こちらの記事は2018年10月25日の記事を2020年5月19日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・bdレコーダーの選び方にスマホと接続できるなどその他の機能性で選ぶを追記いたしました。
・おすすめのbdレコーダーを2020年5月19日の情報に更新いたしました。

日々の生活の中で、娯楽やニュースなど様々な目的でテレビは利用されています。

テレビを観ることにより、会話のネタになったり生活の知恵などが身に付くためテレビを持っている家庭は多いです。

そのテレビ番組を録画するために使用されるのが、ブルーレイディスクレコーダー(以下bdレコーダー)となります。高画質で録画できるので、テレビが好きな人にとって必需品といっても過言ではありません。

また、プレイヤーとしてもDVDを再生する際に利用することが可能だから1つ持っていても損はないと言えます。

テレビが好きな人に特におすすめなbdレコーダーですが、意外と選び方が分からない人も少なくありません。

選び方のポイントを理解していないと、購入した後にこの機能が欲しかった…と考え、後悔する可能性があります。

そこで今回は、bdレコーダーの選び方などを解説します。是非、参考にしてください。

bdレコーダーの選び方

bdレコーダーをどのように使いたいかによって、選び方も変わります。自分がどんな使い方をしたいかを整理してから、機能などを見ましょう。

下記に、具体的にどんな選び方があるかを紹介していきます。

用途で選ぶ

最近のbdレコーダーは、チューナー(番組を受信するもの)が複数搭載されているものが多いです。

チューナーが複数搭載されているbdレコーダーは、複数の番組を同時に録画することができます。

ですから、自分が録画したい番組の放送時刻が重なってしまった場合でも気兼ねなく複数の番組を録画することが可能です。

また、家族が大人数・色んな番組を視聴することが好きな人は、2チャンネル同時に録画する機能より全局録画対応モデルのほうが向いているでしょう。

あまり録画することがない人でも、スポーツ中継など延長により放送時間がズレる可能性のある番組を観る場合は、複数同時に録画できるbdレコーダーがおすすめです。

できるだけ、同時録画可能番組数は2チャンネル以上のものを選ぶほうがテレビを快適に視聴・録画できます。

HDDの容量で選ぶ

bdレコーダーにたくさん録画する番組がある場合は、HDDの容量が大きいものを選びましょう。

目安としては、1TBなら地デジ放送を約100時間録画可能ですのでこの数字を基準にすることがおすすめです。

半分の500GB=約50時間、2TB=約200時間と録画できる時間が分かりやすくなります。

もう少し多めに録画したいなら、画質を落とすと言った工夫をする必要があります。

逆に、高画質のBS/CS放送をよく録画する人ならば1TBより大きめの容量がベストです。基本的に、容量の余裕があるほうが使いやすくなります。

自分の良く観るテレビ番組、録画した後に視聴するまでの期間をしっかり考慮したうえでHDD容量を確認することが大事です。

画像補正機能で選ぶ

bdレコーダーに、4K映像に対応したものが増えています。

しかし、4K映像のコンテンツは意外と少なく番組の画質が急に変わると言うことはありません。

そのため、4K対応テレビを持っているなど何らかの理由がない限り4K映像に対応しているかを重視する必要はないです。

一方、画像補正機能は、画質にこだわりがある人なら購入したいbdレコーダーに搭載されているかを必ず確認したほうがよいでしょう。

アップコンバート・ノイズ除去・躍動感のある動きがスムーズに表示されるなど、画質補正機能があるとスポーツ中継(動きが激しい映像)も綺麗に映ります。

また、画像補正機能が搭載されている製品だと、低画質な画像もクリアに補正されるので過去に録画した映像がくっきり美しい画面に変貌します。

加えて4K対応テレビを持っている場合、4Kの画質をあますことなく引き出す製品を購入すればより綺麗な映像を楽しむことが可能です。

スマホと接続できるなどその他の機能性で選ぶ

bdレコーダーにはスマホなどの機器と接続できる機能を持った商品があります。

例えば、スマホとbdレコーダーを連動させることで、録画した番組を外出先でもスマホで視聴できたり、録画予約をスマホから行えるなど様々な便利機能があります。

1台のスマホだけでなく複数のスマホと接続できるものなら、家族全員で機能を楽しむことも可能です。

また、無線LANを使用することで、家のどこにいても操作ができる商品もあります。

外出先でもテレビ番組を楽しみたい方は購入の際にチェックしてみましょう。

bdレコーダーをメーカーで選ぶ際のポイント

テレビのメーカーに合わせてbdレコーダーを選択する方法もあります。

メーカーごとに色んな特徴があるため、その特徴を把握することでよりbdレコーダーが購入しやすいです。

例えば、4K画質までのアップコンバートを搭載していることが多いメーカーは、ソニーやパナソニックです。

東芝やシャープは、似たような機能を搭載することにより他のメーカーに負けないようなbdレコーダーを販売しています。それを踏まえて、メーカーの特徴を説明します。

高画質録画ならパナソニック製がよい

高画質録画をウリにしている「DIGAシリーズ」が、特に人気のあるメーカーです。

また、次世代のブルーレイ規格「UltraHD」にも対応しているため、高画質にこだわりがある人に支持されています。

他の機能も優秀となっており、10チャンネルを20日以上録画できるbdレコーダー・機械に弱い人でも簡単に使えるbdレコーダーなど、多種多様な製品がラインナップされていることも特徴です。

