この記事では、無地ノートの選び方を解説します。
中身が無地であるため、どれを選んでも同じに感じる無地ノートは「何を基準に選べばいいのかわからない。」という方も少なくありません。
おすすめの商品も紹介するため、この記事を読むことで、自分に合った無地ノート購入の検討ができます。
目次
無地ノートの特徴
無地ノートとは、ノートに線が何も書かれていないまっさらなノートのことです。
線が邪魔をしないため、スケッチに使う方、メモや図を書きたい人にもおすすめのタイプです。
無地ノートのメリットとデメリット
無地ノートのメリットは自由に書けること
無地ノートのメリットは、罫線に邪魔されることなく、自由に書けることです。
自由にイラストや図を書きたい人におすすめです。
図を使ってわかりやすく物事を整理することで、より理解を深めながら、記憶に残りやすいノートを作ることができます。
文字を書く際にも、大きさや余白の使い方は自由です。
罫線入りノートの場合、文字が罫線にどうしても矯正されてしまい、同じ大きさで整った文字になりがちで、図も入れづらくなります。
見た目には整ったノートになりますが、インパクトは少なく、記憶に残りづらくなってしまうでしょう。
無地ノートのように自由度の高いノート使えば、文字の大きさや図でわかりやすく特徴を表現でき、記憶にも残りやすくすることが出来ます。
無地ノートのデメリットは整った文章を書きづらいこと
無地ノートのデメリットは、整った文字を真っ直ぐに書くには適していないことです。
整った同じサイズの字を書きたい方には向いていません。
横線ノートに比べると取り扱いが少なく、若干値段が上がることもデメリットでしょう。
無地ノート選び方
サイズで選ぶ
ご自分の書くものや量、持ち運びをするのかどうかなどを考えて選ぶと、より便利に使うことができます。
ノートのサイズにはA判とB判があり、A判は国際規格、B判は日本国内規格です。
AやBのあとに続く数字が大きくなるほど、用紙サイズが小さくなります。
ノートのサイズでよく選ばれるA4とA5サイズの特徴は以下の通りです。
- 大きめのA4サイズは情報整理におすすめ
仕事や勉強の際の頭の整理や会議の議事録、グループディスカッションなどに使いたい場合は、大きめサイズのA4がおすすめです。
開くとA3サイズになり、たくさんの情報を1つの図にまとめることができます。
思い浮かんだ案や集めた情報を書き出すことで、頭の中や議論の要点を整理することができます。
サイズが大きいため、持ち運び用ではなく、デスクに置いておくノートとして使うのが良いでしょう。 - 小さめのA5サイズは持ち運び用におすすめ
手帳と一緒に持ち運び、様々な事を書き留める、といった使い方にはA5サイズがおすすめです。
持ち運びしやすく、開くとA4サイズになるため、コピーも取りやすく色々なシーンで使っていただけます。
サイズ選びに迷った時は、A5サイズを選ぶと無難でしょう。
綴じ方で選ぶ
無地ノートには、大きく分けて「綴じノート」と「リングノート」の2種類あります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- 見開きで使う場合は綴じノートが使いやすい
ノートを開いた状態で書くことが多い人は、綴じノートを選ぶのがおすすめです。
綴じノートは、左右のページがつながっており、見開いた状態で書くことができます。
大きな図を書くときにも、見開き2つのページを使って描けるため便利でしょう。
その中でも「糸がかり製本」というノートは、どのページを開いても180度開き、さらにスムーズに書くことができます。 - 折りたたんで書く場合はリングノートが使いやすい
ノートを半分に折って書くことが多い方は、リングノートを選ぶのがおすすめです。
リング部分が手と干渉して書きづらいと感じる方も少なくありませんが、折り畳みやすさやページのめくりやすさや綴じノートにはないメリットです。
ちょっとしたときに、限られたスペースで素早くメモしたいときなどに重宝します。
リングノートはページの切り離しもしやすいため、失敗したページを取り除いたり、また取り外してメモとして使いたい方にもおすすめです。
紙質で選ぶ
無地ノートの書き心地は、上質紙や中性紙など、紙質によって大きく変わってきます。
上質紙と中性紙の特徴は以下の通りです。
- 上質紙
上質紙は紙が白く、耐久性があります。ペンの滑りが良く、書き心地が良いことも魅力です。
少し値段も上がりますが、劣化しにくいため、長く置いておきたいビジネスのノートや日記にも適しています。 - 中性紙
中性紙は、リサイクル紙や古紙パルプを使っており、価格もお手頃な品です。
メモ用など、紙質にこだわる必要がない場合は中性紙で十分でしょう。しかし、紙の目が粗く、使うペンによってはインクが滲んだり裏写りすることもある事に注意が必要です。
無地ノートのおすすめ品
コクヨ キャンパスノート A4 無地は迷ったときにおすすめ
コクヨ キャンパスノート A4 無地は、ノートのブランドで有名なコクヨの無地ノートです。
シンプルな作りをしており、迷ったときにおすすめです。
サイズ展開が豊富なのも魅力でしょう。
ライフ ノーブルノート 無地は品質が高いノート
ライフ ノーブルノート 無地は、大切にノートを使いたい方におすすめの品です。
表紙はおしゃれなデザインになっており、品質も、下町の職人が手作業で丁寧に作っているこだわりようです。
紙はオリジナルで、やわらかい色味と、滑らかな書き心地も魅力でしょう。
国産の高級感のあるノートを使いたい方におすすめのノートです。
モレスキン プロフェッショナルワークブック 無地は本格派の品
モレスキン プロフェッショナルワークブック 無地は、ビジネスの場で使える本格派のノートを探している方におすすめな、プロフェッショナル向けのノートです。
切り離せるページもあり、書いたメモを人に渡せるのも嬉しいポイントです。
見た目もおしゃれで、持っているだけでテンションを上げることが出来ます。
ツバメノート 無地は安定感のある品
ツバメノート 無地は、紙の品質や、綴じのしっかりしたつくりだけでなく、定番の安定感のあるデザインで人気のノートです。
昭和から変わらないレトロなデザインは、活版印刷によって印刷されています。
アイディア帳やメモ、落書き用など、何にでも使用ができる便利な品です。
安定感があり、長く使える定番のデザインを求める方におすすめです。
アピカ プレミアムCD 無地は裏写りしない紙の丈夫さが魅力
アピカ プレミアムCD 無地は、長年ロングセラーとなっているノートです。
気品のある表紙はフランス製の高級紙「キュリアメタル」を使用しています。
中の紙には「A.Silky 865 Premium」という、王子製紙と共同開発したオリジナルの紙が使われていおり、シルクのように滑らかな書き心地を感じることができます。
万年筆ユーザも安心な、裏写りしない丈夫な紙質を保っているのも魅力でしょう。
ノートで無地の品についてのまとめ
- 無地のノートは他のノートに比べて線が無い分、使い方も無限大にあります。
- 無地のノートを選ぶ際には、用途を考えた上で、サイズや紙質、綴じ方、表紙のデザインなどのディテールまで考えていくと、スムーズに自分にあった無地ノートを選ぶことができます。
- 国内外の各メーカーからこだわりを持ったアイテムが販売されているため、気になるものがあれば実際に店舗で見て、触ってみて、自分のお気に入りのノートを選ぶと良いでしょう。