こちらの記事は2019年1月18日の記事を2020年4月21日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・有線ルーターのおすすめ製品を2020年4月21日の情報に更新いたしました。

現代では複数あるパソコンやタブレット端末、スマートフォンなどを一つのインターネット回線を利用して接続するため、自宅にLANを設置する方法が主流です。

それに伴い有線ルーター無線ルーターというワードもよく耳にします。しかしそれぞれどのような特徴があり、またどう違うのかいまいちわからないという人も多いのではないでしょうか。

また、速度やセキュリティーの観点でも気になることが多いと思います。そこで今回は、有線ルーターと無線ルータの違いを含め、主に有線ルーターのメリットとおすすめ商品をご案内いたします。

有線ルーターは接続した機器をインターネット接続するもの

インターネット接続などと聞くと、苦手意識を持ってしまう人も少なくありません。そこで有線ルーターの特徴を初心者でもわかりやすくご説明いたします。

簡単に言うと、ルーターの機能はLANルーターに接続されている端末機器を、外部のインターネット回線に接続したり端末機器どうしで通信できるようにするためのものです。

有線ルーターは同時に4つの機器を接続することができる、四つのポート付きがメインとなっています。速度が無線ルーターと比べて安定しやすいのも有線ルーターのメリットでもあります。

光回線を使用する場合にはGigabit対応の物を選びましょう。

有線ルーターは数千円で購入できるものが多く販売されていますが、基本的な機能だけが付いているオーソドックスなモデルやセキュリティーに特化したもの、多機能付きモデルなどもあり機能が多くなるほど価格も上がります。

そしてホームネットワークを構成する中心装置でもあります。端末機器をインターネットに接続したりする以外にも、端末機器どうしで通信させることもできます。

機器どうしをつなぐための接続ポートの役割として、インターネットに接続するためのモデムなどをつなぐWANポートと、端末機器をつなぐ通常四つのLANポートを備えており、LANポートの数が足りない場合にはHUBを追加接続してLANポートの数を増やせます。

無線ルーターとの違い

ルーターと端末がケーブルでつながっているのが有線ルーター、ルーターと端末がケーブルでつながっていないのが無線ルーターと考えるとわかりやすいです。

要は線(ケーブル)があるかどうか、です。もっと詳しく説明しますと

有線ルーターはルーターと各端末・周辺機器をLANケーブルにて接続しネットワーク形成する接続方法で、無線ルーターはルーターと各端末・周辺機器を無線接続にてネットワーク形成する接続方法です。

また無線LANとWi-Fiは 同じ意味合いで用いられていると思っている人が多いですが、Wi-Fiは無線LANに設けられている通信規格の一種です。
しかしながら現在では、これら2つはほぼ同じ意味として使われていると言えます。

有線ルーターのメリットは回線の安定など

冒頭でも触れましたが、ここで有線ルーターのメリットを改めてご案内します。

有線ルーターのメリット
・無線ルーターより速くて安定した通信速度でインターネット通信ができる。
・情報量の多い通信に適している。
・有線のため、不法アクセスなどでデータを読み取られてしまうリスクが無線に比べて低い。
・有線ルーターは比較的安価である。

有線ルーターの選び方のポイント

数ある有線ルーターの中から商品を選ぶ際のポイントになるポート数・回転速度・セキュリティー面をご紹介します。

有線ルーターの選び方:ポートの数

有線ルーターには ケーブルを挿し込む部分であるポートが基本四つついています。このポートがあることでパソコンと他の機器を同時につなぐことが可能です。

しかし、万が一四つ以上のポートが必要となった場合でも、スイッチングハブを用いて増設ができます。

有線ルーターの選び方:回転速度

有線ルーターの回線速度はMbps(メガビット)やGbps(ギガビット)という単位で表します。回転速度はこの単位が高いほど速くなります。

プロバイダー契約を確認して当てはまるギガがあれば、Gigabit対応の有線ルーターを選びましょう。シューティングゲームなどのプレイでも 回線のわずかなラグの影響を受けずに最速で快適に楽しめます。

有線ルーターの選び方:セキュリティ

一般的な有線ルーターには 不正アクセスを防ぐファイアウォールや、通信セッションンを終了すると全ポートを閉じる機能がついています。

さらにセキュリティーに特化したモデルならば、何か問題が発生した際メールでお知らせしてくれるなどの安心の機能もついています。

有線ルーターのおすすめ製品

アライドテレシス AT-AR1050V

アライドテレシス AT-AR1050Vは、小規模オフィス向けの有線ルーターで、IPv4 over IPv6という次世代インターネット接続サービスにも対応しておりコスパのよい商品です。

USBポートを用いて、通信端末を接続することで、3G/LTEのモバイルインターネットが利用可能です。

また、Webベースや、CLI設定を使用すれば、Webブラウザーから簡単に様々な設定を行えるのはもちろんのこと、ダッシュボードから管理や監視も行えます。

信頼性・安全性も高く、セキュリティ面に不安がある方でも安心して利用できるでしょう。

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アライドテレシス
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PLANEX VPN-41FE-OV1

PLANEX VPN-41FE-OV1は、携帯などのモバイル機器に適したOpenVPN専用の有線ルーターです。

使用する機器に性能が左右されないため、通信速度が低下する心配もなく、安全性も高くなっています。

VPN接続を採用しており、出勤時や外出時でも自宅のネットワークにアクセス可能です。

シンプルでコンパクトな形状をしているため、部屋やオフィスなどにも設置しやすいでしょう。

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プラネックス
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エレコム BRC-FEBK

エレコム BRC-FEBKは、最大98.8Mbpsの有線通信が可能で、光ファイバーなどのインターネット回線に最適な有線ルーターです。

自分が使用している回線の種類がわからない方でも自動で回線の種類を判別してくれるため、誰でも気軽に利用可能です。

また、MACアドレスフィルター機能を搭載しているため、特定の単語を含むURLにアクセスできないようにしたり、インターネット接続が可能な機器を制限できるなどセキュリティ面も充実しています。

PCやゲーム機など様々な機器に対応しています。

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ELECOM
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有線ルーターについてのまとめ

  • 無線ルーターより速くて安定した通信速度でインターネット通信ができます。
  • 動画など情報量の多い通信に適しています。
  • 不法アクセスなどでデータを読み取られてしまうリスクが無線に比べて低いです。
  • ケーブルを挿し込むだけでインターネットに接続ができる有線ルーターですが、昨今は無線ルーターに押され気味なのも否めません。
  • 無線ルーターという選択肢がある中で、有線ルーターは現在製造中止に追い込まれて販売数が年々減っていますが、アイオーデータとバッファローの2社からは今でも販売されています。
  • しかし、セキュリティー面では無線ルータに比べて安心なので、まだまだ根強い人気が続くでしょう。
  • 有線・無線共にそれぞれメリットとデメリットがありますが、最近では両方を効率よくご使用になる人も増えているようです。
  • 常時接続が必要なものは有線、ノートパソコンなどは無線というように 使用目的に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。
  • また有線ルーターは 無線ルーターに障害が出てしまった時の予防策にもなり得ます。
  • セキュリティー面が特に不安な方はぜひ、有線ルーターをお使いください。