撮影したらその場ですぐ現像した写真が出てくるポラロイドカメラは、現代では再びブームの兆しを見せています。

フィルム独特の趣ある写真撮影ができるという以外にも、カメラ付き携帯等で撮影した”データ”ではなく、手に取れる”モノ”として残せる”アナログ”感が逆に新しく感じられるのも再ブームの理由でしょう。

ポラロイド社製以外にも、ライカの「ゾフォート」や富士フィルムの「チェキ」など、現在では様々なインスタントカメラがリリースされています。製品の特徴も、それぞれのメーカーならではの個性が発揮されています。

この記事では 人気再燃のポラロイドカメラを中心に解説します。

デジタルから離れ、「ちょっと味のあるアナログ写真を撮ってみたい。」という方はぜひポラロイドカメラに挑戦してみてはいかがでしょうか。国内外メーカーで人気のある製品もいくつかピックアップしています。是非ともご参考にしてください。

ポラロイドってどんなカメラ?

ポラロイドカメラとは 1930年代後半に「撮影した写真をその場ですぐ現像できるカメラ。」としてポラロイド社から初めて発売されたものです。

ポラロイドカメラと聞くと「シャッターを押すとピクチャーが出てきて、しばらくすると画像が浮き上がってくる。」カメラ全般を指すステレオタイプ的なイメージがあると思いますが、実はそうではありません。

ポラロイド社製から発売されているインスタントカメラを「ポラロイドカメラ」と呼び、それ以外のインスタントカメラはメーカー各社によってそれぞれ発売・ネーミングされています。

ポラロイドカメラは撮ってすぐプリントされる

スマホやデジカメが普及されるほんの少し前まで、インスタントカメラは若い人たちを中心に生活に浸透していました。

先にも記載した「チェキ」が最たるものでしょう。このチェキを中心にしたインスタントカメラ、ポラロイドカメラが 最近再び若い女の子たちの間で再燃しています。

理由はいくつかありますが、コロンとした見た目が可愛いというのも一因です。

インスタントカメラで撮影しているところを自撮り、または撮ってもらってその画像をインスタグラムにアップする「インスタ映え」狙いも多いです。

ポラロイドで撮影すると”ポラロイドならではのアナログ感やアート感が出ていい感じに撮れる”のも理由のひとつでしょう。予想外の写真が撮れたりと、偶然性の楽しみが起こるのがポラロイドならではの楽しみ方です。

なんと言っても 「撮った写真がすぐに本体から出てくる。」のが人気の一番の理由でしょう。ジジジっと写真が出て、色が浮き上がるまでの少しの待ち時間もお楽しみのひとつです。

「このアナログ感がたまらない。」と、ポラロイドカメラファンが多いのもうなづけます。

ポラロイドカメラはメーカーによってフィルムが違う

日本製であれば、1999年に展開された富士フィルムの商標であるインスタントカメラ「チェキ」は、発売された当時は斬新で一気に人気が爆発しました。ミレニアム以後誕生した若者でご存知の方も多いでしょう。

「ポラロイド」と「チェキ」では何が違ってくるのでしょうか。それは”フィルム”です。

ポラロイドカメラのフィルムの規格は10.8×8.8cmに対し「チェキ」instax mini のフィルム規格は8.5×5.4cmと ポラロイドの方がフィルムサイズが大きくなっています。

サイズだけでなく、フィルムの特性も大きく異なります。まずポラロイドカメラではカラーやモノクロフィルムがあるのはもちろんのこと、高感度・低感度もあります。

一方でチェキは人気キャラクターとコラボレーションするなど”今風”にこだわった多彩なラインナップを展開しています。

気になるフィルム1枚の単価ですが、ポラロイドの方が高く、チェキはリーズナブルに設定されています。チェキでは スマホで撮った画像をチェキのフィルムを使用して 即プリントできるプリンターも発売されています。

