こちらの記事は2021年10月29日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・スマホの充電ができないケース6
スマホの充電器を頻繁に使っていると、突然壊れてしまうことがあります。スマホの充電器は結構壊れやすいものです。
スマホの充電器がすぐ壊れる原因は何なのか、スマホが充電できない時はどのようにしたらいいのかという疑問点があげられます。
この記事では、スマホの充電器がすぐ壊れる原因、スマホが充電できない時の対処法などについて説明します。
目次
バッテリーの平均寿命とは
だいたい3~4年程度。通常リチウムイオン電池充電の場合約300回~500回の充電サイクルと言われています。
スマホの充電ができないケース6
ケース1:ケーブルとスマホの接触不良
ケース2:スマホの端子にほこりがたまっている
ケース3:スマホが濡れている
ケース4:充電ケーブルが断線している
ケース5:充電器やモバイルバッテリーが破損・壊れている
ケース6:スマホ本体に原因がある
スマホの充電器がすぐ壊れる主な原因
よく使うスマホの充電器ですが、たまに故障してしまうことがあります。
外出先などで充電器が壊れて充電できなくなると、大変困ってしまいます。
スマホの充電器が壊れる原因で一番多いのは、充電しながらスマホを使うことです。
充電中は基本的にスマホを使わないことがいいのです。
充電中にスマホを使うと、バッテリーの寿命が短くなったり、熱くなってスマホが膨張したり、破損する可能性があります。
リチウムイオン電池が膨張し、バッテリーが壊れてしまったり、スマホ自体が壊れてしまいます。
このような時は、漏電やショートしてしまう場合もあるので、十分に注意が必要です。
スマホが充電できない時の対処方法
スマホが充電できない時は、その原因によって幾つかの対処法があります。
ケーブルの問題が原因である場合が多いですが、その他の問題である場合もあります。
接続不良がスマホが充電できない原因
スマホが充電できない時は、まずどこかに接続不良がないか疑ってみましょう。
充電器とコンセントとの接続部分、ACアダプタとケーブルの接続部分、スマホとケーブルの接続部分などがきちんと接続できていない可能性があります。きちんと接続できているように見えても、実はコンセントとの接続が緩んでいたり、ACアダプタとケーブルとの接続が外れている場合があります。
各接続部分を自分で触ってみて、接続が緩んでいないか、確認してみた方がいいでしょう。
また、接続箇所にほこりやゴミが詰まっていて、接続しても充電が開始されない場合もあります。
このような時は、溜まっているほこりやゴミの掃除を行ったのち、もう一度接続できるか試してみましょう。
接続部分が非常にデリケートですので、慎重に掃除をする必要があります。
固いもので掃除をすると接続部分を傷つけてしまうこともあります。接続部分の掃除には、ブロワーがあると便利です。
ブロワーは、ゴミやほこりをやさしく吹き飛ばしてくれるので、接続部分の掃除を安全にしっかり行うことができます。
スマホが充電できない場合はすべてを外してみる
接続不良をチェックしてみても、充電できない場合は、すべてを外してみましょう。
充電器やイヤホンなど外せるものはすべて外してみるのもよいでしょう。
最近のスマホはバッテリーを外すことができないタイプが主流ですが、外れるタイプのスマホの場合には、背面のカバーをはずしてバッテリーを外してみましょう。
一度すべてを外して、再度接続してみると充電できるようになるかもしれません。
また、接続してみると問題であった箇所が分かると思います。
バッテリーに問題があったのか、接続部分などに問題があったのか原因がはっきりするのです。
バッテリーは通常経年劣化するものであり、徐々に充電できなくなっていくのですが、バッテリーも精密機器ですので使用環境などによって突然充電できなくなる場合もあるので注意が必要です。
バッテリーが取り外せるタイプの場合は、本体との接続部分を掃除しましょう。