多機能で選ぶならソニーがよい

多機能な「BDZシリーズ」で、有名なメーカーです。

独自機能をウリにしており、テレビ番組の予約ランキング・視聴数を知ることができる機能などあると嬉しい機能が搭載されています。

スマホ・タブレットで録画した番組をチェックできる機能、リモートを利用して録画できるなど様々な便利機能があるので、bdレコーダーを使うことがさらに楽しくなるでしょう。

タイムシフト機能なら東芝がよい

約80時間分を全て録画できる「タイムシフトマシン」機能が特に有名なメーカーです。

優れた録画性能・録画容量なので、テレビを録画することが多い人なら、こちらのメーカーの製品を一度はチェックしたほうがよいと言えます。

また、パソコンを使って簡単に編集できる機能も搭載されています。

シンプルさを求めるならシャープがよい

シンプルで使いやすい、「AQUOSシリーズ」で有名になったメーカーです。

シャープ独自機能「ドラ丸」は、自動でドラマだけを録画することができる機能となります。ドラマが好きな人なら、こちらのメーカーが特におすすめです。

SeeQVault対応のbdレコーダーは容量の余裕が大きい

録り貯めしていくうちにHDD容量が足りなくなった…という人は、外付けHDDで容量を増やすことがベストです。

しかし、外付けHDDに対応していないbdレコーダーも少なからずあるためしっかりチェックしましょう。

外付けHDDは、これまで「録画したレコーダーでしか番組を視聴できない」と言われていましたが、SeeQVaultと呼ばれる共通規格が誕生したことで他の機器に引き継ぐことができるようになりました。

ですから、外付けHDDに保存した番組を別の機器に引き継ぎたい人は、SeeQVaultに対応したbdレコーダーやHDDを選ぶことが必須です。

おすすめのbdレコーダー

パナソニック DMR-2CT101

パナソニック DMR-2CT101は、どこでもディーガというスマホの専用アプリと連動させることができ、スマホで録画番組を視聴できたり、放送中の番組をスマホでリアルタイムで楽しめるなど様々な機能を使用できます。

スマホで撮影した写真や動画をディーガに保存することで、離れた場所にいる家族や友達にデータを送ることができ、テレビでの試聴も可能です。

また、3番組同時に録画することができ、録画番組の見たいシーンをリストから選んで視聴できる機能など録画番組を楽しめる機能も充実しています。

お部屋ジャンプリンクという機能を使用すれば、無線LANを介して、家のそれぞれの部屋にあるテレビに録画した内容を転送することができるため、家中どこでも番組を楽しめます。

録画番組を外出先でも楽しみたい方や、家族と共有したい方におすすめの商品です。

SONY BDZ-FBW1000

SONY BDZ-FBW1000は、4Kチューナーが内蔵されているため、4K放送でも2番組同時に録画することができます。

4K放送に対応した長時間録画モードが搭載されており、4K画質でそのまま録画できるDRモードでも最大約65時間録画可能です。

4Kブラビアモードに接続すれば、視聴している映像に合わせた出力に自動で調節してくれます。

また、Video&TV SideViewというスマホアプリをダウンロードし、出先でも録画予約を行える機能を無料で利用でき、Androidの場合は463円(税抜き)、iOSの場合は556円(税抜き)を初回時に払うだけで、録画した番組を転送して好きな場所で視聴できる機能などを利用できます。

4K放送を余すことなく楽しみたい方におすすめです。

東芝 DBR-M3009

東芝 DBR-M3009は、6チャンネルを最大約11日分録画することができるタイムシフトマシン機能が付いている商品です。

リモコンの過去番組表から11日間の番組を選択して後から見ることができるため、録画し忘れなどの心配がないでしょう。

また、チャプターを選択し自動でスキップ再生をしてくれる「らく見モード」や、1.3倍速で再生を行ってくれる「らく早見モード」など再生面の機能も充実しています。

スマホdeレグザというアプリを使用すれば、外出中でも本体に録画した番組をいつでも視聴可能です。

録画したい番組が多かったり、録画し忘れが多い方におすすめとなっています。

bdレコーダーについてのまとめ

  • bdレコーダーは、「用途」「HDD」「画像補正機能」「メーカー」「SeeQVault対応」かをチェックしましょう。
  • おすすめのメーカーは、パナソニック・シャープ・東芝・ソニーです。
  • 画像補正機能があれば、昔の映像も綺麗に映ります。
  • SeeQVault対応だと、他の機器に引き継ぐことができます。