんな時は文章全体を書き終わってから、蛍光ペンでラインを引くのがおすすめです。
書いた文字の上からなぞるだけで、強調や色分けが簡単に出来るでしょう。
手帳での蛍光ペンの使い方
手帳での蛍光ペンの使い方は、予定を強調すること以外にいくつかあります。
様々な工夫があり、手帳を効率的に使用できるのでおすすめです。
チェックボックスの作成
蛍光ペンを使用して手帳にチェックボックスを作ることが出来ます。
こなした予定の確認作業を行えるため、大切な予定のうっかり忘れ防止に有効です。
作り方は簡単で、蛍光ペンを使い短いラインを引き、その横に忘れたくない予定を書きます。
予定が終わったら黒のペンなどでチェックを入れると予定が完了した印になります。
普通のマークに比べ、予定が完了した時にチェックをする作業が増えるため、うっかり忘れや見落としに効果的です。
蛍光ペンでチェックボックスを作ることにより目立つため、普通のボールペンなどで作るより強調されます。
その日の予定で重要なことや、週単位や月単位でこなさなければならないことにチェックボックスを使用すれば、予定の見落としが減少するでしょう。
長期予定の管理
長期予定の管理には蛍光ペンが便利です。
出張や旅行などの予定の日をラインで引いておくと、一目で予定の長さが把握することができます。
文字で書くと長さを一目で把握するのが難しく、予定がないと勘違いする可能性があります。
蛍光ペンの場合は一目で長さが確認できるため、予定のダブりを防ぐことが可能です。
また、太めのラインを引けば、ライン上に予定を書き込むことが出来るため便利です。
様々な事項の色分け
手帳の予定を種類別に色分けすると、一目で何の予定か理解できます。
確認のスピードが上がり、手帳を効率よく使うことが可能です。
例えばプライベートの予定は赤、仕事の予定は青と分けると一目でどちらかわかります。
家庭を持っている人なら家族の予定をそれぞれ色で分ければ、自分の予定を立てる際に役立ちます。
使い方に決まりはないため、自分なりの色分けで手帳をより便利にすることが可能です。
蛍光ペンの選び方
速乾性で選ぶ
インクにじみやこすれが気になる人は、速乾性を重視して選ぶのがおすすめです。
早く効果的に蛍光ペンを使うことが出来ます。
蛍光ペンを使用する時、引いた線がにじんだりこすれたりして汚くなる場合があります。
わかりやすくするために使ったのに、汚くなっては本末転倒です。
また、乾くまで待って作業すると効率が落ちてしまいます。
速乾性のものを使えば、にじみやこすれを解決できます。
蛍光ペンに速乾性と記載してあれば、十分な速乾性があると判断してよいでしょう。
記載されていないものは、試し書きでインクの良し悪しを見極める必要があります。
機能で選ぶ
蛍光ペンには様々な機能が存在します。
使用用途に合う便利な機能をチェックすることも大切です。
消し込みとマーキングが出来る2wayタイプや、キャップを取る必要がなく片手で使用できるノックタイプ、こするとインクが透明になり消せるインクやインクの補充が可能なものと様々な機能が存在します。
自分の用途に合った機能や、使いやすい機能を見つけると便利に蛍光ペンが使えます。
書き心地で選ぶ
蛍光ペンの書き心地を左右するのはペン先のタイプです。
自分に合った書き心地を試し書きで見つけるとよいでしょう。
また、ペン先は種類ごとに様々な特徴があるため、理解して選ぶことが大切です。
ペン先が角ばった一般的なノーマルタイプは、比較の基準になるタイプです。
その他に透明窓タイプや樹脂コートタイプ、筆ペンタイプが存在し、それぞれに特徴があるため下記で紹介いたします。
透明窓タイプ
ペン先にクリアな透明窓が付いていて、下の文字が見えやすいタイプです。
線を引く時に窓から文字が見えるので、引きすぎやはみだしを防いでくれます。
小さい文字や密集している場所の使用に便利なタイプです。
きれいにマーキングできるため、手帳も美しく仕上がります。
樹脂コートタイプ
ペン先が潰れにくいのが樹脂コートタイプです。
定規を使って線を引く場合や、筆圧の強い人におすすめです。
ペン先を樹脂コーティングしているため、潰れが防止され安定した筆記が可能になります。
いつまでも新品のような書き心地を保ってくれます。
筆ペンタイプ
線の太さを筆圧で調整できるのが筆ペンタイプです。
一本で様々な太さの線が書けるので便利です。
線の太さの調節はもちろん、コントロール次第ではインク溜まりの発生を抑制できます。
また、画材としても使用できるため、自由な用途で使いたい人におすすめです。
手帳への使用におすすめの蛍光ペン
三菱鉛筆 プロパス・ウインドウ クイックドライ
インクが、早くしっかり乾くのが特徴の三菱鉛筆プロパス・ウインドウ・クイックドライです。
ペン先に窓がついているため、はみ出さずにきれいにマーキングできます。
新開発のクイックドライインクは液体の乾きが早く、敷材粒子がしっかり定着するため、インク乾燥時間を従来品の3分の1以下に短縮しています。
プロパスウインドウシリーズの特徴である窓付きペン芯を採用しているため、はみだしのないマーキングが可能です。
速乾性とはみだし防止機能が合わさった便利な蛍光ペンです。
ゼブラ ジャストフィット
ゼブラのジャストフィットは、ポールペンのインクをにじませないのが特徴です。
また、ペン先がしなるので、曲面などをマーキングするのに優れています。
インクに新成分を配合しているため、水性ボールペンのインクをなぞるとイオンの力でにじみを抑えてくれます。
また、ペン先が曲がるほど柔らかく、角度の誤差はもちろん筆圧の強弱まで吸収してくれ、あらゆる場所でラインをまっすぐに引くことが可能です。
ぺんてる ノック式ハンディラインS
キャップがついてなく、ノックするだけで軽快に使えるぺんてるのノック式ハンディラインSです。
キャップが付いていない蛍光ペンですが、開口部に採用したボールシャッター構造でペン先のインクを乾燥させません。
また、ノック式なためキャップを外す動作がいらず、片手で使用できます。
手帳を持ちながらでも、簡単に蛍光ペンの使用が可能です。
外出先での手帳のライン引きに重宝します。
蛍光ペンについてのまとめ
- 蛍光ペンを使うメリットは、色分けや強調が一目でわかることです。
- 文字の上からなぞるだけなので、簡単に強調や色分けができます。
- 手帳で蛍光ペンを使う際、さまざまな使い方があります。
- 色分けや強調の他にも、チェックボックスの作成や長期予定の管理が出来て便利です。
- 蛍光ペン選びのポイントは、速乾性、機能、書き心地です。
- 使い方でどれを重視するか考えると、最適な蛍光ペンが見つかります。