機能が多彩なポラロイドカメラも発売されている

オートフォーカス機能と強力な内蔵型フラッシュも備えられており、長時間持続可能なバッテリー、簡単なUSB充電、セルフタイマー搭載といったハイスペックなポラロイドカメラもリリースされています。

ポラロイドsnapシリーズでは、撮影と同時にデータ保存もできる「Polaroid snap」も話題です。

最大の特徴は、通常のポラロイドカメラのように 撮った写真をその場ですぐプリントができるだけでなく、misroSDカードにデータ保存ができる事です。

保存したデータをインスタグラムなどのSNSへ簡単に写真投稿することができるため、若い人たちを中心に話題になりました。お昼の時間帯の人気情報番組でも取り上げられたこともあります。

ポラロイドカメラおすすめ3選

富士フィルム チェキ instax mini 8+

チェキシリーズにラインナップされる商品で、現時点では富士フィルムに於いて最も安いインスタントカメラですが、豊富な機能でコストパフォーマンスは抜群です。

スマートフォン2個持ち程度の重さで、バッグにインしても楽に持ち運べるお手軽サイズです。

電源ON→自動明るさ調整ダイヤルを合わせる→シャッターを押して撮る たったこれだけの3ステップで、誰でも手軽に扱えるシンプルさが特徴です。使い方が至って簡単なため、ファーストインスタントカメラとして初心者にもおすすめの1台です。

晴天・夜間・屋内に対応。明るさ調整ダイヤルを少し回して 美白写真を撮ることもできます。また レンズ横にミラーも付いているので、ミラーを見ながらの自撮りも可能です。

フラッシュは常時発光で、この辺りは難しい技術は不要です。あくまでも「シンプルでわかりやすい」初心者向けのインスタントカメラであり、撮影者を選ばずだいたい同じクオリティーで写真が撮れます。

バッテリーは 単三アルカリ乾電池2本が付属されています。カラーバリエーション豊富なのもオススメポイントの一つです。

ライカ ゾフォート

カメラマニアの間で根強い人気の「ライカ」が なんとインスタントカメラで体験できる、ハイスペックなカメラです。

この「ライカゾフォート」は一眼レフカメラを持っているようなマニアックな方でも満足できる 高機能インスタントカメラです。

写真モードの切り替えが豊富で、風景や人物にとどまらず スポーツやペットなど動きの速い被写体も撮影可能です。

またプログラムモードで設定されている焦点距離と関係なく 自分好みで調節も可能なので クオリティーの高い趣ある写真づくりもできます。

Polaroid Originals OneStep 2

ポラロイド社から1977年に発売された 元祖OneSteoの復刻モデルです。そして一番のポイントは 仕上がった写真のレトロ感でしょう。何ともノスタルジックな味のある写真が撮影できます。

機能的にも タイマーボタン、自動フラッシュ機能、フィルム残量表示機能など ひと通り揃っています。充電はMisro-USBケーブルスロットが搭載されています。

使い方もとてもシンプルなので、初心者にも扱いやすい、ポラロイドカメラの原点とも言えるカメラです。レトロ感たっぷりのフォルムとデザインも インテリアに馴染んでいい感じだとして人気があるようです。

ポラロイドカメラについてのまとめ

  • インスタントカメラでも、アート感を出したいならポラロイド社製のポラロイドカメラがおすすめです。
  • レトロなフォルムが好きで、ポラロイドカメラの王道である1977年に発売された元祖OneSteoが気になる人は、復刻版として復活した「Polaroid Originals OneStep 2」がおすすめです。
  • ファーストインスタントカメラとして、とにかく簡単に気軽に使いたいなら 富士フィルムの「チェキ」シリーズがおすすめです。
  • 動きのある被写体や、マニアックな写真を撮りたいなら ライカ「ゾフォート」がおすすめです。
  • 撮った画像のデータ保存がしたい、そのままインスタグラムなどのSNSへ簡単にアップしたい人には「Polaroid snap」がおすすめです。