色々なカメラのレンズを揃えるには高価なものが多いので、結構お金がかかるものです。このような時に必ず一度は考えるのが、中古レンズの購入です。
中古レンズって本当に大丈夫なのか、どんな点に気を付けて中古レンズを選んだらいいのか、中古レンズを買うにはどこのお店がいいのかなどが疑問点としてあげられます。
この記事では、中古レンズは大丈夫なのか、中古レンズの選び方、店舗でもネットショップでも買えるお店などの内容についてご説明します。
目次
中古レンズは大丈夫なのか?
中古レンズを購入する場合、中古レンズでも大丈夫なのかという点が気になります。カメラのレンズは高価なので、できれば中古で購入したいと思う人もいます。
しかしカメラは精密機器なので、本当に中古で大丈夫なのか心配になってきます。
中古レンズは新品より安い価格で買うことができます。中古レンズは一度買ってしまえば長く使うことができ、売る時は値崩れしずらいです。
デジタル一眼レフカメラを買った人が、しばらくすると付属のキットレンズだけでは物足りなくなり、もっと性能の高いレンズが欲しくなります。
こんな時、中古レンズであれば価格も抑えられるので、一度は購入を検討する人が多いです。
カメラはシャッターをきる回数で寿命がある
カメラ本体は、バッテリーの充電回数やシャッターをきる回数によって大まかな寿命がありますが、レンズ自体の寿命は特にありません。
バッテリーでは500回くらい充電、3年程度の使用で機能がダウンします。シャッターをきる回数も、カメラによって回数制限はさまざまですが、数万回で寿命となるものもあるでしょう。
しかし、レンズは状態が良ければ、10年以上使える場合もあります。
カメラのレンズは中古でも写りは変わらない
お金に余裕があれば、全て新品で揃えることが理想ですが、高価なレンズを中古で我慢するという方法もあります。
汚れなどが少なければ、レンズが中古であっても写り自体は変わることはありません。プロの方でも中古レンズを使用している方も結構います。
また価格もあまり下がることはないので、中古レンズは資産であるとも言われています。
中古レンズの選び方
中古レンズは、店舗でもネットショップでも買うことができます。
店舗で購入する場合は、店員さんに色々相談に乗って貰ったり、現物を見て自分で状態を確認することができますが、ネットの場合はそうはいきません。
中古レンズの評価をチェックする
中古レンズの販売店では、ネットショップであっても実店舗であっても、そのレンズの状態について評価を付けています。
レンズの状態を確認するためには、この評価をチェックするようにしましょう。評価の記載方法はお店によって様々ですが、カメラのキタムラの場合、1番良い状態のものから順にAA、A、AB、B、C、Dと6段階で評価しています。
一番良いAAは新品同様の非常にきれいなもの、Aは使用した形跡のない美品、ABは多少の傷や擦れがある良品、Bは比較的目立つ傷や擦れのある並品、Cは目立つ傷や擦れがあるが動作するやや難のあるもの、Dは作動に問題のあるジャンク品です。
もちろん評価が高いものが良いのですが、一般的にはBくらいまでの評価であれば、購入しても問題ないでしょう。
中古レンズにカビはNGでもほこりはOK
中古レンズを購入する際には、実際に目で覗いて確認することをおすすめします。レンズにカビやくもりがないか、キズなどがないか確認するのです。ズームリングやピントリングが滑らかに動くかどうかの確認も必要です。
購入したいレンズが見つかった場合には、店員さんにお願いしてショーケースから出してもらい、実際に触ってチェックしましょう。実際にカメラ本体とレンズを接続して状態を確認した方がいいのです。
予め中古レンズを見に行くことが分かっているのであれば、自分のカメラをお店に持っていき、中古レンズを接続してみてテストショットするといいでしょう。
お店の人からカメラ本体を借りて中古レンズを繋いで確認することでもできるのです。
カビはレンズの大敵なので、カビが生えていないか注意深く確認するようにしましょう。レンズにクモの巣のような網状の細い線が付いていたら、間違いなくカビが生えています。
カビがひどくなると写りに影響がある場合がありますので、このような商品は避けるようにしましょう。お店側の評価でもジャンク品レベルの低評価になっているところが殆どですが、一部の店舗でこのような商品が混ざっている可能性があるので、実際に目で見て確認しましょう。
また、レンズの中にほこりが入り込んでいるものがあります。
少しのほこりであれば、あまり写真の写りに影響しません。良品と評価されたレンズであっても少しのほこりが入っているものがありますが、ほこりについてはあまり問題にならないので、購入しても構いません。
カメラの手入れ方法と カメラを手入れする専用の用品と代用品の解説
中古レンズを買う際は付属品を確認
レンズの付属品がきちんと付いているか確認するようにしましょう。購入時の箱や説明書が付いていない場合もあります。
またレンズポーチやフードが付いていないこともあります。代用品を後で買い足す必要が出てきますので、購入時にチェックする必要があります。
中古レンズを買う際はマウント部分を確認
マウント部分は特に傷がつきやすいので、よく確認しましょう。滑らかに動くかどうか、絞り羽根などに破損が無いかなど、チェックするようにしましょう。
傷がついているものは雑に扱われた証拠ですので、できれば避けた方がよいです。また展示品であったものが売りに出されることがありますが、展示品は多くの人が触り雑に扱われたレンズが多いので、あまりおすすめはしません。
店舗でもネットショップでも中古レンズを買えるお店
中古レンズを売っているお店は色々あります。ネットショップだけでしか購入できないお店や、実店舗でしか購入できないお店もありますが、ネットでも実店舗でも購入できるお店もあります。
色々ある中古レンズショップですが、そのうちいくつかをご紹介します。
カメラのキタムラが中古レンズを買うのにおすすめ
中古レンズは色々なお店で販売していますが、ネットと実店舗がある全国規模のショップということでは、カメラのキタムラが有名です。
実店舗も全国規模で展開しています。
カメラのキタムラでは、キタムラのネットショップにあるレンズを予約すれば、近くのキタムラの店舗にその商品が届き、実際にお店で確認することができます。
新品であれば、ネットショップだけでも品質にばらつきがあることは少ないのですが、中古レンズは全て一点物ですので、実際に手に取って状態を確認してから購入できる点は大変良い点です。
マップカメラも中古レンズを買うのにおすすめ
こちらも中古カメラや中古レンズで有名なカメラ屋です。新宿西口に本店があり、こちらもネットと実店舗があるショップです。
実店舗では、特に中古レンズの品揃えが充実していますので、色々なレンズを手に取って確認したいという方にはおすすめのショップになります。
カメラのレンズを中古で買う際のまとめ
- カメラ本体は寿命があるが、レンズは一度買ってしまえば長く使える。売る時も値崩れしずらい。
- レンズは中古でも写りは変わらない。
- 中古レンズは、店舗でもネットショップでも購入できる。
- 中古レンズの選び方のポイントには、評価をチェック。
- カビはNGほこりはOK、付属品を確認、マウント部分を確認などである。
- 店舗でもネットショップでも買えるお店として。
- カメラのキタムラやマップカメラなどがある。