水分は大敵ですので、必ず乾いた綿棒や柔らかい布などでやさしく拭き掃除をしましょう。
スマホが充電できない場合は断線の確認をする
スマホ充電器のケーブルは劣化しやすいので、繰り返し使っていると、ケーブルの内部で断線が起こってしまう可能性があります。
特にケーブルの根元付近は壊れやすい場所なので、接続した時のケーブルが真っ直ぐなるように接続し、充電ができるかどうか確認してみましょう。
ケーブルをきつく巻き付けたり、無理やり引っ張ったりすると断線の原因になります。
根本部分のケーブルが真っ直ぐの時に充電できて、ケーブルを少し斜めにした時に充電できないのであれば、確実にケーブルの断線が原因と考えていいでしょう。
ケーブル根元付近を外から観察し、外側のゴムが少しねじれている場合には、危険信号です。
断線の一歩手前の状態であり、いつ断線してもおかしくない状態ですので、早めに交換するか、予備のケーブルを用意しておきましょう。
またケーブルをコネクターを接続するゴムが剥がれて、中のコードが見えている場合は、さらに危険な状態です。
このまま使用すると充電できないことがあるだけでなく、発熱、発火の可能性も出てきますので、直ぐにケーブルを交換したほうがいいでしょう。
充電器を別のものにしてみる
充電器には、卓上のもの、充電口に直接差し込むタイプのものなど色々なタイプがあります。
卓上タイプの充電器には壊れやすいものがありますので、このような時は、違う卓上タイプの充電器を使うようにするか、直接差し込むタイプに交換してみて、充電できるか確認しましょう。
直接差し込むタイプの充電器では、ケーブルを真っ直ぐにして充電できるようになるか確認してみましょう。
真っ直ぐにして充電できるようになった場合には、その部分が断線していますので、ケーブルを別なものに入れ替えましょう。
激安の充電ケーブルには、正規認証を通過していない粗悪品もあります。
このような商品を利用していると、初めは問題なくても利用しているうちに使えなくなってしまうこともあるのです。
購入した時に付属されていた純正品であれば故障しずらいので、上手く充電できるはずです。
再起動してみる・しばらく充電してみる
その他の原因として、スマホのソフトウェアに何らかの問題があって、スマホの充電機能がフリーズしてしまっている場合もあります。このような時は、スマホの電源を一度OFFして再起動させてみましょう。
再起動すればフリーズしているソフトウェアも正常に戻るので、充電機能が元の正常な状態に戻ることができます。
また、バッテリーの充電が0%になっている場合には、スマホの電源がすぐに入りません。
充電を開始してもすぐにスマホが使えないのです。
このような時はしばらく充電を行い、少しスマホの充電ができてから電源を入れるようにしましょう。
スマホの電源ON時にはかなり電力を消費しますので、このようなことが起こります。
どうしても原因が見つからない時は修理窓口へ
色々試してみてどうしても対処法が見つからない場合は、修理窓口に相談してみましょう。
スマホ内部に故障がある場合には、素人が問題を見つけるのは結構難しいものです。
大手キャリアの場合は、色々な場所にサービスカウンターがあって、修理などの相談にのってくれます。
SIMフリースマホの場合には、メーカー修理窓口や格安SIM事業者の保証に申し込む必要があります。
スマホの充電器がすぐ壊れる場合についてのまとめ
- スマホの充電器が壊れる原因で一番多いのは充電しながらスマホを使うこと。
- スマホが充電できない時の対処法には、以下がある。
- コンセント部分やACアダプタとケーブルの接続部分、
- スマホとケーブルの接続部分などの接続不良をチェックする。
- 接続してある部分をすべてを外してみる、外れるタイプならバッテリーも外してみる。
- ケーブルの根元付近などが断線していないか確認する。
- 充電器やケーブルなどを入れ替えて別のものにしてみる。
- 再起動してみる、しばらく充電してから電源を入れてみる。
- どうしても対処法が見つからない場合は、修理窓口へ相談する。