タグ・ホイヤー CARRERAの歴史と概要

CARRERA(カレラ)は、スイスの名門時計ブランドであるTAG HEUER(以下:タグ・ホイヤー)のモデルの1つです。

名前の由来は、スペイン語の「レース」から来ています。

タグ・ホイヤーが作り出す時計には、ストップウォッチ機能である「クロノグラフ」を搭載したモデルが多くあります。

その中でもCARRERAは大変エレガントでスポーティーな見た目が印象的で、人気のモデルです。100分の1秒まで正確に計測できるのが特徴で、また他にも各種機能を搭載している多機能モデルといえます。

タグ・ホイヤーは、1860年に創立者であるエドワード・ホイヤーがスイスのサンティミエに設立しました。時を計測する、ということにかけては他の追随を許さないのがタグ・ホイヤーです。

このメーカーには自動車の旅程を計ることができるシステムや、1961年世界で初めて100分の1秒単位まで計測可能なストップウォッチであるマイクログラムを発表するなど、様々な功績があります。

特にかかわりが深いのが、4代目のジャック・ホイヤーという人物です。モータースポーツの熱烈なファンであり、アメリカの名門レースである「カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ」に大きな感銘を受けます。

それまでもモータースポーツとは、正確な時間計測をするべく深いかかわりがあったタグ・ホイヤーですが、ジャック・ホイヤーが1965年にCARRERAを発表したことで一気に人気が爆発しました。100分の1秒を計れる腕時計など、それまでは存在しなかったのです。

その後も現代にいたるまで、F1をはじめとするほんのわずかな時間が勝敗を分けるスポーツや、数秒の誤差が製品の出来栄えに関わるプロフェッショナル達の間で、絶大な支持を受けてきました。

現在でもF1グランプリの公式時計を担当するなど、スポーツウォッチメーカーとして世界に名だたる名門時計メーカーです。

タグ・ホイヤー CARRERAの特徴

タグ・ホイヤー CARRERAの特徴は、そのスポーティーな印象とデザイン性の高さです。

見た目も文字盤と複雑なクロノグラフが組み合わさり、メカニックな印象があります。デザインも、発表されるタイミングのトレンドを取り入れたものが多く、スーツにもスポーツにも似合う腕時計です。

機能面も充実しており、2016年に発表されたモデルでは100メートルの水の中に落ちても機能を守り切る防水加工や、裏面をシースルーにすることで内部の緻密な機構を目で観て楽しむことができるようになっています。

また、他のメーカーにはない特徴として、自ら開発したクロノグラフムーブメントを搭載していながら、価格が抑えられていることです。

ムーブメントとは、時計の駆動を支えるエンジンのようなものです。自分のところで開発したエンジンを使うのですから、その分価格が上乗せになる時計メーカーが殆どです。

ところが、タグ・ホイヤー CARRERAは手が出しやすい価格に設定されており、初めて高級腕時計を購入する男性からも高い支持を得ています。

ウィークポイントとしては、その緻密な機能を保つために維持費が高いこと、重いタイプが多いので慣れない人は肩こりも起きやすいそうです。

特に緻密な機能を持つクロノグラフムーブメントは、専門の時計店でなければ触れられないため、電池交換や修理に10万円ちかく必要になる場合もあります。

そんなウィークポイントも、大切に手入れする毎に愛着が沸くと愛され続けているモデルです。

タグ・ホイヤー CARRERAの価格帯

価格帯
TAG HEUER(タグ・ホイヤー) CARRERA
¥200000~¥1000000

タグ・ホイヤー CARRERAの価格帯はおよそ20万~100万円です。

公式サイトの限定モデルも45万円前後で手に入る場合もあり、名門時計メーカーの中では手に入れやすい価格として知られています。

最新モデルは100メートルの防水性をもち、手作業でTAG HEUERのロゴが植字された「TAG HEUER CARRERA キャリバーホイヤー01」で、税抜58万円ほどです。